【PR】シドニー日本人学校・井川新校長&ジョーディ教頭インタビュー

世界に80以上ある日本人学校の中で英語圏の学校として唯一「国際学級」を併設し、最もグローバル化している日本人学校とも言われるシドニー日本人学校が、来年の5月に50周年を迎える。めまぐるしく変化する時代の流れの中で、シドニー日本人学校は今後どのような方向を目指していくのか。4月に赴任した井川信也新校長と「国際学級」を指導するジョーディ・ホーニグ教頭に話を聞いた。(インタビュー・写真=馬場一哉)

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次回のオープンデー 6月5日(火)9時50分より 7月3日(火)9時50分より

──井川校長、赴任後1カ月が経過しましたが、シドニー日本人学校はいかがですか。

井川信也校長(以下、井川)「やはり国際学級の存在が大きいですね。世界中に日本人学校は80ほどありますが、中に入ればほとんど日本人環境というのが実情です。しかし、シドニー日本人学校は、世界でも唯一、英語圏での国際学級を持つ学校ということで職員室でも教室でも日本語と英語が飛び交っています。これは日本人学級でも同様でその点で、学校全体のグローバル環境という点では一歩先んじていると思います」

──井川校長はシカゴの日本人学校にもおられたと聞いています。

井川「20年ほど前にシカゴの日本人学校で教鞭を取っていました。元々は中学校の理科の教師でしたが、管理職になると、それぞれ幼稚園、小学校、中学校の校長と、幅広い世代の子どもたちを教育する機会に恵まれました。その後、役所での児童虐待問題への取り組みなどの経緯を経て今回シドニー日本人学校に赴任しました」

──2020年には小学校でも英語が必修科目として導入されるようになるなど、日本の教育システムが大きな変化を迎えるこのタイミングで井川校長に白羽の矢が立ったわけですね。シドニー日本人学校も来年創立50周年という節目を迎えますが、今後どのような方向に進んでいくべきとお考えですか?

井川「以前より本校は、国際化に先駆け、バイリンガル教育を行ってきましたし、それは誇れるところでもあります。しかし、世界の変化の流れはますます速くなっているので今、私たちが求められているニーズに合っているのかなど、改めて内容を見直す時期に来ていると思っています」

──なるほど。ところでこの50年間でシドニー日本人学校が築き上げてきたもの、貢献してきたものは何だと思われますか。また、次の50年でオーストラリア、日本を含めた現在のグローバル社会にどのような貢献ができるとお考えですか。

授業はスマートボードなどデジタル・テクノロジーも駆使して行われる
授業はスマートボードなどデジタル・テクノロジーも駆使して行われる

ジョーディ・ホーニグ教頭(以下、ジョーディ)「学校の創設以来、私たちの児童は日常的な語学レッスンを体験し、日本とオーストラリアそれぞれの文化イベントを祝うなど多文化共生を肌で感じながら学んできたため、他人や多文化を受け入れる能力に長けています。また本校では日本やオーストラリアだけではなく、中国、ドイツ、ギリシャ、イタリアなど多くの児童を受け入れています。これは50年間ずっと続いてきたことです」

井川「オーストラリアと日本を結ぶ数多くの卒業生が巣立っていく中、日系企業の増加もあり、学校も大きくなっていくなどオーストラリアとの蜜月時代がありましたが、この50年で日本の経済は大きく動きました。そんな中、オーストラリア人の日本語への興味が薄れていったのも事実。次の50年では、再度、日本のクオリティーやカリキュラムのきめ細やかさなど、シドニー日本人学校独自の教育を見直し、知ってもらいたいと思います。オーストラリアの良いところ、日本の良いところを両方持っているのがシドニー日本人学校です。本校の教育を受けた卒業生が、本当の意味でのバランスの良い人材になることを願っています」

──現在のオーストラリアの家庭、日本の家庭で期待する学校像とはどういうものだとお考えですか?

日本から著名人が訪問する機会も少なくない。写真は17年2月、宇宙飛行士の野口聡一氏が講演会で訪れた際のもの
日本から著名人が訪問する機会も少なくない。写真は17年2月、宇宙飛行士の野口聡一氏が講演会で訪れた際のもの

ジョーディ「日本とオーストラリアは共に、人生における子どもの学校教育をますます重要視するようになってきています。そんな中、ニュー・サウス・ウェールズ州教育基準局はグローバルなコミュニケーション力や創造性、問題解決能力、推論力に焦点を当てています。これを実現するために、本校ではスマートボードや、クロームブックなどデジタル技術を最大限に活用しています」

井川「日本からいらっしゃるご家庭でも現地校や本校の国際学級を望む方が増えています。今のグローバル化の時代の流れで、英語が最低限必要なツールとなってきているからでしょう。ただし、現地校で英語だけに没頭している間に、重要な基礎学力の部分が身に付かない可能性もあります。本校では基礎学力もしっかり身に付けさせる土壌はありますが、言語や基礎学力の教授方法や、頻度を更に強化していかなければと考えています。オーストラリアという多文化共生の中で、実は、英語しか話せない人びとはたくさんいます。また、現在の議会の9割がアングロサクソン系という事実から考えても、オーストラリアは、本当の意味での多様化が必要です。その中でアジアのリーダーとして発展してきた日本という国をもう一度意識して見直すことはとても大事です。そういった部分を発信していくリーダーに本校はなっていかなくてはならないと考えています」

──最後に、入学を検討されているご家庭の方にひと言お願いします。

50周年を機に学校のロゴや制服を一新した。写真は女子生徒の新制服
50周年を機に学校のロゴや制服を一新した。写真は女子生徒の新制服

ジョーディ「本校では勉学以外にも著名人を招待したイベントや遠足、キャンプ、国際スポーツ・デーやセレモニー、音楽コンサート、放課後の活動の選択など、さまざまなイベントを提供しています。そういったところも本校の魅力の1つです。ぜひウェブサイトなどもチェックしてみてください」

井川「より多くの方に来て頂き、良い教育ができるようにもう一度、世の中や保護者、教職員の意見に耳を傾けて、その本当のニーズを探り出すところから始めるつもりです。本校がオーストラリアの学校や日本の学校と大きく異なることは、教員のきめ細やかさとアットホームな環境。子どもたちは互いに良いところを学ぶことができます。ぜひその点を生かして、今のニーズにあった学校作りをしていきたいと思っています。興味がある方はぜひ一度シドニー日本人学校に見学にお越しください」
(5月15日、創立記念日の日本人学校で)


シドニー日本人学校
112 Booralie Road Terrey Hills NSW 2084 Australia
Tel:02-9450-1833
Web: www.sjis.nsw.edu.auwww.facebook.com/SJISAU

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