BBKダイエット「毎日ラーメンでも痩せられる!」

第3回

「ラーメンとの果てしなき戦い」編

※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

この記事を読み始めている読者の中にはすでに日豪プレス9月号の表紙にでかでかと載っているラーメンの写真を目にしていることだろう。そう、今月の日豪プレスの目玉特集は毎年恒例の人気企画「ラーメン特集」。これまで3度、ラーメン・マニアの一員としてシドニーのラーメン事情についてコラムを書いてきたこともあり、今回のラーメン特集でも各店から引き合いが多く、僕はラーメンを食べ続ける日々を送ることとなった。

ここまで食事制限は一切せず、あくまでもいつも通りの食生活を保ちながら運動を主体にダイエットを行うと言い続けてきたが(地味にラーメンの回数を週1回に減らしてはいた)、当然ながら過食をしないことは大前提。しかし8月は過食を余儀なくされる月となった。ラーメン特集以外にも別途飲食関連の取材も入り多い日には昼に2杯のラーメン&チャーハンを1人で食べた後、そのままフレンチ・レストランに直行しアントレ、メイン、デザート合わせて計6品を食すという大食い選手権並みの離れ業も成し遂げた。すべて美味しいものばかりで嬉しくもあるのだが結果は言わずもがな。翌日体重が瞬間的に3キロも増えていてとんでもないショックを受けることとなった。

今月は5キロを28分以内に走ることを目標にした。なかなか達成できなかったが徐々に心肺機能が上がり達成できるようになった。上記写真の計測日は8月6日→23日
今月は5キロを28分以内に走ることを目標にした。なかなか達成できなかったが徐々に心肺機能が上がり達成できるようになった。上記写真の計測日は8月6日→23日

ダイエットというチャレンジと与えられた状況がここまで乖離することもなかなかないだろう。日々ラーメンを食べ続け、それでもダイエットをしなければならないというハードな命題に直面した僕は改めて食事との付き合い方について考えさせられることになった。

過去に僕は3カ月で8キロなど食事制限によるダイエットの成功体験を数多く持っている。だが、連載初回で「ご飯は減らさないよ」と宣言した通り食事制限をしてこなかったのには理由がある。ダイエットで一番難しいのはダイエット後であり、これまで何度もリバウンドを繰り返してきた僕はその原因が食事制限による反動と身に染みて知っているからだ。太りやすい体質もあるだろうが(体質については改めて専門家に取材などするつもり)、食事制限で痩せると食生活を元に戻した時点ですでにリバウンドは避けられない

だが、あからさまな食事制限はしないまでも体にとって負担のかからない食べ方に関しては知っておかねばならないだろう。今回のようにラーメンを食べ続けるような状況の中、それでもなお太らないためにはどうすればいいのか。そんな疑問に対し、普段プロ・スポーツ選手のケアやアドバイスを行っているファイテン・オーストラリアのヒロさんにアドバイスを求めることにした。

ラーメン VS ゲルマニウム温浴

昔、少しだけボクシングをかじっていたこともありジムではサンド・バッグを叩くことも。かなりいい運動になる
昔、少しだけボクシングをかじっていたこともありジムではサンド・バッグを叩くことも。かなりいい運動になる
効率的にカロリー消費ができるゲルマニウム温浴を始めた。カロリー消費のほかにもさまざまな効果があるという
効率的にカロリー消費ができるゲルマニウム温浴を始めた。カロリー消費のほかにもさまざまな効果があるという

