【特集】気になる「あの人」に注目!インタビュー(マンシィ圭子さん、シュウ・ヤマナシさん)

PR 各方面で活躍中の日本人にインタビュー

旅行先としても定住の地としても人気のオーストラリア。日本からオーストラリアを訪れ、異なる文化や風土に刺激を受ける人も多いのでは。今回は、そんなオーストラリア滞在や在住の経験を持つ日本人にフォーカス。ビジネス・パーソンからパフォーマーまで、日豪両国での経験を通して語られる人生観や興味深いアドバイスに、新たな発見があるかもしれない。

マンシィ圭子さん、
シュウ・ヤマナシさん ▶▶▶

マンシィ圭子さん

助けてもらった分、今度は自分が誰かの力になりたい

元々前向きで物事をポジティブに考える圭子さんだが、今まで想像を絶するような苦労を経験してきた。しかし周りの人たちに助けられ、オーストラリアでシングル・マザーとして生きて、何事にも物怖じしない、しなやかさと強さを身につけたそうだ。「今度は私が誰かのために行動する番」と意気込む。「特に私たちのような移民の人びとや女性、子どもたちをサポートしていけるような団体、サポート・グループを今後立ち上げるのが私の夢です」と語ってくれた。


絶望しても希望を捨てないで欲しい

ブリスベンを拠点に不動産会社のエージェントとして働く圭子さんは、シングル・マザーとして2人の子どもと暮らしているが、現在に至るまでにさまざまな苦労を体験してきた。

「1人の人間が生きていく時、そこにはさまざなドラマがあり、自分が生まれ育った場所から遠く離れて、言葉や文化、習慣などが大きく異なる環境で生活するとなればなおさらです。その中には良いことも、悪いこともあるでしょう、それでも今日も明日もその先も生きていかなければなりません。だからこそ、どんなに大変なことがあったとしても必ず最後には良いことがあると信じて、希望を捨てずにポジティブに考えて欲しいです」と語る。

現在の住まいへ引っ越してきた当初、当たり前だが誰も知っている人はおらず、周りに住んでいる日本人もいなかったので、心細く将来に対して不安を感じていたそうだ。しかし前向きに考えて暮らすうちに、徐々に新しい環境に慣れていった。「近所に住んでいる人たちに、随分助けてもらいました。でも彼らにとっては当たり前のことなんですよね。目の前に困っている人がいるなら、手を差し伸べて助けよう。もし自分が助けられないのなら、助けることができる別の人を一緒に探そう。心の底からそう考えて行動している人たちです。でもオーストラリアだからとか、私が外国人だからとか、きっとそんなことは関係なく、人間なら誰しも同じことを考えると思います。たまたまかもしれませんが私の周りには、考えるだけでなく行動する人が居たのかもしれません。でも彼らの行動は私に大きな救いと、影響を与えてくれました」と話す。

「自分が本当に困ってどうしたらいいのか分からない時でも、自分の周りには誰かが居ます、そしてきっと助けてくれたり、一緒になって考えてくれるはずです。私はそのようにとてもたくさんの人たちに助けられてきました。だから今まで助けられた分を恩返ししなければと思っていますし、今度は私が困っている人を助ける番だと思い行動しています」

それでも誰かの助けになりたい

「例えば、母親が自分の子どもと無理心中を図ったという悲しいニュースを聞いたりすると、とても胸が痛みます。別の解決方法がなかったのか、周りに助けてくれる人はいなかったのかなど、自分の経験と重ねて考えてしまいます」と語る。だから今度は自分が困っている人を助けたいと願うようになった。

圭子さんの昔からの大親友の佳代さんは「年を取るとたくさんの苦労と経験を通して成長した分、きっと多くの人の力になれる」と励ましてくれた。しかし同時に、とても尊敬している人生の大先輩からは「考えが甘いのではないか」と言われ、困っている人たちのための行為でも、結果としてその人たちが求めているものと違うこともあるのではないかと悩んだそうだ。さまざまな人に相談し、意見を聞いて「それでも本当に助けを必要としている人がいるならば、力になりたいし行動したい」と話す。

元々前向きに考えるタイプだったが、いろいろな経験を通してタフになったという圭子さん。物怖じせず、困ったことがあっても笑い飛ばせるくらいになったことから、笑うことはとても大切で、人間にしかできないことだと再認識したそうだ。悩んでいる人たちが1人でも多く笑顔になって、良い方向へ進めれば、と語る。

「私は常々、一期一会を強く感じながら生きていて、誰かとお話をさせていただく時はいつも『何を学べるのだろう?』とワクワクしています。人間は全ての人が平等と考えているので、誰に対しても動じることがないのだと思います。今後はいろいろな経験を通して学んだこと(オーストラリアの法律、サポート・システム、マルチカルチャリズムなど)を多くの方々に広めていけたらなと思っています。常に自分にも他人にも正直に誠実に生きるというのが私のモットー。将来、サポート団体を作っていくという、自分の今後の目標に向かって進み始めたばかりですが、人のためになれればと考えて行動していきます」と力強く語ってくれた。もし悩んだり話を聞いて欲しくなったら圭子さんにメールで相談してみては。きっと力になってくれ、元気や希望を分けてもらえるのではないだろうか。

