2015年9月 ニュース/コミュニティー

市庁舎表敬訪問の参加者の皆さん
市庁舎表敬訪問の参加者の皆さん

名古屋市から高校生派遣団

シドニー市庁舎を訪問

シドニーと姉妹都市関係にある愛知県・名古屋市から8月4日、「シドニー・名古屋交換留学プログラム」の一環として、名古屋市内の高校生派遣団16人がタウン・ホールにあるシドニー市庁舎を表敬訪問した。

一行はホームステイやシドニーの高校生との交流を持ちながら、オーストラリアの文化を体験。表敬訪問では、名古屋市出身の妻を持つロバート・コック市議会議員が生徒たちに向けて挨拶し、「両都市の姉妹都市関係は今年で35周年を迎えた。多文化なシドニーでの経験は2国間の関係にとって重要だ」とコメント。また高岡正人在シドニー日本国総領事は「この交換留学プログラムが長く続き、シドニーでの交流が相互理解につながれば嬉しい」と述べた。

挨拶をするロバート・コック市議会議員
挨拶をするロバート・コック市議会議員

生徒代表の鈴木秀和さんは「この地に立つという夢の1つが叶って嬉しく思う。現地高校への体験入学などで、多国籍の人々が共生し誰も外国人ではない環境を経験できた」とスピーチをした。生徒たちは今回の体験を通し、「学校では多くの生徒が日本語を覚えて話しかけてくれて嬉しかった」「慣れない外国で最初はナーバスだったが、とても楽しめた」などと感想を述べた。

今回の訪問を記念し、一行を引率する名古屋市立名東高等学校の山谷正之校長から愛知県の特産品・有松絞りが、コック市議からはタウンホールの歴史を描いた書籍がそれぞれ贈られた。


学習会に参加された皆さん
学習会に参加された皆さん

障害児を持つ保護者の会、学習会を開催

障害のある子どもを持つ保護者の会「ジャパニース・ケアラーズ・グループ」は8月12日、今年3回目の学習会をチャツウッド・ライブラリーにて開催し、19人が参加した。今回のゲスト・スピーカーは、日本人唯一のスピーチ・パソロジストの武南恵子氏。

発達遅延・障害児にとっての言語発達とコミュニケーション、バイリンガル以上の環境での言語教育、家庭で実践できるストラテジーなどを学習した。武南氏は「がんばっていらっしゃる皆さんのお役に立ちたい」と語った。

毎月第2・4水曜日の例会に参加を希望される人は、0411‐139‐872(ひとみ)もしくは、fumikae@tpg.com.auまで連絡を。


ウィロビー日本祭りが開催

シドニー日本クラブ(JCS)が主催する日本のお祭り「Japanese Festival Matsuri in Willoughby」が9月12日、チャッウッド駅前の遊歩道チャッツウッド・モールで開催される。

当日は、日本食の屋台をはじめ日本文化を紹介するブースが並ぶほか、よさこいソーラン踊りなどの舞台パフォーマンスも楽しめるという。

■ウィロビー日本祭り
日時:9月12日(土)11AM~3PM
会場:Chatswood Mall, Chatswood NSW
問い合わせ先:0421-776-052(JCS事務局、9AM~6PM)


シドニー日本人会「カウラ桜ツアー」参加者募集中

第2次世界大戦中に日本兵捕虜が収容され、「カウラ・ブレイクアウト」という集団脱走事件が起きたカウラ市は、毎年9月に桜まつりを開催し、同時に戦没者慰霊祭を催している。シドニー日本人会は、慰霊祭への参列や、捕虜収容所跡地を訪れる1泊2日のバス・ツアーを実施。途中、キャンベラの戦争記念館や、カウラ・ジャパニーズ・ガーデンなども見学する。

■シドニー日本人会「カウラ桜ツアー」
日程: 9月26日(土)~27日(日)
定員:35人
料金:(日本人会会員)大人$290、子ども$240(非会員)大人$340、子ども$290(子どもは5~12歳まで)
※参加費には、バス代、宿泊代、夕食、朝食、昼食、カウラ・ジャパニーズ・ガーデン入場料が含まれる。
※参加費の宿泊代は2人部屋の場合の1人分の料金。シングル・ルーム希望の場合は$77の追加料金がかかる。

