「食事バランスガイド」の活用方法

オーストラリアでヘルシー・ライフ

健康生活応援団

オーストラリアでヘルシー・ライフ

 先月号は私たちの「食」をめぐる現状に警笛を鳴らすべく、「食育」の重要性を取り上げました。今回も、ご自身の健康について、今一度見つめ直す機会として、さらに具体的に食事の量やバランスが分かりやすく示された「食事バランスガイド」の活用方法をご紹介します。あなたの食事は大丈夫 ? 食事バランスをチェックしてみましょう !
 厚生労働省と農林水産省により策定された「食事バランスガイド」は、1日に「何を」「どれだけ」食べたらいいのか、そして、望ましい食事の組み合わせがひと目で分かります。また、細かいカロリー計算は全く不要です。
 イラストのイメージは日本で古くから親しまれている「コマ」。どの食品が欠けても多過ぎてもバランスが崩れ、コマが倒れてしまいます。
 まず、コマの上を走っている人がいます。回転することで初めてコマが安定するように、食事だけではなく「適度な運動は欠かせない」ということです。次に、コマの軸になる水やお茶といった「水分」は食事の中でも欠かせない存在です。そして、コマを回すためのヒモは、お菓子や嗜好飲料です。私たちの食生活も「少しの楽しみ」がないとつまらないように、適度な量と頻度を心得ることが大切です。子どもから大人まで、この部分が過剰になり食生活の乱れを招く要因になっているので要注意です。
 コマの中は、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つに区分してあり、1日に必要な分量と料理例が示されています。
 表を参考に自分の適量を知り、日ごろの食事内容と比較してみてください。手軽にあなたの食事バランスがチェックできますよ。
 インターネットで食事バランスのチェック・ブックがダウンロードできたり、音声付きで楽しくチェックできるサイトもあります。そして、男性の肥満者、単身者、子育てを担う世代を対象に、より効果的な活用方法も掲載されています。

オーストラリアでヘルシー・ライフ※身体活動のレベル「低い」 -一日のほとんどが座位。「ふつう」-座位の仕事が中心だが、歩行、軽いスポーツなどを1日に5時間程度は行う
オーストラリアでヘルシー・ライフ※SVとはサービング(食事の提供量の単位)の略

 日々の食事に活用し、あなたのコマを正しく回しましょう !
 皆さんの健康生活応援します !
※基本形は2,000~2,400kcal、座位の仕事で運動習慣のない男性の1日分の適量。
■参考ウェブサイト
厚生労働省:www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/eiyou-syokuji.html
このページ内の<内閣府「政府オンライン」>をクリックすると、本文で紹介した音声付きチェックができます。
農林水産省:www.maff.go.jp/j/balance_guide/b_about/index.html


オーストラリアでヘルシー・ライフ

プロフィル 佐古しのぶ
日本で管理栄養士として病院や保育園に勤務後、渡豪。パーソナル・トレーナーの資格を取得し、伝統的日本食の紹介や栄養コンサルティングを展開。現在はシドニーの「Cook and Phillip Fitness Centre」に勤め、食事と運動の両面から健康作りのサポートを行う。
Web: www.cookandphillip.org.au
Email: shinobusako@gmail.com

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