【7月】最新BOOKトレンド・チェック「冬に読みたいお薦めライトノベル」

読書好き集まれ!
最新BOOKSトレンド・チェック

協力:オーストラリア紀伊國屋書店(Level 2, The Galeries, 500 George St., Sydney)

本好きにとって、トレンドに取り残されてしまうのはつらいところ。本連載では、シドニーCBDに店を構え、KINOと親しまれるオーストラリア紀伊国屋書店協力の下、トレンド・キーワードと共に読み逃せない話題の3冊と、日本のトレンドをキャッチするための最新ランキングをご紹介していきます。

気温が下がり、外出が少し億劫になる冬。気合を入れてアウトドアを楽しむのも良いですが、冬の空気を窓の外に感じながら、暖かい部屋で読書をするという贅沢な時間を過ごすのもすてきです。村上春樹や吉本ばななといった有名作家の作品から、英米文学やマニアックな小説など、長い冬を利用して「大好きな読書に没頭しよう!」という読書好きの方も、「外は寒いからたまには本を読んでみよう」という初心者の方もご満足頂ける「冬に読みたいお薦めライトノベル」を集めてみました。

今、売れている本は? ベストセラー・ランキング(2019年6月15~21日)

■文庫ベストセラー

1 罪の声 塩田武士 講談社
2 日の昇る国へ 佐伯泰英 新潮社
3 マチネの終わりに 平野啓一郎 文藝春秋
4 慈雨 柚月裕子 集英社
5 春淡し 佐伯泰英 光文社

■新書ベストセラー

1 一切なりゆき 樹木希林 文藝春秋
2 実行力 橋下徹 PHP研究所
3 キレる! 中野信子 小学館
4 内閣情報調査室 今井良 幻冬舎
5 地銀衰退の真実 浪川攻 PHP研究所

今週のトレンド・キーワード「冬に読みたいお薦めライトノベル」

「君の膵臓をたべたい」の第2作目

『また、同じ夢を見ていた』
住野よる
双葉社(価格:A$15.65<会員価格A$14.08>)

250万部を超える大ベストセラー青春小説「君の膵臓をたべたい」。その著者、住野よるの第2作目が待望の文庫化。友達のいない少女、リスト・カットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女性、1人静かに余生を送る老女。彼女たちの“幸せ”はどこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに贈る、優しく不思議な物語。

作家デビュー作が映画化。話題の恋愛小説

『月は月夜に光り輝く』
佐野徹夜
KADOKAWA(価格:A$14.95<会員価格A$13.45>)

高校1年の岡田卓也のクラスには「発光病」で入院したままの少女がいた。月の光を浴びると体が淡く光ることからそう呼ばれ、死期が近づくとその光は強くなる。彼女の名は渡良瀬まみず。余命わずかな彼女に、死ぬまでにしたいことがあると知り・・・・・・。「それ、僕に手伝わせてくれないかな?」「本当に?」。まみずがやり残したことを「代行」することを約束する卓也。2人はいつしか互いに心を通わせていく。

心を穿(うが)つ青春ミステリー小説がついに完結

『きみの世界に、青が鳴る』
河野裕
新潮社(価格:A$14.05<会員価格A$12.64>)

真辺由宇。その、まっすぐな瞳。まるで群青色の空に輝くピストル・スターのような圧倒的な光。僕の信仰。この物語は、彼女に出会った時から始まった。階段島での日々も。堀との思い出も。相原大地という少年を巡る出来事も。それが行き着く先は、僕と彼女の物語だ―。2019年9月の実写映画化も間近の青春ミステリー小説。2014年「いなくなれ、群青」から始まった階段島シリーズの完結巻。

ランキングからPick up!

罪の声/塩田武士

第7回山田風太郎賞受賞作。「週刊文春ミステリー・ベスト10」第1位、本屋大賞第3位。昭和最大の未解決事件を描いた傑作長編小説。京都でテーラーを営む曽根俊也。自宅で見つけた古いカセット・テープを再生すると、幼いころの自分の声が。それはかつて日本を震撼させた脅迫事件に使われた声と全く同じものだった。圧倒的リアリティーで衝撃の「真実」を捉えた傑作。

KINOKUNIYA便り

シドニーにもついに本格的な冬がやって来ました。電車やバスでもゴホゴホと咳き込む声が絶えません。手洗い、うがい、十分な睡眠など、予防をしていても冬の風邪から逃げ切ることはなかなか難しいものです。日本ではマスクをしている人が目立ちますが、こちらではあまり見かけません。日本は少し行き過ぎのように感じますが、予防策を適切にできれば、この国の生産性もぐっと上がる気がします。

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