新しい自分に出会うためのオーストラリア「留学」①

【留学・教育特集2018】キャリア・アップや夢の実現 新しい自分に出会うためのオーストラリア「留学」

安定した気候や治安の良さに加え、日本との時差の少なさなどから海外留学先として高い人気を誇るオーストラリア。語学学習だけでなく、さまざまな資格取得コースや充実の学習環境が整う同国での学習を通し、夢を実現させたい、新しいキャリアを切り開きたいと考えている人は多いのではないだろうか。本特集ではそのために、学生ビザの取得、職種別お薦め学校・コース、資格取得、PTEアカデミックなどの情報を専門家の意見と共に紹介する。

学生ビザ取得

学生ビザ取得から学生になるまで

取材協力=オーストラリアン・ビザネット、エミク/西尾彩子さん
(MARN: 0208479)

ビザの準備スケジュール

学生ビザを取得し、オーストラリアで学生として滞在することを考えた時、まず気になるのがいつから準備を始めるのが良いかということ。

もちろん「可能な限り早く」開始すればその分余裕を持った準備ができるが、ワーキング・ホリデー・ビザから学生ビザへの切り替えを行う場合は、遅くともビザの有効期限2カ月前から学生ビザ申請に向けた準備を始めるのが良いだろう。

日本から学生ビザを申請する場合は、ビザ申請に併せて学校選びにも時間を要することが考えられるため、全体的な準備は大学であれば渡航から逆算して1年前、専門学校や語学学校であれば半年前から開始するのが理想的。そして、ビザ申請は渡航の3~4カ月前には始められるようにしておきたい。

必要書類・手続き

学生ビザに加え、学校に入学するために必要な書類は、入学を希望する学校の申込書を除き、語学学校であれば必要書類は基本的にパスポートのみとなる。また、専門学校や大学の場合は、以下の書類が必要とされる。

  • ●日本での高校以上の卒業証明書、成績証明書(学校による)
  • ●オーストラリアで過去に勉強した場合、そのサーティフィケートと成績証明書
  • ●英語力の証明書(IELTSなど)
パスポート

上記のうち、英語力の証明がない場合、学校側が入学試験を提供しているのであればそれを受ける必要がある(筆記のみ、筆記+インタビューの場合がある)。英語力が学校の入学に不十分なレベルの場合(またビジネス・カレッジなどオーストラリアで勉強していない場合)、語学学校と専門学校や大学のパッケージでの申請、もしくは語学学校のみの申請となる。

また選択する学校またはコースによっては英語での履歴書、ポートフォリオが必要な場合もある。

必要な初期費用

必要な初期費用のうち、学費については教育機関や選択するコースにより異なるため一概に平均的な費用は説明できないが、オーストラリアに学生ビザで滞在する全ての学生には「海外留学生保険(Overseas Student Health Cover/OSHC)」への加入が義務付けられており、その費用が必要だ。OSHCは、1年の期間であれば540ドル前後、3年間であれば1,600ドル前後が費用の相場となる。

学生ビザの申請費用に関しては、2018年9月現在で575ドルとなっているが、申請がオーストラリア国内で2回目以降の申請の場合、上記費用に700ドルが加算されるので注意が必要だ。

学生ビザ申請の注意点

学生ビザの申請に当たっては「GenuineTemporary Entrant(GTE)」と呼ばれる志望動機(エッセイ)を移民局へ提出することが求められる。近年は、移民局によるGTEの審査が厳格化され、内容の正確性も重視される傾向にあるため、学生ビザの申請において特に注意しておかなければならないことの1つとなっている。また、過去の学歴や職歴の情報もビザ申請フォームに記入する必要があり、これらの履歴と学生ビザを申請するコース内容、GTEが移民局によって総合的に審査される。そこで、学生ビザ申請前にはフォームとGTEに正確な情報を記載できるよう自身に関する以下の情報をまとめておくことをお勧めする。

