QLD安全・快適ライフ/交通安全のためのルール

QLDで安全・快適ライフ

警察とコミュニティーをつなぐ日本人ポリス・リエゾンが、クイーンズランド州で安心な生活を送るためのアドバイスや安全情報をお届けします。

第10回 交通安全のためのルール

QLD州内で安全に車を運転するため、また罰金や減点を避けるために、正しい「QLD州の交通ルール」の知識を身に付けましょう。

シートベルト

QLD州法では、運転者には「全ての同乗者のシートベルト着用の確認」が以下のように義務付けられています。

● 年齢に関係なく全ての同乗者のシートベルト着用が義務。

● 席が2列ある場合、4歳以下の子どもは前の席に座ることはできない。

● 席が2列ある場合、4歳から7歳の子どもは前の席に座ることはできないが、後ろの席がその子よりも年齢が小さい子どもで満席の場合は、その限りではない。

携帯電話

運転中に携帯電話に触ること、つまり電話に出る、テキストを送る(読む)、地図操作などの行為は禁止されています。赤信号で止まっていても、路肩に停車していても、ギアがドライブに入っていれば運転中と同じとみなされます(PポジションはOK)。

飲酒運転

法的に認められているドライバーの血中アルコール濃度は、オープン・ライセンス所持者で0.05パーセントです。ラーナーズやPライセンス保持者は0.0パーセント、つまり全く飲んではいけません。その他、注意点は以下の通りです。

● アルコールを分解する能力は個人差があるため、この量なら大丈夫という基準はない。「飲んだら乗るな!乗るなら飲むな!」が理想的。

● お酒を飲みすぎて眠くなり路肩に車を停めて休む際、キーを挿したまま運転席で眠ることは禁じられている。

● 公共の場所での飲酒は法律違反。車内も公共の場所という扱いになるため、運転者や他の同乗者が車の中で飲酒することも不可。

その他の運転、車のルール

QLD州では防犯のため、屋外に停めている車の窓を5センチ以上開けて車を離れることは禁じられています。また、12歳以下の子どもを成人の保護下に置かずに家や車の中に置き去りにすることも違法です。
 車の販売についてもルールがあり、自分の車を売りたい場合、必要書類(Roadworthy Certificateなど)を取得するまでは窓などに「Car for Sale」という販売サインを出してはいけません。違反すると589ドルの罰金が科せられることがあります。

このように正しい知識を持って、安全・快適なカー・ライフを送ってくださいね。



<著者プロフィル>
平野尚道◎クイーンズランド州警察ゴールドコースト地区・日本担当リエゾン・オフィサー。ゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。移民サポート非営利団体MCCGCにて異文化育成担当として9年勤めた後、州警察のリエゾン・オフィサーに就任。現在、日本人コミュニティーと警察の架け橋として活動中。2009年に在ブリスベン日本国総領事館より在外公館長表彰、14年にゴールドコースト市オーストラリア・デー文化功労賞を受賞

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