■問い合わせ先
シドニー日本人会
TEL: (02)9232-7546
E-mail: jss@jssi.org.au
Web: www.jssi.org.au


(左)琵琶の演奏を行う池田智鏡氏、(右)絵文のデモンストレーションを行う中井悠美子
(左)琵琶の演奏を行う池田智鏡氏、(右)絵文のデモンストレーションを行う中井悠美子氏

琵琶演奏会と絵文のデモンストレーションが開催

9月26〜27日にカウラで行われる「カウラ桜まつり」と戦没者慰霊祭に合わせて来豪する天台宗僧侶の1人で、福岡県・善光寺の池田智鏡氏が9月24日、シドニー市内のジャパン・ファウンデーションで琵琶の演奏を行う。

同氏は日本でも著名な琵琶奏者として知られており、当日は「耳なし芳一」や「壇ノ浦」などを演奏しながら歌う予定だ。

また、池田氏による琵琶演奏が行われた後は、四季折々の風物詩の絵と流麗な墨文字を組み合わせた「清水流絵手紙」作家の中井悠美子氏によるデモンストレーションが行われる。日本の四季を題材にした美しい絵文を即興で披露するという。

■琵琶の演奏会および清水流絵手紙のデモンストレーション
日時:9月24日(木)1PM~2PM
会場:The Japan Foundation Gallery, The Japan Foundation, Sydney Level 4, Central Park 28 Broadway, Chippendale NSW
料金:無料
問い合わせ:02-8239-0055


久保田の人気3銘柄と遠藤好一氏
久保田の人気3銘柄と遠藤好一氏

日本酒「久保田」の試飲会が開催

幻の銘酒と名高い朝日酒造「久保田」の試飲会が8月23日、ノースブリッジの日系スーパーマーケット「東京マート」で開催された。

試飲会で振る舞われた「久保田」シリーズの1つ「萬寿」は、新潟屈指のトップ・ブランドとして名高く、ふわりと柔らかな口当たりと調和のとれた爽やかな旨みが特長の純米大吟醸。当日は萬寿のほか、廃仕込みの純米大吟醸山「碧寿」と純米吟醸の「紅寿」も並び、訪れた日本酒ファンらは、その香り高い味わいを楽しんだ。

日本から視察に訪れていた朝日酒造株式会社の遠藤好一氏は、「久保田ブランドは、食事にも合わせやすいすっきりとした飲み口が特徴。さまざまな料理と楽しんでほしい」とコメントしている。


山口県宇部市の日本酒「貴」
山口県宇部市の日本酒「貴」

日本酒「貴」試飲会がシドニー各地で開催

「新ばし」で蕎麦打ち体験も

7月27日、シドニー北部で人気の手打ち蕎麦店「新ばし」で蕎麦打ち体験および日本酒「貴(たか)」の試飲会が開催された。自身も大の日本酒好きであるという同店総料理長の東條正彦シェフの指導の下、15人ほどの参加者が蕎麦打ちに挑戦。

日本酒「貴」を作っている山口県宇部市の蔵元・株式会社永山本家酒造場の永山さん夫妻も山口県宇部市から参加した。イベントは日本酒の販売を手掛けているSakenet Australiaの高橋玲(たかはしれい)さんによる通訳および司会の下進められ、蕎麦打ち終了後は日本酒「貴」に合わせておでんや刺身、鴨塩、カルパッチョなどが供された。参加者は自身で打った蕎麦とともに日本酒や同店自慢の料理を楽しんだ。

 

「貴」試飲会が開催

また、7月30日には株式会社永山本家酒造場(山口県宇部市)の代表取締役社長(五代目蔵元兼杜氏)の永山貴博氏が来豪し、ウィンヤード近くの人気和食レストラン「鱒屋」と「居酒屋ますや」で7月30日試飲会を実施した。

