【特集】新たな可能性を目指してオーストラリアで「学ぶ」2017 ①

新たな可能性を目指してオーストラリアで「学ぶ」2017

気候や治安、日本からのアクセスの良さなどから留学先として根強い人気を誇る国、オーストラリア。さまざまな資格取得コースや学習環境が整う同国での学習は、語学力の向上を可能にするだけでなく、個人の新しい可能性を切り開く上での架け橋となるだろう。そこで、本特集では、学生ビザの取得、人気の学校・コース、日本帰国後の就職に向けた留学活用法、英語試験IELTSの攻略法を専門家の意見を交え紹介する。

学生ビザ取得

学生ビザ取得から学生になるまで

取材協力=オーストラリアン・ビザネット、エミク/西尾彩子さん
(移民申請代理人登録番号0208479)

ビザの準備スケジュール


学生ビザを取得し、オーストラリアで学生として滞在することを考えた時、まず気になるのがいつから準備を始めるのが良いかということ。

もちろん「可能な限り早く」準備を開始すればその分余裕を持った準備ができるが、ワーキング・ホリデー・ビザから学生ビザへの切り替えを行う場合は、遅くともビザの有効期限2カ月前から学生ビザ申請に向けた準備を始めるのが良いだろう。

日本から学生ビザを申請する場合は、ビザ申請に併せて学校選びにも時間を要することが考えられるため、全体的な準備は大学であれば渡航から逆算して1年前、専門学校や語学学校であれば半年前から開始するのが理想的。そして、ビザ申請は渡航の3~4カ月前には始められるようにしておきたい。

必要書類・手続き

学生ビザに加え、学校に入学するために必要な書類は、入学を希望する学校の申込書を除き、語学学校であれば必要書類は基本的にパスポートのみとなる。また、専門学校や大学の場合は、以下の書類が必要とされる。

●日本での高校以上の卒業証明書
●オーストラリアで過去に勉強した場合、そのサーティフィケートと成績証明書
●英語力の証明書(IELTSなど)

上記のうち、英語力の証明がない場合、学校側が入学試験を提供しているのであればそれを受ける必要がある(筆記のみ、筆記+インタビューの場合がある)。英語力が学校の入学に不十分なレベルの場合(またビジネス・カレッジなどオーストラリで勉強していない場合)、語学学校と専門学校や大学のパッケージでの申請、もしくは語学学校のみの申請となる。

また必要書類について、選択する学校またはコースによっては英語での履歴書、ポートフォリオ、志望動機(エッセイ)の提出も求められることがある他、過去に勉強した内容の詳細情報の提供が求められることもある。

必要な初期費用

必要な初期費用のうち、学費については教育機関や選択するコースにより異なるため一概に平均的な費用は説明できないが、オーストラリアに学生ビザで滞在する全ての学生には「海外留学生保険(Overseas Student Health Cover/OSHC)」への加入が義務付けられており、その費用が必要だ。OSHCは、1年の期間であれば500ドル前後、3年間であれば1,800ドル前後が費用の相場となる。

学生ビザの申請費用に関しては、2017年9月現在で560ドルとなっているが、申請がオーストラリア国内で2回目以上の場合、上記費用に700ドルが加算されるので注意が必要だ。

学生ビザ申請の注意点

近年、移民局ではオーストラリア人労働者の雇用を守るという方針から就労可能な学生ビザも対象にビザ規定を年々厳格化しており、日本国籍者であってもビザが発給されない人が増えていると言われている。そこで、学生ビザ申請におけるフォームの記入にも正確な情報の記載が求められるようになっており、フォームへの記入を実際に始める前に自身に関する以下の情報をまとめておくことをお勧めする。

●過去の職務経歴
●ビザ申請時点までの豪州での学歴

ワーキング・ホリデー・ビザから学生ビザへの切り替えを行うという人の場合は、特に以下2点について注意が必要だ。

●学生ビザ取得後、学校が始まるまで仕事ができない
●学生ビザを取得できていなくても、学校が始まると通わなければいけない(出席率のため)

また、学生ビザ取得に掛かるまでの審査期間については、公式発表ではおよそ1~3カ月となっており、審査の担当官が決まるまでの期間は、学校の種類別に以下の通り(2017年9月現在)。

学校の種類 申請の75% 申請の90%
語学学校 37日 49日
専門学校 50日 81日
大学 35日 49日

ただし、上記の通り審査期間の予想がしずらいため、時間に十分な余裕を持って学生ビザの申請をするようにしよう。


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