知っておくと便利なお役立ちサービスや情報をお届け!困った時の生活ヒント特集(QLD)

知っておくと便利なお役立ちサービスや情報をお届け!困った時の生活ヒント特集(QLD)

ひと昔前に比べれるとずいぶん便利で快適になったオーストラリアでの生活。しかし、初めてオーストラリアに来た人だけでなく、同地で長く暮らしている人でも、言葉の壁や文化の違いから、何かと不便を感じたり、思わぬトラブルに出くわすこともあるだろう。「こんな時、日本語でサービスが受けられたら……」「この場合、どこで対処すれば良いのか? 」など、いざという時に相談できる場所を事前に知っておけば、急な事態でも焦らず、きちんと対応できるはず。そこで、日頃の暮らしの中で困った時に役立つサービスや情報を紹介する。

事故、事件などトラブルに巻き込まれた場合

 クイーンズランド州警察(QPS)にアジアン・スペシャリスト課(Asian Specialist Unit)という部署があることをご存知だろうか。オーストラリアは、さまざまな民族が共存する多文化社会。QPSは治安維持のために、各国のコミュニティーと協力して、言語や文化の違いを踏まえた取り組みを行っている。中でもアジア圏コミュニティーとの窓口になっているのが、同課だ。現在、日本、韓国、台湾、中国、ベトナムに対応し、事件発生後の捜査のアシスト、リサーチ、通訳・翻訳サービス、防犯相談、更に各コミュニティー・警察間の相互理解を深める働きを担っている。また、日本領事館、日系企業、語学学校などを含む日系コミュニティーと円滑な協力体制が執られているため、全ての在豪邦人(旅行者、ワーキング・ホリデー、留学生、ビジネス・ビザ保持者、永住者)の安全に対応してくれる心強い存在となっている。

 もし、交通事故、強盗、窃盗、詐欺に遭った、暴力を振るわれた、脅迫、嫌がらせ行為、ストーカーに困っている、麻薬を薦められた、家族、知人が帰ってこない、貴重品を失くした、事件を目撃した……という事態が起こった際は、すぐにクイーンズランド州警察アジアン・スペシャリスト課に連絡して相談しよう。日本語で対応してくれる。

QLD州警察アジア・スペシャリスト課
■住所:200 Roma St., Brisbane ■Tel: (07)3364-6200(日本語可)■Email: asu@police.qld.gov.au ■受付時間:月~金8AM~4PM

日本語書類の翻訳が必要な場合

 オーストラリアで新生活を始めると、いろいろな場面で必要になるのが日本語書類の英語への書き換え。自動車免許や卒業証明書、職業資格や子どもの出生届けなど、公的機関へ提出する書類は日本語のままでは受け付けてもらえない。公的書類や証書類は、ナッティ(NATTI:National Accreditation Authority for Translators and Interpreters)と呼ばれる、国の公認翻訳者が訳す物でない限り認められない。では、どこでNATTIを見つければ良いのか。

 NATTIのウェブサイトから簡単に自分の住んでいるエリアの有資格翻訳者を探すことが可能だ。翻訳する言語を選び、エリアのポスト・コードを入力すると、連絡先が記載されたリストが出てくるので、サービスは有料になるが手続きが必要な時はここで探して翻訳を依頼しよう。

 一方で、永住ビザ保持者でビザの取得日から2年以内ならば誰でも、社会サービス局の無料翻訳サービスを利用することができる。NATTI有資格者が公的書類を無料で最大で10件まで翻訳してくれる。それ以外に、一時ビザのサブクラス300、309、445、449、785、786、790、820保持者も同様に同サービスを受けることができる。規定の書式で1件につき100ワード以内で抜粋要約されるのが基本だ。しかし、医療書類など一字一句が意味を持つ文書は、全内容を上限5ページまで、その他、予防接種記録や学業記録証明は要約されて5ページまで、雇用関連の書類は同じく要約されて300ワード以内で翻訳してもらえる。

社会サービス局無料翻訳サービス
■Web: translating.dss.gov.au/en
政府公認翻訳/通訳NATTI
■Web: www.naati.com.au

対処できるか不安……英語での難しいやりとり

 生活する中で、何らかの問題が生じ公的機関やライフラインである水道・電気・ガス、電話やインターネットの会社とやりとりをしなくてはならないという経験は誰しもあるはず。英語での複雑な折衝や手続きに不安を感じる時は、「TIS(Translating and Interpreting Service)National」に電話(131-450)を掛け、無料通訳サービスを頼むことができる。160の言語に対応、主に、公的、公共機関との通訳を24時間365日受け付けてくれる“移民の国”ならではの良心的なサービスだ。