試飲会では同社の代表銘柄「特別純米・貴」をはじめ、「貴・純米・濃醇辛口80%」と「貴・山廃純米・雄町」の3種類が振る舞われた。

シェフの指導の下、蕎麦打ちにチャレンジした(新ばし)
シェフの指導の下、蕎麦打ちにチャレンジした(新ばし)永山氏(左)と妻の幸子さん(左から2番目)をはじめとする試飲会関係者ら(居酒屋ますや)
永山氏(左)と妻の幸子さん(左から2番目)をはじめとする試飲会関係者ら(居酒屋ますや)

最も人気の「特別純米・貴」は、まろやかな飲み口が印象的。だしや塩などあっさりとした味付けの料理にお薦めだという。「貴・純米・濃醇辛口80%」は、ややスパイシーな風味で、ステーキや炭火の焼き鳥などスモーキーな食べ物にもよく合う。「貴・山廃純米・雄町」は伝統的な「山廃(やまはい)仕込み」という製法で作られた純米酒で、薫り高い酵母の風味がほかにはない味わいを生み出した。おつまみやチーズとの相性も抜群だという。

試飲会当日は、永山氏と妻の幸子さんら関係者が、着物やはっぴ姿で客席を回り「貴」の特徴や味わい方を説明。同社は2009年に初来豪して以来、数年に1度のペースでオーストラリア国内で試飲会などを実施している。今回の来豪では、「新ばし」で行われた蕎麦打ち体験イベントのほか、「Chaco Bar」や「蝶々さん」などでスタッフ向けに日本酒の説明や扱い方などのトレーニングを行ったという。

永山氏は「現在は大手醸造メーカー以外の日本酒も手に入りやすくなってきているので肩肘をはらず、ワインのように日常に溶け込むお酒として楽しんでもらいたい」とコメント。同社は、オーストラリア以外にも、日本各地やシンガポールや台湾などの海外でも積極的にPR活動に取り組んでいる。


開教事務所外観
開教事務所外観ご本尊を掛けるディビッドソン理事長
ご本尊を掛けるディビッドソン理事長

西本願寺の開教事務所が移転

西本願寺のオーストラリア開教事務所(渡部重信開教使)がこのほど、リンドフィールド内で移転を行った。これに伴い、8月16日には「Re-Opening Service/寺基移転慶讃法要」が行われた。

西本願寺は1993年、ニュートラル・ベイにて発足した後、96年にクロウズ・ネスト、2002年より移転前のリンドフィールドにて開教活動を行っていた。今回、発足13年目にして移転を行うことになった。

8月16日、ビクター・ディビッドソン理事長夫妻をはじめ20人ほどが集い、再出発の門出を祝う法要のほか、ポットラック・ランチが行われた。渡部開教使は法話の中で、本願寺第八世の蓮如上人のころの本願寺を引き合いに出し、「15世紀後半には本願寺は、京都、滋賀、福井、大阪を転々とし、最後に京都に落ち着くことになったが、どこでお勤めすることとなっても、阿弥陀仏は信仰する人たちとともにある。どこにいても平等に至り届いている阿弥陀仏のお働きに感謝しつつ毎日をさらに充実させて生きていきましょう」と力強く語った。

また、新しい活動の紹介として、毎週日曜日の礼拝での説話のほか、文化教室として習字(写経)教室も始める予定だという。渡部開教使は「興味のある方はご連絡ください。皆さんが気軽に集える場を提供していきたい」と語った。

開教事務所では、日曜礼拝、法事一般、病院・養老院の巡回、公立小学校での仏教の授業指導などを行っている。

新開教事務所の住所は下記の通り。日曜礼拝は第5日曜日をのぞき毎週午前11時より行われる。

■西本願寺オーストラリア開教事務所(Hongwanji Buddhist Mission of Australia)の新住所
住所:3 Woodlands Rd., Lindfield NSW(最寄り駅はNorthshore LineのRoseville駅。駅から徒歩で20分ほど)
Tel: (02)8901-4334
Email: hbma@optusnet.com.au


