子ども向け釣り教室 ~ヒット! 大物だから慎重に!~

ハル君が釣り上げた大型のクロダイ
ハル君が釣り上げた大型のクロダイ

第111回
クイーンズランド州の釣り情報
フィッシング・ライター:金園 康秀
(YASU=ブリスベン在住)

 

子ども向け釣り教室
〜ヒット! 大物だから慎重に!〜

時間にしてわずか5分間、しかし永遠にも感じる格闘の末に釣り上がってきたのは、なんと全長約45センチの大型サイズのクロダイだった。「いつも小さい放流サイズしか釣れないので、“大物を釣って、家に持ち帰り、釣った獲物を美味しく食べる”ということを、2人の息子たちのスクール・ホリデー期間中に何とか経験させたい」と、ブリスベンで経絡治療(Kohki Therapy)を行う岡田氏からの、たっての希望が今回実現した。

最初にお兄ちゃんのオウ君が30センチのクロダイを釣り上げた。だがその後しばらくは、成果は上がらず、テンションがだんだんと下がってきた弟のハル君の竿に、ついにかかってきたのが冒頭に述べた大型クロダイである。これを皮切りに一気にハイテンションになった2人。その後次々とクロダイを釣り上げた。

では子どもに釣りを教えるにあたり大事なことは何か、少し述べてみたい。一番大事なことは安全を確保すること。子どもに良い経験をさせるということを最優先にし、親や保護者は釣りをせずに、子どもの世話に徹することが安全確保につながる。

刺身でおいしいマゴチもゲット!
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次に大切なことは飽きさせないこと。釣れない時間があると子どもはどうしても飽きてくる。このような時は、釣り場所を替える、周囲の自然を観察する、おやつの時間にするなど、子どもが飽きないように、いろいろ工夫することで、事故を防ぐだけでなく、楽しいひと時を子どもに残せる。

さらに釣りは最も釣れる時間帯に絞り、手短にそして集中的に行うこともコツの1つである。しかし、このコツが一番難しいのではあるが……。だがこのような時に強い味方になるのが、釣具屋さんである。お店の人から場所と時間などのアドバイスを受けると良いだろう。

なお、使用するエサは冷凍エビのむき身を、爪の長さぐらいに切ったものが一番のお薦めである。そして上手く釣れるようになるには、こまめに仕掛けを上げたり、再投入させたりと本人にエサの有無を確認させること。これは技量アップと釣果につながるコツだ。自分でエサを付け、仕掛けを投入し、そして自分で釣り上げることができるようになったら子供向け教室はもう卒業だ。

 

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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