マンシィ圭子(Keiko Mancy)◎不動産会社のエージェント。ブリスベン在住14年目。週1回、地元小学校のTuckshopも手伝う。現在2人の高校生の子どもと暮らし、「希望を捨てなければ道は開く」を信条に、周囲からは「コメディアンの才能がある」と言われ、笑うこと、笑わせることの大切さや何事にも物怖じしない度胸が必要と語る。偶然近所を訪れた元首相のトニー・アボット氏に話しかけ、2ショット写真を撮ったという逸話を持ち、どんな人、有名人でも怯むことなく普通に会話ができる特技を持つ。
■Email: ikeikomancy@gmail.com


シュウ・ヤマナシさん

「不動産土地開発への投資」という道を伝えたい

日本のバブル経済全盛期、QLD州では日本人による不動産土地開発が盛んに行われ、売買も活発だった。その後日本で何度かの不景気があった間も、オーストラリアでは不動産がかつてないほどの活況を呈し続ける。バブル後にオーストラリアから離れていった日本人たちも、近年になって再びオーストラリアに注目しているという。「不動産を投資目的で購入することもありますが、土地開発へ投資することも視野に入れてみては」とモーゲージ・ブローカーのシュウ・ヤマナシさんは語る。


モーゲージ・ブローカーとは

不動産を購入する際に多くの人が利用する住宅ローンだが、種類が多く、金利体系も複雑で分かりにくい。そこで頼りになるのがモーゲージ・ブローカーと呼ばれる専門家だ。複数の銀行のさまざまなローンを比較し、最適なプランを提案するだけでなく、購入審査、保険や諸費用など多岐にわたって不動産購入に関するアドバイスを行ってくれる。しかもこれらの相談はすべて無料なので、購入を考えている人にとっては強い味方となる存在だ。

そんなモーゲージ・ブローカーの中でも日本語と英語に堪能で、豊富な経験と実績を持つシュウさん。「モーゲージ・ブローカーとして今年で11年目になります。大学生の途中まで日本で暮らしていたので日本語でお話することもありますが、日本人ユーザーに特化している訳ではなく、実際9割は地元のオージーのお客さんです。しかしありがたいことに日本人のお客さんからも高く評価されています」と語る。シュウさんはその実績や知識のみならず、何よりも誠実で温厚な人柄で日本人から絶大な信頼を得ている。

土地開発に投資する魅力

不動産を購入する目的には住居用の他に投資目的もあり、レント(賃貸)にして家賃収入を得る人も多く、シュウさんはそのような投資家の不動産購入も多く手掛けてきた。そして今後は投資家に向けて、不動産購入はもちろん、土地開発への投資を勧めていきたいと話す。「開発を行う場合は大きな金額が必要です。そこで投資家を何人か募ってシンジケートを作り進めていきます」と語る。

オーストラリアの土地開発の現状は、アパートが建ち過ぎて市場が不安定になりつつあり、開発しようとしているディベロッパーに対する銀行からの貸し渋りにより、ディベロッパーは別の方法を探して融資を受ける傾向にある。そのため投資家を集めてシンジケートを作りながら開発を進めていく方法が増加傾向にあるのだという。

「開発後は物件を売却する人もいれば、レントにして資産として持ち続けたり、ホテルに貸し出して物件のオーナーになり、経営はホテル側が行うといったケースもあります」とシュウさん。既にブリスベンでノーマン・パークやアッパー・マウント・グラヴァットなど何カ所もの開発を手掛け、ディベロッパーを金融の面から一緒にサポートしてきた実績を持ち、現在ジョイント・ベンチャーを行っている。

住居用の他、さまざまな物件の開発にも携わっている
住居用の他、さまざまな物件の開発にも携わっている

「日本人の投資家は土地開発への投資を知らなかったり、オーストラリアの不動産に興味があるがどこに投資して良いのか迷っている人や、株以外の投資を始めたい人もいます。そのような人たちに向けて土地開発への情報提供やお話の場を設けたいと思っています」とショウさんは抱負を語り、「投資家の中には、土地開発に興味があってもいきなり投資するのではなく、まずはシンジケートやジョイント・ベンチャーに参加してノウハウを学んだ上で、行く行くは自分で開発を行いたいという人もいます。このように多様な考えを持つ投資家たちをつなげていきたいので、興味のある人はぜひ連絡してください」。さらに投資家だけでなく会社のオーナーや弁護士、会計士たちともコンタクトを取ってネットワークを広めていきたいと考えているそうだ。

そしてシュウさんは最後に「オーストラリアにいる日本人で、英語が堪能で、不動産に興味があり、この業界で働きたいと考えている人もぜひご連絡を。ただし非常に高いレベルの英語力が必要になります」と結んだ。

シュウ・ヤマナシ(Shu Yamanashi)◎ブラジル出身の日本人。小学校から大学の途中まで日本で過ごす。その後QLD大学を卒業、QLD工科大学の教育課程で学び、QLD大学大学院を卒業。12年間日本語とフランス語の教師として働くが、不動産ビジネスに興味があったことからホーム・ローンのコンサルタント資格を取得しモーゲージ・ブローカーとして働き、今年で11年目を迎える。豊富な経験、幅広い知識だけでなく、複雑な不動産購入について日本語で丁寧に分かりやすく説明してくれる。
■Tel: 0403-075-59
■Email: shu.yamanashi@aussie.com.au


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