松井氏による作品の1つ
松井氏による作品の1つ

陶芸家・松井啓子氏がシドニーで個展開催

セントラル・コースト在住の陶芸家・松井啓子氏が2年ぶりにシドニーで個展を行う。

今回の個展「Functional Objects」では、新作のスカー(傷)シリーズとともに、家やビルの形をした一輪挿しのオブジェを展示する。オーストラリアで陶芸を学んだ同氏にとって、機能性をもつ鑑賞性の高いオブジェを制作することは永遠の課題であり、挑戦であるという。

松井氏は通常、ギャラリーのみで作品展を開いているが、今回の会場はレッドファーンにある店「Small Spaces」。同店は、オーナーのSarah O’neill氏が「日常生活とアートの共存」というコンセプトに基づき、ギャラリー独特のディスプレイをせず、デザイン家具や生活小物とともに絵画や陶器を置いている。松井氏は「少しでも多くの方に身近な環境で見ていただけるようにと思い、この小さな店での個展を決意した」と話している。

また、キャリッジ・ワークスで開催されるシドニー最大のアート・フェア「シドニー・コンテンポラリー」の一環で、松井氏によるアーティスト・トークが9月13日午後2時からSmall Spacesで行われる。アート・フェアは入場料が必要だが、同氏のトーク・イベントは無料で実施される。

■松井啓子氏の個展
日時:9月9日(水)~9月30日(水)火~土10: 30AM ~ 5PM、日12~3PM、月休
会場:Small Spaces、674 Bourke St., Redfern NSW
Web: www.small-spaces.com.au
問い合わせ:sarah@small-spaces.com.au(Sarah O’neill)


新会頭に卯滝氏

シドニー日本商工会議所・第58期総会開催

シドニー日本商工会議所は7月31日、第58期(2015/16年度)定時総会を開催。「第57期(2014/15年度)事業報告書(案)」および「同決算報告書(案)」について審議し、いずれも原案の通り承認された。その後、第58期の役員を発表し、新会頭は卯滝勝氏(豪州三井物産)が就任することになった。なお、新年度の役員は下記の通り(敬称略)。

【2015/16年度シドニー日本商工会議所役員】
■会頭
卯滝 勝(豪州三井物産)
■副会頭
野村 忠司(豪州新日鉄住金)
廣田 信治(オーストラリア三菱商事会社)
溝口 雄介(キヤノン・オーストラリア)
■理事
石原 均(日立オーストラリア)
伊藤 令(オーストラリア住友商事会社)
小林 伸一(丸紅オーストラリア会社)
桜井 章雄(みずほ銀行)
曾我 英俊(双日豪州会社)
田島 実(日本航空株式会社)
田沼 幹夫(三井住友銀行)
林 正樹(伊藤忠豪州会社)
平野 修一(ジェトロ・シドニー事務所)
福田 篤(トヨタ自動車オーストラリア)
桝谷 亨(三菱東京UFJ銀行)
■監事
奥澤 徹(野村オーストラリア)
菊井 隆正(アーンスト・アンド・ヤング)


新会長に桝谷氏

シドニー日本人会・15/16年度総会開催

シドニー日本人会は7月31日、2015/16年度通常総会を開催。「2014/15年度事業報告書(案)」および「同決算報告書(案)」について審議し、いずれも原案の通り承認された。その後、2015/16年度の役員を発表し、新会長に桝谷亨氏(三菱東京UFJ銀行)が就任した。なお、新年度の役員は下記の通り(敬称略)。

【2015/16年度シドニー日本人会役員】
■名誉会長
高岡 正人(在シドニー日本国総領事)
■会長
桝谷 亨(三菱東京UFJ銀行)
■副会長
伊藤 令(オーストラリア住友商事会社)
小林 伸一(丸紅オーストラリア会社)
林 正樹(伊藤忠豪州会社)
■財務担当理事
桜井 章雄(みずほ銀行)
■理事
卯滝 勝(豪州三井物産)
笠原 昌哉(JTBオーストラリア)
曾我 英俊(双日豪州会社)
田島 実(日本航空株式会社)
田沼 幹夫(三井住友銀行)
野村 忠司(豪州新日鉄住金)
廣田 信治(オーストラリア三菱商事会社)
福田 篤(トヨタ自動車オーストラリア)
溝口 雄介(キヤノン・オーストラリア)
宮川 勝利(在シドニー日本国総領事館)
■監事
大庭正之(KPMG)
菊井 隆正(アーンスト・アンド・ヤング)


