BBKダイエット「『ポケモンGO』でダイエット!?」編

 BBKのガチンコ・体当たりダイエット企画

第14回
「『ポケモンGO』でダイエット!?」編


※毎朝起床時、ベッドから出てすぐに計測。グラフの数字は週頭の月曜日のもの

当連載のミニ・コラム「ぽっちゃり王子のつぶやき」の中で前回さらっと書いたが、連載開始時より謳っていた「着られなくなったフルスーツを着られるようになるまでやめない」というスローガン、実は既に達成してしまった。

しかし70キロ代後半到達以降、数字にほとんど変化が見られなくなってしまっている。あと3~4キロ、最後の高い壁をスピーディーにぶち破るためにはこれまで通りの地道なチャレンジに加え、何か奇策も講じたいところだ。

ピカチュウを求めて

そんな風に頭を悩ませていたある日、日豪プレスの大先輩であるTさんから突如メールが届いた。いわく「『ポケモンGO』やってる?」。『ポケモンGO』とは今世界中でブームとなっているスマホ・アプリの1つ。現実世界とリンクする地図上に点在している「ポケモン」と呼ばれるモンスターを収集するゲームで、簡単に言えば「スタンプ・ラリー」のようなものだ。世界各国でちょっとした社会現象を引き起こしているが、中でも面白おかしく話題に上るのが、家に引きこもっていた人びとがポケモン収集で外を歩き回るようになり、ダイエットにつながったなどのニュース。

Tさんは続けて言う。「『ポケモンGO』でダイエットっていう記事読みたいな……」

なるほど、そう来たか。しばし逡巡したものの大先輩にリクエストされては仕方ない。『ポケモンGO』は実際ダイエットに有益なのか。実体験を通して検証してみることにした。

『ポケモンGO』の遊び方は至ってシンプルだ。公園の看板やちょっとした銅像など街中の至る所にあるアイコン(「ポケストップ」と呼ばれる)上でモンスターと戦うためのボールやモンスターを呼び寄せるためのアイテムを収集しながら、地図上にランダムに現れるモンスターを捕獲。やることは基本的にそれだけだ。集めたモンスターで戦うとか、コレクション後にもいろいろ遊び方はあるようだが、最初はとにかくひたすらモンスターを集めることが目標となる(その数150以上とか……)。モンスターは種類によって生息地が決まっており、多くのモンスターを手に入れるためには実際にいろいろな場所に出向かなければならない。

ただ連載のためとはいえ、仕事中にずっと『ポケモンGO』をやっているわけにもいかない。そこで2時間ほどの時間を確保しそこで明確な目標を定め、それに対する運動効果を観測してみることにした。目標は僕が唯一知っているポケモン「ピカチュウ」を捕まえることに設定。とりあえずインターネットでピカチュウの出没場所を調べてみたところ、どうやらオペラ・ハウス周辺に出るらしい。意外にベタな所にいるんだなと思いつつ、捕獲目指して早速出かけてみる。

日豪プレスのオフィスがあるチャイナタウン周辺を起点として、途中、ハイド・パークを経て(公園には多くモンスターが出やすいらしい)そのまま北上、さらにロイヤル・ボタニック・ガーデンを通り抜けオペラ・ハウスへと向かうルートを取ることにした。

オフィスを出て数分経つと早速モンスターが登場。コウモリみたいな形をした飛行型のポケモンで捕獲になかなか手間取る。道端で立ち止まってポケモンと格闘している僕を冷ややかな目で眺めるオージー・ビジネスマンの視線が若干痛い。だが気にしていても仕方がないので淡々と捕獲を繰り返しながらオペラ・ハウスへと向かう。

オペラ・ハウスの前で出会ったポケモン。結構なレア・キャラらしい
オペラ・ハウスの前で出会ったポケモン。結構なレア・キャラらしい

途中、棲息エリアの変化から現れるモンスターが徐々に変わっていく。そしてボタニック・ガーデンからオペラ・ハウスを臨む頃にはアイテムは持ちきれなくなるほど集まり、捕獲したポケモンも20匹近くまで上っていた。オペラ・ハウスに近づくと現れるポケモンが水棲系のものに変わり始める。途中、ポケモンの捕獲で立ち止まりながら向かったため、オペラ・ハウスまで大体45分程度かかった。

さて、ピカチュウである。僕の見込みではオペラ・ハウスに着きさえすればピカチュウが手に入るものとばかり思っていたのだがそう甘くはないようだ。階段の上から下まで、さらにオペラ・ハウス周囲もぐるりと回ってみたが一向に現れる気配はない。

