<新年の言葉>連邦大臣、日本国大使より

連邦首相・連邦大臣、日本国首相ほか要人より

新年の言葉

オーストラリア連邦首相
トニー・アボット

日豪プレスの読者ならびにスタッフの皆様、新年明けましておめでとうございます。

休暇中は、ご家族やご友人たちと集い、新たな希望とともに2015年を迎えられましたか。

2014年はオーストラリアと日本にとって親交を深めた素晴らしい1年となりました。安倍晋三首相は2度の豪州訪問を果たし、我が国は彼を歓迎しました。また、私も4月に貿易代表団を率いて日本を訪問しました。

安倍首相とは、両国にとって歴史的な経済連携協定の締結を行うなど、お互いが今まで以上に責任を持って両国の関係を深めることで合意しました。

日本は、我が国の2国間貿易において第2位の相手国であり、貿易総額は700億ドルを超えます。同協定はオーストラリアの強みを生かし、両国のさらなる経済発展や雇用機会を促進するでしょう。

日豪間の協定締結には、信頼関係や互いを尊重する姿勢、平和的提携など、経済発展を目指すうえでほかの国や組織が学べる面が数多くあります。

そんな中、日系コミュニティーの皆様が我が国にもたらしてくださった功績にも感謝申し上げます。オーストラリアには8万人を超える日本人の方々が暮らしています。皆様には国家間の相互信頼関係を高めることに民際外交レベルで貢献していただいていています。この場を借りて、敬意を表したいと思います。

両国の関係は今一層強まっており、こうしたコミュニティーの存在は重要な役割を担っています。

皆様が安心して暮らせる平和な国オーストラリアの発展を目指し、今年もさらなる経済的繁栄に向けて邁進していく所存です。

2015年が皆様に安全とさらなる繁栄をもたらすようお祈り申し上げます。

オーストラリア連邦移民・国境警備大臣
スコット・モリソン

日豪プレス読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。新年を迎えるにあたってご挨拶をさせていただくとともに、皆様の豪州への多大な貢献について感謝申し上げます。

豪州は、移民を多く受け入れており、多様な文化の上に成り立っています。この国をより良いものにすべく長きにわたりそれぞれの文化に寛容な社会形成に取り組んできました。中でも日系コミュニティーの皆様には、文化、社会、経済などあらゆる分野をより一層豊かなものにするさまざまな貢献をしていただいています。

現在両国の関係は、これまでにないほど良好です。この深い信頼でつながった友好関係は、何年もの間安定しており、両国は安全保障や防衛などさまざまな分野で価値観を共有し繁栄を目指してきました。昨年の安倍首相の豪州訪問は、これをさらに強化するものとなりました。この訪問中に安倍首相とアボット首相は日豪経済連携協定(EPA)に正式に署名をし、1957年の日豪通商協定以来、両国間で最も重要な経済協定を結びました。また、歴代の首相の演説の多くは日本語で行われてきましたが、安倍首相は今回英語で演説を行い、両国が築き上げてきた互いを尊重する姿勢を象徴する形を示しました。

教育の分野においては、今後も増え続ける国際教育の重要性を再認識し、両国民が互いの国を訪れ、充実した留学経験を積めるよう努めます。日本語は現在も、豪州の学校で行われている外国語教育の中で上位を占める科目ですが、2015年にスタートする「新コロンボ計画」によって日本の大学へ留学するオーストラリア人は今後さらに増える予定です。一方、日本政府も「トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム」をはじめとしたさまざまな奨学金制度を通して、日本の学生を支援しています。

このように近年ますます親交を深めてきた両国ですが、今年はどのような年になるのか、今から楽しみです。本年度からは、いよいよオーストラリア政府移民局による自動化出入国管理システム「スマート・ゲート」も導入され、日本人の皆様にもより気軽に豪州を訪れていただけるようになります。今後も、2国間の友好関係がより強まり、互いに繁栄し続けていけることを確信しています。

日本国内閣総理大臣
安倍晋三

オーストラリアにお住まいの邦人・日系人の皆様。2015年の年頭に当たり、謹んで新年のお慶びを申し上げます。

昨年末に日本で行われた総選挙は、「アベノミクス」を前に進めるか、それとも止めてしまうのか、が大きく問われた選挙でした。大変厳しい選挙戦でしたが、国民の皆様から、安定した政治を進めよ、アベノミクスを力強く前進させよとの声をいただくことができました。経済のみならず、東日本大震災からの復興、教育改革、外交・安全保障の立て直しも、まだ道半ばであります。この度、国民の皆様からいただいた力強いご支援を胸に刻み、この道をぶれることなく、しっかりと真っすぐに進んで参る所存です。

2014年7月、私はオーストラリアを訪問し、アボット首相との間で日豪関係を「特別な関係」に格上げすることを確認しました。特に、経済連携においては7年前に私が交渉開始を決定した日豪EPAに自ら署名できたことを大変嬉しく思います。

私たちが現在享受している日豪の緊密な関係はオーストラリアにお住まいの日系人・邦人の皆様の長年にわたる努力の賜物であると存じます。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。引き続きアボット首相と一緒に日豪関係のさらなる発展を目指していきたいと考えます。

私は、2012年12月の就任以来、訪問した世界各地で多くの日系人の方々と懇談するとともに、移民史料館などを見学させていただきました。そこで、各国に浸透している「勤勉」や「正直」という日本人のイメージは日系人や邦人の方々の努力によって培われたものであることを改めて認識し、また、日本と各国との絆は、日本人移住の歴史と日系社会の存在に支えられていることを改めて実感しました。皆様の日ごろからの御尽力と御貢献に対し心から敬意を表します。今後ともさまざまな施策を通じて、日本と海外日系社会との関係強化に取り組んでいきたいと考えております。

