クイーンズランド州の釣り情報/サワラのシーズン

クイーンズランド州の釣り情報

フィッシング・ライター:金園泰秀(YASU=ブリスベン在住)

晩春から夏はサワラの産卵シーズン
晩春から夏はサワラの産卵シーズン

第137回 サワラのシーズン

魚へんに「春」と書くサワラは、日本では春が旬の魚ですが、オーストラリアでは初夏から秋までがサワラのベスト・シーズンになります。

水温が上昇する11月ごろに産卵のために浅い場所に大群となって押し寄せてくるので、ブリスベン湾(モートン湾)では巻き網漁が盛んでしたが、数年前から湾内での巻き網漁が禁止され、近年では昔のように資源が回復したせいかサワラが容易に釣れるようになりました。

ボート釣りでは「ナブラ」という水面に小魚を追って捕食している場所を探し回り、ナブラがあったらボートを走らせて近付き、そこに向かってメタル・ルアーと呼ばれる金属性のルアーをキャストしてリールを高速で巻きルアーをリトリーブして釣るのが一般的です。フライの場合は、移動しているナブラが近付いてくる場所を予想してボートを止め、ナブラが射程距離まで来たらフライをキャストして同じく高速で巻き取ります。サワラの歯は鋭いのでルアーやフライの結び目から5cmくらいの長さのワイヤーを付けるのがコツです。

サワラはフライ・フィッシングでも狙える
サワラはフライ・フィッシングでも狙える

早朝にはビーチや磯などでもサワラのナブラが出ることがありますので、ナブラが見えたら近くまで急いで近付きルアーをキャストして高速で巻き取って狙います。

もしナブラが遠すぎてルアーの射程距離でなかったり、ナブラが沈んでしまった時は、ギャング・フックという針が3本連続したものに冷凍イワシを1匹丸ごと付けてキャストし待っていてもサワラが食ってくる確立が高いものです。

ブリスベン近辺の陸釣り場ではブライビー島の南端のビーチと同島北端のカランドラの磯が有名です。ゴールドコーストではスピットとバーリー・ヘッドの磯、カランビンの川の河口が狙い目です。

なお、サワラは種類ごとに持ち帰れるサイズと匹数が決められています。一般的によく釣れるスクール・マッカレルというサワラは50cm以上が10匹までと決まっていますが、その他の種類には注意が必要です。

オーストラリアの釣り情報
Web: www.fujimaru.com.au

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