【特集】新たな可能性を目指してオーストラリアで「学ぶ」2017 ③

新たな可能性を目指してオーストラリアで「学ぶ」2017

留学活用法

日本帰国後の就職へのステップ

取材協力=株式会社Big Bridge International(ジャパン・センター・オーストラリア)/
大橋賢一さん


ワーキング・ホリデーだけでなく交換や私費による方法など「留学」の形態や目的はさまざまで、平均的に1年間とされる留学期間を将来に向け、いかに活用していくか考えることは個人にとって重要な問題だ。その中で考えなければならないことの1つとして、「日本帰国後の就職」が挙げられる。

日本の企業は現在、英語などの外国語で外国人と円滑にコミュニケーションが取れ、外国人の物の考え方や仕事の仕方を知っているといった能力を持つグローバル人材を求めているとされている。留学はそのような人材になるための絶好の機会であり、うまく活用できれば良い形で将来へとつなげられることだろう。

そこで、グローバル人材を目指すために必要な、留学中にしておくべきことを大きく4つに分けて紹介する。留学に当たり、将来どういう人材になっていたいかを考えて、留学をどう生かすかプランを立ててみてはどうだろうか。

基礎英語力の向上

現在の英語力が中・上級程度以上ある人以外は、その後のステップのためにも語学学校への通学は必須だ。一般的に英語力は、ビギナー、エレメンタリー、インター・ミディエイト(中級)、アドバンスと大きくレベルが分けられ、レベルを1つ上げるには8週間程度の学習が必要と言われている。つまり、現在ビギナー・レベルの英語力の人は、中級レベルに到達するために16週間程度(ワーキング・ホリデーの最大通学週数は17週まで、学生ビザは制限なし)の学習期間が必要となる。

この中級程度の英語力があれば、その後もより高い英語コースに進めたり、英語環境での就労経験も可能になる。従って、グローバル人材を目指すのであれば、中級程度レベルへの英語力到達が最初のステップだ。なお、中級の英語レベルは、英語を使って仕事をするにはまだ不十分で、最低限必要な基礎英語力が身に着いた段階だと言える。

仕事で使える英語力の向上

基礎英語力を身に着けたのみでは、英語をビジネス・シーンで使いこなせるとは言い難い。よって、そのための勉強が必要となり、ビジネス英語コース、BULATS(ビジネス英語能力テスト)、ケンブリッジ英語力検定試験コースなどを学校で受講することが勉強方法として挙げられる。

上記コースの特徴として共通しているのは、話す、聞く、書く、読む、文法の英語における要素全てを強化でき、ビジネス・シーンでの実践的な英語力を身に着けられるということだ。

例えば、ケンブリッジ英語力検定試験の受講を修了し試験に合格すると、その資格が英語を使ってのメールなどの通信、交渉などの仕事をすぐに任せられる人物像であることを証明するものとして機能する。通常、上記のコースは4週間から12週間程度と比較的長く通学する必要があり、入学においても中級程度以上の英語力が必要なので、より綿密な計画をして上記コースを受講できるように臨む必要がある。

英語環境での就労経験

グローバル人材になるに当たり、英語環境での就労経験は必要不可欠。その就労経験を通じ、自分とは違う国籍の人の考え方、仕事の仕方を知ることができ、将来自分自身がそういった人と仕事をする際に、日本の常識では通用しないケースや考え方があることを知った上で交渉などができるからだ。

そのためにも当然、基礎的な英語力は持っていなければならず、その目安が上記の中級程度の英語力となる。このレベルがあると、現地のホテル、企業、現地学校などでの就労経験が可能となる。

TOEIC高得点取得

日本での就職活動の際に持っておくべき英語の資格として代表的なものがTOEICだ。現在では、日本全体の70%以上の企業が採用に当たり同試験の点数を参考にしているとされ、一般的に外資系や英語を使った部署での仕事に就くには730点程度以上の点数が必要とされている。

同試験はオーストラリアでも受講可能で、日本よりも多い4週間ごとの頻度で公式テストが開催されている。また、オーストラリアでも受講するその他のメリットとしては、試験後1週間で結果が手に入ること。日本では試験申し込みから結果取得まで3カ月以上の時間が掛かるとされており、オーストラリアだと結果取得まで約2週間のため、就職活動をしたい時に結果が出ていないという事態には陥らない。

オーストラリアでは各都市に公式テスト・センターがあり、中には日本語での受付をしてくれる場所もあるため、日本帰国前に受験することを検討しておきたい。


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