【WH日記】日本の代表として世界で働きたい ── 伊藤美優さん

第8回

がんばるワーキング・ホリデー・メーカーにフォーカス

みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

オーストラリアでがんばるワーキング・ホリデー・メーカーを毎月紹介。



 

今回登場のワーホリ・メーカーは?

伊藤美優さん

1992年生まれ・神奈川県出身
趣味:映画鑑賞、旅行、カフェ巡り 特技:料理
 

「海外に出るということは大変なことでもないし、
立派なことでもない」

大学2年終了時に休学し、1年間オーストラリアへのワーキング・ホリデーを決めたという伊藤さん。昔から海外での生活に憧れていて、大学1年生の時には1カ月間ヨーロッパにバックパック旅行。そこで、オーストラリア人の友達がたくさんできたので留学先をオーストラリアに決めたという。そんな伊藤さんに話を聞いた。


初めは大学を休学することに不安を感じたのですが、1年間休学することは必ずしもリスクではないし、海外で勉強するだけでなく実際に働くことができたら将来の目標にも直結して自信にもなる気がしました。ブリスベンの語学学校に2カ月間通い、日本食レストランでウェイトレスのアルバイトをしました。以前は、海外に出たいという気持ちが強かったのですが、オーストラリアに来て少し気持ちに変化が。改めて日本を客観視できるようになり、日本人の1人として誇りに思う部分と恥じる部分が明確に見えてきた気がします。ざっくりとした外国への憧れだけで、自国のことを深く認識していなかったり、大学でどんな勉強をしているのって問われても明確に説明できなかったり、語学学校では他の国の生徒と勉強に対する姿勢の違いを感じ、学生生活を見直す良いきっかけになりました。そんな経験から、もっと自分の国のことや他国との違いを英語で適切に話せるように勉強し、日本の良さを海外へ伝えることをしたいなと思うようになりました。

もともとホスピタリティーに興味があったので、“エクセル エデュケーション”という留学エージェントに紹介してもらい、シドニー湾クルーズ船内のインターンシップを始めました。ハイティーやディナーのサーブなどのウェイトレス業務を経験し、新たなものが見えました。日本での常識は通用しないし、ずるずる残業やサービスをしないで決められた時間内でしっかり働く。日本のように動き方や、やり方を細かく教えてはくれないので自分でどんどん仕事を探して、何をするべきか分からない時はどんどん聞かないと自分の存在さえも無視されてしまう。


クルーズ船、インターンシップでできた仲間たち

クルーズ船での経験を得て、いい意味で細かいことを気にしなくなりました。日本人の気使いや、先を見るスピードはすごく喜ばれるし大切。だからといって押し付けるのではなく臨機応変な対応や、他の国の文化や習慣を知っておくことも大切だなと感じました。そんな動きや成長を見てくれていたマネジャーが無給だったインターンシップを有給に変えてくれて、頑張りを認められた実感が明確に分かってとっても嬉しかったし、お金を稼ぐことへの喜びを感じ、とてもいい経験ができました。

 

これから留学を考えている人や、壁にぶち当たっている人へ

とにかく諦めないでほしい。自分で探す努力をすれば海外での経験がたくさん広がります。最近では無給インターンシップだけを目的としている学生も多いけれど、それだけを目的とせず、経験がなくても自分の頑張り次第できちんと給料も得られるし労働者として認めてもらえるはずです。

もうすぐ日本に帰るのですが、帰国してからも英語環境をキープし、日本に来ている学生などともたくさん接したいです。また、オーストラリアに来て、日本の英語教育のシステムへの不満も感じたので、これからの学生や幼児教育において、英語をもっと効率的に取り組めるような環境作りにも関わりたいです。将来も海外と接していられる仕事がしたいので、学生のうちに日本のことをもっと勉強します。

 

日本人の代表として世界で働きたい

日本語も英語もきれいに話せて、母国のことも海外のことも知っているべきだと思います。海外に出ることを重く考えている人がいますが、大変なのはどこにいても同じです。


キラキラのオーラとしっかりとした口調での物言い。ワーホリでの経験が伊藤さんを成長させたのだろうと感じた今回のインタビュー。日本の未来に光を感じた。(編集部)

 

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