 手順は131-450に電話を掛け、“Japanese Please”と日本語の通訳を頼むと、まずオペレーターが対応可能な通訳者に電話を取り次ぎ、更に話をしたい機関にも電話をつなげてくれ、通訳を介して無料で会談ができるというシステム。3者がつながるまでに時間を要する場合もあるので、事前に予約をすることもできる。また、病院、裁判所、警察などへ通訳を無料で現地まで派遣してくれるシステムもあるため、必要な場合は事前に手配してもらおう。

内務局無料通訳サービスTIS
■Tel: 131-450(24時間対応・年中無休)、1300-655-081(事前予約通訳)、1300-655-082(現地派遣通訳) ■Web: www.tisnational.gov.au ■Email: tis.prebook@homeaffairs.gov.au(事前予約通訳)、tis@homeaffairs.gov.au(現地派遣通訳)

解決困難な法律相談や助言を受けたい時

 2者間で解決困難な問題が生じた場合、公平に事態の収束を図るには法律の力に頼りたい。そんな時は、QLD州内14カ所にあるリーガル・エイド(Legal Aid Queensland)で、面談や電話による法律相談や助言を無料で受けることができる。ウェブサイトでは法律手引書や詳しい法律情報も提供されている。主に、家族法、刑法、市民法に関する相談を取り扱い、経済的に民間弁護士を起用することができない場合の法廷代理人業務なども行ってくれる。その際には厳格な資産審査に合格しなければならない。

 その他にも無料で法律に関するサービスを提供している機関として、コミュニティー・リーガル・センター(Community Legal Centre)がある。QLD州内に遠隔地を含めて33カ所でセンターが運営されている。リーガル・エイドと同様、無償で法律相談や法律情報を提供し、一般向けに法律セミナーを定期的に開催、仲裁や調停の支援、弁護士紹介といった地域に根ざした幅広い扶助が行われている。まずは、ウェブサイト内にある豊富な法律情報で解決策を探してみよう。

リーガル・エイド
■Tel: 1300-651-188(リーガル・ヘルプ・ライン) ■Web: www.legalaid.qld.gov.au/Home ■受付時間:月~金8:30AM~5PM、土・日・祝休
コミュニティー・リーガル・センター
■Web: communitylegalqld.org.au/find-legal-help

パスポートを無くした……!

 パスポート(旅券)は海外渡航に必要なだけでなく、海外生活で最も信頼度の高い写真入りの身分証明証の1つだ。盗難・紛失に遭った場合、まずは、最寄りの警察に届け出て、盗難・紛失届出証明書または「Event Number」をもらうこと。これらは新しくパスポート申請する際に必須となる。そして必ず本人が在外公館へ赴き、手続きを取ることが必要。従来の再発給制度は廃止されて、10年または5年間有効の新規パスポートの申請となる。申請から受領までに通常1週間を要することも覚えておこう。手続きに必要な書類は以下の通り。

1 紛失一般旅券等届出1通 公館窓口で入手
2 一般旅券発給申請書1通 公館窓口で入手
3 顔写真2枚 ・6カ月以内に撮影した物・正面、無帽、無背景
・縦45mm×横35mm(ふちなし)・カラー/白黒可
4 戸籍謄(抄)本1通 ・6カ月以内に発行された物
市区町村管轄の発行のため、日本から取り寄せる必要があり時間が掛かる。事情により、すぐに準備できない場合は、事前に公館に相談すること
5 盗難・紛失届出証明書 警察からの盗難・紛失届出証明書または「Event Number」を指す
どの警察署に届け出をしたかも把握しておくこと
6 手数料(10年有効旅券$195、
5年有効旅券$134)
受け取り時に現金支払い

 もし、帰国直前にこのような災難が起こった場合は、パスポートに代わる「帰国のための渡航書」を発給してもらえる。但し、直行便または経由地に入国しない(空港外に出ない)経由便で日本へ帰国する人に限られる。その際に必要な書類は公館のウェブサイトで確認できる。

 最後に、オーストラリアでのビザには最初に申請したパスポート番号が登録されたままになっているため、出入国の際トラブルを避けるためにも、パスポートを紛失した際は、新しい番号の登録・修正を忘れずにしよう。移民局のウェブサイトにアカウントを持っていると更新ができる他、内務省のウェブサイトから929フォームに記入してメールで申請することも可能だ。