  • ●過去の職務経歴
  • ●ビザ申請時点までの豪州での学歴

ワーキング・ホリデー・ビザから学生ビザへの切り替えを行う人の場合は、特に下記2点について注意が必要だ。

  • ●学生ビザ取得後、学校が始まるまで仕事ができない
  • ●学生ビザを取得できていなくても、学校が始まると通わなければいけない(出席率のため)
    ※ただし、ワーキング・ホリデーの勉強条件(最高4カ月まで)には要注意

また、学生ビザ取得に掛かるまでの審査期間については、公式発表ではおよそ1~2カ月となっており、審査の担当官が決まるまでの期間は、学校の種類別に以下の通り(2018年9月現在)。

学校の種類 申請の75% 申請の90%
語学学校 23日 38日
専門学校 36日 52日
大学 17日 32日

ただし、上記の通り審査期間の予想がしずらいため、時間に十分な余裕を持って学生ビザの申請をするようにしよう。

学校/コース

キャリア形成のための職種別お薦め学校・コース6選

取材協力=iae留学ネット/松岡勇樹さん

■ホスピタリティー
William Angliss Institute/ホテル・マネジメント・コース

William Angliss Institute

インターンシップを受けながらホテル学を学べるコース。ヒルトンなど一流ホテルを含む680以上ものホテルが同校の学生を雇用対象として積極的に採用している。また、唯一ホテル学学士号を開講している大学「サザンクロス大学(The HotelSchool)」へ1年間の単位移行が可能だ。経験を積んでホテル業界で成功したい人の第1歩になること間違いなし。


■ビジネス
The Sydney Business & TravelAcademy (SBTA) /ビジネス・コース

The Sydney Business & TravelAcademy

オフィスで働くための基本的なスキルから、さまざまな業界でのトップ・マネジメントや統括マネージャーとして働くスキルまで、他校と比べ比較的安価な授業料で最大5年間ビジネスを勉強できる。時間割がフレキシブルに設定されていることや、出席率の条件が他校に比べ低いため、仕事とうまく両立したい学生にとっては通いやすい学校だ。


■医療&看護
TAFE/歯科助手コース

TAFE

TAFEの歯科助手コースは、ローカルの学生も多く在学し、教室内での座学のみならず、歯科クリニックでの実習がカリキュラムに組み込まれていることが特徴。そのため、在学中にクリニックで有給で働ける可能性もある。歯医者として長年勤務してきた著名な講師陣が教鞭を振るうことから、彼らとのコネクションを作れることもうれしいメリットだ。



■美容&健康
Australian College of Sports &Fitness

Australian College of Sports &Fitness

ジムやフィットネス・クラブでのパーソナル・インストラクターやフィットネス・トレーナーになるための資格やスキルを得られる学校。同校の特徴は、上記の仕事をする上でのスキルを身に着けられるだけでなく、スポーツ業界の経営スキルについても学ぶことができるという点。また、マッサージ・セラピストの養成コースも用意されている。




■調理&食品
Evolution Hospitality Institute/クッカリー・コース

Evolution Hospitality Institute

留学生の間で大人気の職種である調理師の資格が取得できる。他の調理師学校に比べ授業料が高くないだけでなく、実習を用いたプログラム内容、設備や講師陣についても評判が良く、卒業生の中には高級レストランに就職した人も多い。教室外のワーク・プレイスメントもあり、調理師として働きたい日本人に非常に人気が高く、真面目な学生が多いのが特徴。



■アート&デザイン
TAFE/インテリア・デザイン・コース

TAFE

色の効果的な使い方や生地の活用といった基礎からインテリア・デザイン・プロジェクトの進め方などの学士号レベルの内容まで、実践的なカリキュラムと共に学習することができる。空間コーディネートをする上での高い技術と知識が身に着くとインテリア・デザイン業界での評判が高い。また、業界関係者との関係作りができるという点も魅力。





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