うろうろ30分ほど歩き回ったがピカチュウは一向に現れない。そんな中、あることに気付く。バ、バッテリーが……。そう、いつの間にか携帯のバッテリーが2パーセントまで減っていたのである。

『ポケモンGO』は地図アプリと連動しており、常にGPSがオンになっているのでバッテリーの減りが尋常じゃないのだ。ピカチュウが先か、バッテリーがお亡くなりになるのが先かなどと考えながら歩き回るうち、ついに残り1パーセントに……。完全に充電が切れてしまうのは避けたい。やむを得ない。結局ピカチュウを捕まえることはできず僕の初チャレンジはここで終わりを迎えることになった。残念無念。ピカチュウや いったいどこにいるんだ
ピカチュウや。その後は30分程度かけて歩いて帰社。結果的に2時間ほどのウォーキングとなった。

『ポケモンGO』の運動成果
時間:2時間(うちポケモン・ハントは1時間半)
歩数:1万803歩
消費カロリー:904キロカロリー
携帯バッテリー(参考):70%→1%

2時間歩き通しだったのだから当然と言えば当然だが結構な運動量である。会社に戻ると体がかなり疲れていることにも気付いたが、ポケモンを探している間は没頭していたのかあまり疲れを感じることはなかった。

『ポケモンGO』でダイエットというと一見ネタのような感じだが明確な目標を持って時間を取って取り組めば結構楽しいエクササイズになると僕は感じた。だが、ポケモンの出現ポイントまで電車や車、バスで行ったって一向にかまわないわけで、結局のところは楽しみ方次第なのでそれは言わずもがな。ウォーキングにゲーム性を加えて楽しむというような使い方ができれば良いのではないかと思った次第。とりあえずピカチュウ捕まえるまでは『ポケモンGO』やめられませんな。

オペラ・ハウスからサーキュラ・キーにかけてはポケストップだらけ
オペラ・ハウスからサーキュラ・キーにかけてはポケストップだらけ
オペラ・ハウス前は『ポケモンGO』のプレイヤーだらけだった
オペラ・ハウス前は『ポケモンGO』のプレイヤーだらけだった

今月の所感

『ポケモンGO』でダイエットというテーマだったが、実際には1度しかやっていないので今回の数字の変化にはあまり関連していないだろう。ただポケモン収集に本格的に取り組めば結構な運動量になるのはたしか。問題はその時間をどうやって捻出するかだろう。
 食事に関して、夜は糖質を減らすことを意識したが昼にラーメンを食べることが多かったのでそこが反省点。それがなければもっと減った。運動は9月にシドニー・ランニング・フェスティバル、ハーフ・マラソンに出場のため走り込みを増やした。

ぽっちゃり王子 今月のつぶやき

 先日、大学時代のスキー・サークルの後輩夫婦が来豪し、一緒にスノーウィ―・マウンテンズまで行ったのだが、その車中での会話。後輩「いや、BBKさん本当に痩せましたよね」、BBK「まあ、1年間じっくり取り組んできたからね」、後輩「後ろ姿とか別人ですよ」、BBK「見た目以上にスキーやサーフィンとかスポーツが楽しくできるようになって良かったよ。2シーズン前一緒に滑った時なんて実は体が重くてしんどかったんだよね」、後輩「そんな感じしました。まあデブなんて自己管理できていないことの証明のようなものですからね」、BBK「き、厳しい。ちなみにそのセリフ、俺が今まだデブだったとして直接面と向かって言える?」、後輩「……BBKさんになら……言えると思います」
 と言ってくれた気遣いは嬉しいが、まあ実際にはこれまでは言えなかったのだろう。デブ時代きっと少なからず人にそう思われていたに違いないと考えると今さらながらちょっと恥ずかしくなったりもする。いやはや…。2度とリバウンドしないよう気を付けないと……。


<プロフィル>
BBK/30代後半♂。身長177cm。趣味ダイエット、特技リバウンドを公言し、20歳ごろから激しい体重の増減を繰り返すも2011年の来豪後は増える一方、気づけば20キロ増。日本から持ってきたサーフィン用のフルスーツも膝までしか入らなくなりいよいよダイエットを決意。スキー、バスケ、サーフィンと体型に似合わずスポーツ好きな俊敏系ぽっちゃり。妻からはぽっちゃり王子と呼ばれている。また、飼い猫のトビー、アビーに次いでチャビー(Chubby)と呼ばれることも。日豪プレス編集長

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