在ブリスベン総領事館
■住所:Level 17, 12 Creek St., Brisbane ■Tel: (07)3221-5188 ■Fax: (07)3229-0878 ■受付時間:月~金9AM~12:30PM、2PM~4PM、土・日・祝休
移民局ウェブサイト内変更届け
■Web: www.homeaffairs.gov.au/trav/visa/immi
内務省ウェブサイト内929フォーム
■Web: www.homeaffairs.gov.au/trav/visa/immi
■Email: 929@homeaffairs.gov.au(929フォーム送付先)

困った時は、ここで解決!業者編

暮らしの中で思わぬことが突如必要になった時、日本語で相談できれば物事がもっとスムーズに運ぶのに……という経験はないだろうか。安心と信頼のサービスを取り扱う企業や業者の情報をお届けする。

帰国、転勤、転居が決まれば次は引っ越し

 日本に限らず海外への引っ越しは、荷物の大きさも重量もある上、国をまたいでの通関業務があるため、引っ越しを専門に扱う業者に依頼するとトラブルが少ない。航空便と料金の安い船便を使い分けて、すぐに必要としない物は時間が掛かっても良い船便で送るようにする選択も可能だ。

 オーストラリア国内の引っ越しは、日本と同様、自分で行うか、引っ越し業者に依頼するかの2通り。オーストラリアの引っ越し業者の料金は、基本的にトラックのサイズ、必要な人員と掛かった作業時間で決まる。そのため、料金を抑えるコツは、自分で運べる物は自分で運ぶ、段ボールを用意し自分で詰めておく、家具など分解できる物は分解しておくなど、傷つけたくない大事な家具や絵画、乱暴に取り扱うと故障の原因となる電化製品などは、きちんと保険を掛けておくと安心だ。基本的にオーストラリアの引っ越し業者は、家具などを運ぶ時に養生しないため、気になる人は日本と同様に丁寧に作業する日系の引っ越し業者に依頼すると良いだろう。

引っ越しで困ったことがあれば気軽に相談しよう
引っ越しで困ったことがあれば気軽に相談しよう

CUBE
キューブ

 スーツケース1つから家具などの大きな荷物まで、量の多少にかかわらず取り扱いしてくれる。作業は日本人スタッフが丁寧に行い、1個180ドルの宅配便サービスから、梱包込みのお任せ引っ越しサービスまで、予算に応じたサービスを選べる。オーストラリア国内の引っ越しや宅配サービスも利用できる。

FAST LINK CUBE QUEENSLAND
■住所:Unit 5, 2023 Sandgate Rd., Virginia ■Tel: (07)3865-1099(日本語ホットライン)、0407-199-179(ブリスベン·ゴールドコースト)■Fax: (07)3865-1899 ■Web: www.cubeit.com.au ■Email: queensland@cubeit.com.au ■営業時間:月~金9AM~5PM、土・日・祝休

旅行先で必要な外貨や日本円両替はレートが肝心

 これからホリデーで海外旅行へ出発、あるいは留学や仕事でオーストラリアへ滞在する、という時に必要になるのが円からオーストラリア・ドルへの両替。慌ただしく出発前や到着後の空港でレートを気にせず両替していないだろうか? 空港での両替は手数料が他に比べて高いのが相場だ。ウィキトラベル(wikitravel)によると、“良いレートで両替するには、相対的に弱い(国際的な通用度や信用が低い)方の通貨の国で両替するのが基本である。強い通貨の国で弱い外貨は歓迎されないためレートが悪くなるが、弱い通貨の国で強い外貨は歓迎されるのでレートが良くなる”という仕組みだという。両替する際は、交通機関やクレジット・カード使用不可の店舗で使用できるよう、小額紙幣を混ぜて両替してもらおう。両替に関する用語も知っておくとレートの良し悪しや店頭での手数料が幾らなのかが分かる。

●TTS:顧客が外貨を買うレート
●TTM:仲値、外貨取引の際の基準レート
●TTB:顧客が外貨を売るレート

日本語で対応してくれるスタッフのチャンドラさん
日本語で対応してくれるスタッフのチャンドラさん

UAE EXCHANGE
ユー・エー・イー・エクスチェンジ

 アクセス便利なサーファーズ・パラダイスの中心にある、信頼と実績を誇る「UAE EXCHANGE」は、レートの良さで好評な老舗の外貨両替店。主要各国の通貨の他、50カ国以上の通貨の両替が可能。日本語を話せるスタッフも在籍いるので安心できる。ロビーナ・タウン・センター内にも支店(営業時間:月~土9:30AM~5PM)がある。

