誰かに狙われたとき、どうする?

GC在住日本人なら知っておきたい

ゴールドコーストの異文化サービス

 

第20回

誰かから攻撃や因縁をつけられた状況から身を守る

MCCGC(マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコースト)は、異なる文化背景を持つコミュニティーの問題や悩みを市役所、州政府、連邦政府へ報告し、政府・行政との橋渡しの役割を担っています。

身を守る方法に“これが正しい唯一の方法”というものはありません。あらゆる状況で異なります。一番良いのは、そういった危険な状況に陥らないということです。まず、ご自身の第6感(Gut feeling)を信じてください。「何かおかしいな?」「悪い予感がする」と感じたら、必ず避けるようにしましょう。

とはいえ、思いがけず巻き込まれる可能性はあります。その際は、まず下記の3項目を検討しましょう。

 

1.自分の体力:十分に身を守れるか?
2.相手の目的:物取りなのか、金が目当てなのか?恨みなど、個人への攻撃か?物や金が目当ての場合、それらは自分の安全とどちらが大切なのか?
3.周りの状況:周りに人はいるか?どこか安全な所に逃げられるか?

上記の判断をした上で行動するには、下記の方法が考えられます。

 

1.逃げる
2.交渉する
3.相手の言われたままに応じる
4.通行人に助けを求める
5.叫ぶ
6.相手の関心をそらす
7.警察に連絡(緊急連絡電話番号は「000」)
8.戦う(最終手段)

QLD州では、最低限身を守ることのできる、正当防衛の行為が認められていますが、この「最低限必要な行為」が、どれくらいの行為かというのが判断の難しいところです。ちなみに、身を守るために、こん棒やペッパー・スプレー、スタンガンを持ち歩くのは法律違反です。しかし、女性がよく持ち歩いている香水や化粧スプレーなどは効果的で、かつ合法です。さらに、大きな音が出る防犯ブザーなどは、常に携帯しておくといいでしょう。

また、携帯電話などで相手と話しているふりをするというのも、効果のある方法です。この際は、ハンズフリーを使わずに直接携帯を持って、これ見よがしに通話しているように見せるのが効果的です。

ゴールドコーストは世界的に見ても比較的安全な地域ですが、強盗や暴行、性犯罪が起こる割合が、日本よりも高いのも事実です。街頭の少ない暗い道は歩かない、夜10時以降はできる限り友人と一緒に行動するなど、外国にいるという意識をきちんと認識して、自らの安全は自ら守るという原則を忘れずに行動してください。

MCCGCの活動、ならびに質問がありましたら、お気軽に日本語でナオ(naoh@mccgc.com.auまたは、0423-511-549)までお問い合わせください。


リビング

〈著者プロフィル〉平野尚道
マルチカルチュラル・コミュニティーズ・カウンシル・ゴールドコーストコミュニティー・デベロップメント・マネジャー
1990年に来豪。現在までにゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。2006年から現在まで、ゴールドコーストの異文化からの移民をサポートする非営利団体MCCGCに異文化団体・育成担当として従事し、ゴールドコーストでただ1人の州政府プログラム異文化、育成担当を委託。09年在ブリスベン在日本国総領事館より在外公館長表彰を授与される。
 

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