QLDで安全・快適ライフ/お酒にまつわるルール

QLDで安全・快適ライフ

警察とコミュニティーをつなぐ日本人ポリス・リエゾンが、クイーンズランド州で安心な生活を送るためのアドバイスや安全情報をお届けします。

第13回 お酒にまつわるルール

オーストラリアには、日本と異なる「お酒のルール」が存在します。未成年(18歳未満)に対して以下の行為をした場合、違法行為となるので覚えておきましょう。

● 公共の場所や酒類販売・提供ライセンスのある場所で、18歳未満の未成年が酒類を所持したり飲んだ場合。
● 公共の場所や酒類販売・提供ライセンスのある場所で、18歳未満の未成年に酒を渡した場合。
● 18歳未満の未成年にお酒を買いに行かせた場合。
● 他人の身分証明書(ID)を使って、酒類を購入しようとしたり、酒類販売・提供ライセンスのある場所に入ろうとした場合。

QLD州では、17歳になると犯罪においては大人として扱われます。従って、もしも有罪が確定した場合には犯罪歴が残ることになります。

しかし、18歳未満の未成年が責任を持てる成人の監督の下で自身または誰かの私有地内で酒類を飲むことは違法ではありません。

酒類販売・提供ライセンスのある店での身分証提示

リカー・ライセンス法は、ライセンスを持つ店や酒屋が、顧客入店時または購入時に法的に購入可能かを確認することを定めています(Liquor Act 1992–S156-1-d)。加えて、酩酊状態、または風紀を乱す行為などを行う人物に対して、酒類を飲ませることを禁じています(Liquor Act 1992-S156-1-e)。

これにより、入店時または購入時に店舗スタッフから身分証明証(ID)の提示を求められた場合、必ず現在有効な自身のIDを提示しなければなりません。我々は、パスポート原本をIDとして利用することはできる限り避けることをお勧めしており、代わりに「成人年齢証明証(The Adult Proof of Age Card)」の所持を推奨しています。このカードは、QLD州の住人が18歳以上であることを証明し、パスポートや運転免許証を持っていない人の写真付き身分証明証として有効です。これは、従来の「18+カード」に代わるものとして、「Transport & Motoring」のカスタマー・サービス・センターにて作成可能です。必要書類や手数料など、詳しくは以下のウェブサイトをご覧ください。

■Web: www.qld.gov.au/transport/licensing/proof-of-age

<ポリス・リエゾンのひと言メモ>
 豪州ではコミュニティーが大きなイベントを開く場合、原則として先住民族のエルダーと呼ばれる長老を招待するか、過去、現在の当地の保護者である先住民族に対してイベント開催ができることへの感謝を表すことが重要です。

ご質問、お問い合わせは以下で受け付けています。
TEL: (07)5581-2840
Email: CrossCulturalGoldCoastPolice@police.qld.gov.au



<著者プロフィル>
平野尚道◎クイーンズランド州警察ゴールドコースト地区・日本担当リエゾン・オフィサー。ゴールドコースト日本人会の会長職を8年務める。移民サポート非営利団体MCCGCにて異文化育成担当として9年勤めた後、州警察のリエゾン・オフィサーに就任。現在、日本人コミュニティーと警察の架け橋として活動中。2009年に在ブリスベン日本国総領事館より在外公館長表彰、14年にゴールドコースト市オーストラリア・デー文化功労賞を受賞

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