UAE EXCHANGE
■住所:Shop 22 Centre Arcade, 3131 Surfers Paradise Blvd., Surfers Paradise ■Tel: (07)5504-9801 ■営業時間:月~金9AM~6PM、土10AM~5:30PM、日・祝休

車の運転ができれば行動範囲が広がるオーストラリア

 国土の広さと人口の割合から、日本ほど交通機関が発達していないオーストラリアでは、車を運転できる免許と技術を持つことで行動範囲が広がり、どこへ行くにも不自由さを感じなくなる。留学やワーキング・ホリデーで長期滞在する予定の人は、国際免許または現地の免許を取得、書き換えを行うことでよりオーストラリアでの生活を充実させられるだろう。

 ただし、QLD州では国際免許の有効期間は3カ月、それ以上滞在する人は州の運転免許への書き換えが必要だ。

 必要書類は、日本の運転免許証とNAATI(豪州政府公認翻訳士)による英訳、パスポート、クレジット・カード、銀行のカード、住所を証明するための公共料金の請求書、または銀行からの郵便物。これらがそろったら、クイーンズランド・トランスポート(交通局)で手続きを行い、オーストラリアの運転免許書を手に入れよう。

補助ブレーキ付オートマ教習車(TOYOTA Yaris)でのトレーニング
補助ブレーキ付オートマ教習車(TOYOTA Yaris)でのトレーニング

T&TK Driving School
T&TKドライビング・スクール

 ゴールドコーストで初めて、日本人による安心で安全の自動車教習を提供しているT&TKドライビング・スクール。在豪28年のベテラン・ドライバーが、日本語でサポートしてくれる。QLD州では16歳から自動車免許取得が可能、100時間の路上教習義務時間を短縮できる上、徹底した安全運転指導があるので安心だ。また、日本ではペーパー・ドライバーだったなど運転に不安のある人、長期滞在予定のワーキング・ホリデー、留学生やその保護者など、補助ブレーキ付きの教習車でレッスンが受講できる。もちろん、マイカーでの講習も引き受けてくれる。1カ月限定のキャンペーン中、この機会をぜひ利用しよう。

特典:期間中、2時間レッスン3回以上、まとめての支払で10%割引
●2時間レッスンx3回 $350 ⇒ $315
●2時間レッスンx5回 $560 ⇒ $504
●期間:4月1日~4月30日の間に申し込み

T&TK Driving School
■住所:Upper Coomera ■Web: www.ttkdrivingschool.com ■Email: ttkdrivingschool@gmail.com(問い合わせ・申し込みはEmailで)※対応エリア:ゴールドコースト中部、北部(南部も相談可)

電気関係のトラブルは全てプロに任せよう

 オーストラリアの電圧は220/240V、周波数は50Hz、プラグはOタイプ。高圧のため、コンセントに付いているスイッチを入れないと電気は流れない。家のリフォームでの電気工事はもとより、スイッチの不良や照明の不具合でも感電や漏電、最悪の場合は火災につながることもあり危険なので、必ずライセンスを持ったプロに作業を依頼しよう。安全面だけでなく法律上でも電気の取り扱いは、ライセンス保持者が取り扱うことが定められている。

 また、激しい雷が起こるクイーンズランドでは、落雷によって高圧電流が発生し、電話やアンテナ線、電話線などから家の中に流れ込むことで、コンセントにつながっている電気製品が一瞬にして壊れることがある。この落雷で発生する電流を「surge」(サージ)と言う。対策として、雷が鳴ったらコンセントから電源プラグを抜く、またはサージ対策用のアウトレットなどを購入して設置すると事態を避けられる。

親切な対応と丁寧な作業、信頼され続けて10年の実績
親切な対応と丁寧な作業、信頼され続けて10年の実績

Fuji Electrical Services
フジ・エレクトリカル・サービス

 オーストラリアで10年の実績と経験を持つ、プロの日本人電気工事士がゴールドコースト・エリア内のあらゆる電気のトラブルを丁寧に分かりやく対応してくれる。家屋や店舗のリフォーム工事、省エネ化対策、照明器具やシ-リング・ファンなど、電気製品の取り替え、取り付けに相談に乗ってくれる。

州の電気工事士の免許保持のスタッフが対応
州の電気工事士の免許保持のスタッフが対応

Fuji Electrical Services
■Tel: 0466-663-973 ■Email: jojielectric@gmail.com ■営業時間:月~金7AM~5PM(土日・時間外は応相談)

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