食事中にりんご酢を取るとダイエット効果があると聞き毎日摂取している
食事中にりんご酢を取るとダイエット効果があると聞き毎日摂取している

「おっしゃる通りで例えばバナナだけとかりんごだけしか食べないというような過度な制限はすべきではありません」とヒロさんは開口一番に言う。

「それよりも日常的に意識しなければならないのは食事をする時間と噛む回数です。食べる時間に関しては食べてから寝るまでの時間が短いのは良くないです。12時に寝る人であれば8時くらいまでには食べ終えたほうが良いでしょう。また一度に口に入れる量を少なくし30回以上は噛むようにしましょう。そうすることで消化が助けられますし、食べる量以上に満腹感が得られます。また、食べる順番も非常に重要です。まず野菜など食物繊維から食べ、最後に炭水化物を食べるようにしましょう。胃の中に野菜でネットを作ってあげてその上に消化しにくい肉などを入れていくようなイメージになりますね。例えば焼肉定食などを食べる場合には、まずは玉ねぎやサラダ、その後に肉を食べて最後にライスという具合です。野菜はたくさん噛まねばならないので唾液も出ますし、消化酵素も出ます。これらを日常的に意識するだけでだいぶ変わるはずです」

炭水化物を最後に食べることで血糖値の急上昇を抑えるとともに、肥満ホルモンとも呼ばれるインスリンの分泌が抑えられる効果もあるそうだ。さて、以上のアドバイスを意識して僕はラーメンを食べる際もまずトッピングの野菜から食べ、その後チャーシューやスープ、最後に麺という流れを徹底した。また、早い時間に夕食を食べることも徹底。ラーメンを撮影&試食するタイミングはだいたい店が空き始める午後遅めの時間なので、実際に食べ終えるのはだいたい4時ごろ。そういった日はそれを夕食として以後は何も食べないようにした。また特に予定がない時は6時前には何か食べ、その後8時~9時くらいからジムに行く生活を過ごした。しかし、それでもなお最もラーメンを食べた杯数の多かった第11週、僕の体重は前週よりも400グラムほど増えてしまった(グラフ参照)。これだけ食べ続けてはさすがに食べ方と仕事後の運動だけでは取り戻せないと痛感した僕は再度ヒロさんに助け舟を求め、スペシャル処置として2週間に渡ってゲルマニウム温浴にトライすることとなったのである。

ヒロさんが運営するファイテン・オーストラリアにはオーストラリア国内でおそらく唯一のゲルマニウム温浴設備が備えられている。ゲルマニウム温浴には例えば20分入るだけで600キロカロリー消費などのうたい文句があるようにダイエットにも非常に効果的と言われている。実際同じような生活を行いつつ2回温浴を行った第12週を終えた時点で僕の体重は前週よりも1.45キロ減少。これはゲルマニウム温浴の効果と考えて差し支えないだろう。わずか2回、1週間で効果が出たことに驚かされる。何回の温浴で効果が出るかは人によるそうだが、とりあえず今回は全5回トライさせていただくことになっている。効果と感想、またその間の取り組みなどに関してはまた次回改めてリポートしていきたい。

取材協力=ファイテン・オーストラリア
Web: phitenaus.com

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 中学・高校とバスケ部で体を鍛え、それでいながら体重は64キロといわゆる細マッチョだった当時、はっきり言って異性からの評判は悪くなかった。他校のバスケ部女子にファンもいたし、付き合っていた彼女のお母さんに「娘が羨ましい」と言われたこともあった(遠い目)。あのころの僕はパーフェクトに調子に乗っていた(会ったらぶん殴りたいレベル)。しかし、大学で新入生の女子数名に同時期に好きだと言われた大学2年の夏を最後に僕のモテ期は完全に終わった。初めて太ったのはかれこれ18年前ほど前だったろうか。大学3年のころにはすでに劇太りし同級生に「風船みたいだね」とか「パンパンマン」とか呼ばれるようになっていた。長髪&茶髪、おまけにツイスト・スパイラルという笑えない髪形だったこともあり女子受けは地に落ち、その代わりになぜか男子受けが急上昇。とがっていた僕の性格は体型同様丸くなっていき、落ち着きを見せ始めた。同時に男女問わず見てくれだけで仲間になっていた一部の連中とは疎遠に。今思えば僕は太ったことで大事なものを手に入れたのかもしれない。

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