髪はファッションのためだけではない?

中から外から美肌・美髪つくり

ツヤツヤのモテ髪を手に入れよう!

第31回 髪はファッションのためだけではない?

ヘア・スタイルを作るのは、ファッションのためだけではありません。今回は「なぜ髪が必要か」を考えてみましょう。

髪本来の役割
 まず、髪の毛は太陽から頭皮を守ります。体のパーツのうちで太陽の光や熱に一番近い部分である頭部を、毛が保護する役目を持っているのですね。暑さ・寒さといった気候からも頭を守ってくれています。さらに深く考えると、これは「脳」を紫外線や太陽光線、外的環境の影響から守ってくれているということなのです。
 また、髪は外部の衝撃から頭部を守るクッションの役割もあります。衝突のショックを直に受ける坊主頭はケガをしやすいというわけです。
 ほかにも、髪には動物のヒゲと同じように知覚神経も付随しているので、刺激を受け取る感覚器の役割も果たしています。手足と似ていると考えると分かりやすいでしょう。
 これらのことからも分かるように、髪を健康に保つことは身体にとっても大きな意味があります。

人種による髪質の違い
 皆さんもご存知のように、人間の髪は人種によって質が違います。その理由は、その土地の紫外線の量に関係しているということが分かっています。
 赤道直下の地域では紫外線が強いので、そのため東アジア地区の人種の髪はメラニン色素の量が多く、硬くて縮れている人が多いようです。赤道から離れていく(紫外線が少なくなる)につれて、髪の色が薄くなり毛が細くなっていく傾向があります。
 きっと人間は長い時間をかけて進化し、髪質もその土地の環境に合うように変化したのでしょう。いつか私たち日本人もオーストラリアの気候に慣れ、例えば数百年かけて適応する日が来るのかもしれません。
 これからますます暑い季節になりますので、髪型を考えると同時に「髪は頭を守っている」ということを忘れずに、帽子や日傘で少しでも守ってあげてくださいね。

美容師 ユキヒロ
Mu Hairdressing Annerley Salon
東京都出身。代官山、恵比寿で美容室展開後、2008年パースでオーストラリア第1号店をオープン。一時日本帰国するも、10年にブリスベンで美容師として再出発。13年にはゴールドコースト店オープン。ただいまオージー美容師育成中。
Web: muhd.com.au
髪についての悩みや疑問など下記アドレスまでご応募ください。
Email: nichigopress@gmail.com 件名:髪への質問

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