最後になりますが、皆様のより一層のご活躍、ご健康とご多幸を心からお祈りし、私の新年の挨拶といたします。

駐オーストラリア日本国特命全権大使
秋元義孝

日豪プレス読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。早いもので、豪州に着任以来、3度目のお正月を迎えております。

昨年を振り返ってみますと、日本と豪州の関係が飛躍的に強化された年でした。4月にアボット首相が日本を公式訪問し、7月には安倍総理が豪州を公式訪問しました。また、11月のG20首脳会議に出席するために安倍総理が再びブリスベンを訪問しました。これらの相互訪問や国際会議の際の会談を合わせると、日豪両国の首脳は昨年1年間で5回も会談を行いました。

これらを通じてさまざまな成果がもたらされました。例えば日豪EPAの署名です。同協定の発効により、両国間の貿易と投資が一層促進されることになり、両国のビジネス関係のさらなる発展が期待されます。また防衛品装備品・技術移転協定も署名されました。防衛分野での協力は、2国間の安全保障のみならず、アジア太平洋地域全体の平和と安定にも大きく貢献することになります。そして、両首脳は今後、毎年交互に相手国を訪問することにもなりました。

これらにより、これまでビジネス関係と人的な交流が中心であった日豪関係において、政治面や防衛面での協力がもう1つの柱となり、また、両国関係が双方向でよりバランスのとれたものになりつつあります。まさに日豪関係が「新しい時代」に入ったということです。そして、強調しておきたいことは、これを牽引しているのは、アボット首相と安倍総理の日豪関係強化のための強固な意思と個人的な信頼関係であるということです。

今年は、アボット首相が再び訪日します。また、外務・防衛大臣協議は豪州で開催されます。日豪EPAの発効、福岡での日豪経済合同委員会会議の開催なども予定されています。現在の日豪関係には、発展のための大きな「流れ」や「追い風」が間違いなくあります。これを最大限活用しつつ両国関係を一層盤石な、強固なものとしていくことが重要です。私も微力ながら日豪関係の発展のために全力を傾注していきたいと思います。

最後になりましたが、本年が日豪関係にとり、さらなる大きな発展の年となること、また、読者の皆様のご多幸を心からお祈り申し上げます。

在シドニー日本国総領事
高岡正人

日豪プレス読者の皆様、新年明けましておめでとうございます。この1年が皆様にとって明るく希望に満ちたものになることを祈りつつ、年頭のご挨拶を申し上げます。

ご承知の通り、日豪関係は、半世紀以上にわたる友好関係と緊密な政治経済関係を維持し、発展させてきています。このような両国の友好関係の構築は長年当国に住まれている移住者の方々や企業関係者の皆様、そして留学生交流、姉妹都市・姉妹校交流をはじめとする青少年交流の日々の活動の賜物であることは言うまでもありません。ここに改めて日ごろの皆様の日豪交流への努力に対して敬意を表させていただきたいと思います。

昨年は、トニー・アボット首相と安倍晋三総理の相互訪問が実現し、7月、両首脳は「日本とオーストラリアは『特別』な戦略的パートナー」だとする共同声明を発表しました。11月にオーストラリアが議長国として開催したG20会合にも安倍総理が出席し、アボット首相との絆を強めています。日本はオーストラリアを最も重要なパートナー国の1つとして位置づけ、オーストラリアも日本をアジア最良の友人と呼ぶに至っています。両国の防衛関係の協力も促進され、また、日豪EPAも締結されるなど、日豪経済関係にとっても象徴的な年となりました。昨年は新たな日豪関係の幕開けの年であったと言っても過言ではないと思います。

私は昨年2月の着任後、さまざまな地域で多くの方々にお目にかかる機会をいただいてきましたが、今年は当館の管轄州であるニュー・サウス・ウェールズ州および北部準州のより多くの地域を訪れ、より多くの方々にお会いできたらと思います。総領事館として、本年も引き続き皆様のお役に立つことを目指して、領事情報や安全情報の提供、日系企業支援、また多様な日豪交流の促進に一層努めて参りたいと考えておりますので、皆様のご協力とご支援をお願い申し上げます。

最後に、皆様のさらなるご発展とご健勝を心より祈念し、私の新年の挨拶とさせていただきます。

在メルボルン日本国総領事
羽田恵子

新年明けましておめでとうございます。

日本と豪州の関係はとても良好です。豪州の方々の日本に対する親近感や信頼感、日本への理解の深さは、長年にわたる皆様の努力、多くの日本企業による地元経済への貢献、姉妹都市や学生交流、日本語教育など幅広い分野での交流や活動に支えられています。

昨年は、アボット豪首相の訪日、安倍総理の訪豪、日豪経済連携協定署名、防衛関係の協力の促進など、この良好な両国関係が一層飛躍した1年でした。日本と当館管轄の3州(ビクトリア州、タスマニア州、サウス・オーストラリア州)との関係でも、メルボルン市長の姉妹都市大阪市訪問をはじめとする多くの姉妹都市の活発な交流があり、新たにマセドン・レンジ市が愛知県東海市と姉妹都市となりました。

また、本年はビクトリア州と愛知県の姉妹県関係が35周年を迎えます。メルボルンと東京の週4便の直行便の就航により、訪問や観光を通じて交流がさらに深まることが期待されます。

総領事館では領事サービスや各種情報の提供、日系企業支援に努めるとともに、州政府、日豪の関係者、在留邦人の皆様と連携し、本年も経済や文化など幅広い分野で両国関係が一層強化されるよう努力して参ります。引き続き皆様のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2015年の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

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