【WH日記】バリスタ修行 ー 米満輝之さん

第12回

がんばるワーキング・ホリデー・メーカーにフォーカス

みんなの「ワーホリ・ダイアリー」

オーストラリアでがんばるワーキング・ホリデー・メーカーを毎月紹介。

 

今回登場のワーホリ・メーカーは?

米満輝之さん

1993年生まれ・京都府出身
大学を休学し、バリスタの勉強のために来豪。語学学校に通うかたわら、ローカルのカフェで働き、日々バリスタの勉強に励む。将来の夢は自分のカフェをオープンすること。

オーストラリアでバリスタ修行

オーストラリアは独自のカフェ文化を持っており、街のいたるところにカフェがある。コーヒーの年間消費量も多く、オージーとカフェは切っても切り離せない関係だ。今回はそんなオーストラリアのコーヒー文化に憧れ来豪した米満輝彦さん(22)に話を伺った。

コーヒーとの出会い

来豪前、京都の大学に通っていた米満さん。アルバイトとして始めたカフェでのコーヒー作りをきっかけにバリスタの仕事に興味を抱くこととなる。

「最初からコーヒーに対する関心が強かったわけではないです。なんとなくバリスタの存在は知っていましたが、大学1年の時に始めたカフェでのアルバイトをきっかけに少しずつコーヒーの作り方に関心を持ちました。最初はおいしいコーヒーを入れるということではなく、カプチーノの上に絵を書く『ラテアート』から始めました。やってみるとすごく難しくて、毎日お店で練習したのを覚えています」

日本でのバリスタ・ライセンスの取得

その後、本格的にバリスタの勉強を始めた米満さん。当時働いていたお店の勧めもあり、バリスタ・ライセンスを取得し、さらにバリスタの技術を競う大会へ出場することとなる。

「働き始めて半年ほど経った時、独学ではなく本格的にコーヒー作りの技術を身に着けたいと考えるようになりました。そこでバリスタ・ライセンスを取得するための学校に通うことにしました。学校ではエスプレッソやカプチーノといった比較的難しいコーヒーの作り方をはじめ、テイスティングの基礎知識やコーヒーと関連の深いフォームド・ミルクの製造方法など、さまざまなことを学ぶことができました。また、一般の方には馴染みがないかもしれませんが、コーヒーの技術を競う競技会が日本にもあり、自分の技術を試してみたいと思い、何度か出場しました。そこでほかのバリスタと親交を深めていったのですが、皆口々に海外の、特にオーストラリアのカフェ文化の面白さやバリスタのレベルの高さを語っていました。その時から、いつかオーストラリアでバリスタとして働きたいと思うようになりました」

来豪、そしてローカル店での修行

ほかのバリスタの勧めもあり、コーヒーの本場ともいえるオーストラリアの地で新たな挑戦を始めることとなる。

「最初はオーストラリアでのバリスタ・ライセンスを取得する必要があるため、スクールに通いました。コーヒー豆の種類やエスプレッソ・マシンが日本のものとは異なり、少々苦労しましたが、新しい知識を学ぶことができて楽しかったです。その後は現在のお店に入り、こっちのコーヒー文化を楽しみながら働いています。オーストラリアは日本とは違って出身が異なる人々が同じ職場で働いているので、イタリア系のバリスタはイタリア風のマキアートのようなエスプレッソが得意だったり、多くのオーストラリア人バリスタはミルクのスチームミルクにすごくこだわったり、オーストラリア産のコーヒー豆の扱いがうまかったりと、働いていて日々いろいろなことが学べるので本当に来てよかったと感じています。また、今は英会話がそれほど堪能ではないのですが、地道に勉強を続けて、いつかは自分でお客さんの好みまで聞き出したり、提供するまでを自分でできるようになりたいと思っています」

将来の夢

オーストラリアのカフェ文化の魅力をいきいきと語る米満さん。将来の夢についてさまざまな展望を語ってくれた。「オーストラリアは本当にカフェが多く、また日本のようなチェーン店ばかりではなく、オリジナリティーを持った個人経営のお店がたくさんあると感じています。コーヒーの味は作り手やオーナーの考えで大きく変わってきますので、自分が本当に美味しいと感じるコーヒーを提供できるお店を将来は持ちたいと考えています。日本には簡単に短時間でコーヒーを作って素早く提供するようなお店はたくさんあるのですが、1杯1杯手間暇かけてじっくりとコーヒーを作るようなお店が少ないので、そのようなお店を作れたらと考えています。現在働いているお店のオーナーも基本的には考えが一緒で、それぞれのお客さんの好みを把握していて、手間隙かけてコーヒーを作るバリスタなのですごく憧れを持っています。こちらに滞在できる期間もそれほど長くはないのですが、なるべく多くのことを学んで、バリスタとしてもうひと回り成長して帰国したいと思っています」

オーストラリアのコーヒー文化や自信の将来の夢をいきいきと語ってくれた米満さん。バリスタとしてさらなる高みを目指し、日々研鑽に励む姿がとても魅力的であった。

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