シドニー日本商工会議所
2015/16年度委員長・部会長が決定

シドニー日本商工会議所(会頭=卯滝勝・豪州三井物産)は、8月13日に開催した役員会で今年度の委員会委員長と部会長を決定した。各委員長、部会長は以下の通り(敬称略)。

【委員長】
企画委員会:石原 均(日立オーストラリア)
編集委員会:平野 修一(ジェトロ・シドニー事務所)
ゴルフ委員会:中村 芳樹(東京海上日動火災保険)
【部会長】
自動車部会:深谷 啓(トヨタ自動車オーストラリア)
電子機器部会:高村 秀喜(リコー・オーストラリア)
金融・投資部会:奥澤 徹(野村オーストラリア)
機械・建設部会:定松 道也(株式会社大林組)
資源・エネルギー部会:四居 利之(伊藤忠ミネラルズ&エナジー・オブ・オーストラリア)
観光・運輸・通信・生活産業部会:須合 浩司(KDDIオーストラリア)


第9回「井上靖賞授与式」が開催

オーストラリアにおける日本文学研究者を支援するため、2006年の日豪交流年を記念し設立された「井上靖賞」の第9回授与式が9月18日、シドニー大学で行われる。授与式には高岡正人在シドニー日本国総領事も出席する予定。

当日は授与式に合わせて文化プログラム「井上靖と日本の四季」も行われる。同プログラムでは、井上靖の四季に関する詩が日英両語で朗読されるほか、シドニーの日本語合唱団「さくら合唱団」が四季に関わる日本の歌を披露する予定だという。

■第9回「井上靖賞授与式」
日時:9月18日(金)6PM~
会場:Auditorium Charles Perkins Centre at the University of Sydney
料金:無料(事前予約が必要)
申し込み・問い合わせ:inoueyaward@gmail.com


前回のセミナーの様子
前回のセミナーの様子

JASIC、豪州の医療制度をテーマにセミナー開催

オーストラリア在住の日本人を対象に医療福祉支援を行う団体、JASIC(在豪邦人コミュニティー・サポート)は9月26日、「オーストラリアの医療制度を知る」をテーマに第2回日本人高齢者医療・福祉セミナーを開催する。

講演は日本語で行われ、オーストラリアの医療福祉現場で働く日本人の医療福祉関係者が、現地の医療制度の概要を分かりやすく解説。講演内容は、①「JASICの活動状況及び会員サービスについて」(JASIC代表)、②「オーストラリアの医療制度(利用者の立場から)」(リハビリテーション科医師)、③「もしケガや病気で入院したら―実際の例・退院までの流れ」(作業療法士・ケース・マネージャー)、④「医療通訳の利用の仕方」(医療通訳士)の4つ。セミナーの定員は80人で、60歳以上の人が優先。セミナーへの参加希望者は、以下に連絡を。

■JASIC(在豪邦人コミュニティー・サポート)
日時:9月26日(土)1PM~3PM (開場:12:30PM)
住所:Dougherty Community Centre, 7 Victor St., Chatswood NSW
料金:$8
Web: www.facebook.com/jasicinc
申し込み・問い合わせ:0456-219-340 、info@jasic.org.au(JASIC代表:沼田貴史)
備考:
①電話で問い合わせを希望する人は、日本語で名前、年齢、連絡先を伝える。
②当日会場でJASICへ入会する人は、初回特典として同セミナー参加費を入会費(通常10ドル)として支払うことができる。


左から、河原眞治・美代子さんの長女・令聿さんの夫・光行氏、令聿さん、ダーウィン市議会議員アラン・ミッチェル氏、ダーウィン市長カトリーナ・フォン・リム氏
左から、河原眞治・美代子さんの長女・令聿さんの夫・光行氏、令聿さん、ダーウィン市議会議員アラン・ミッチェル氏、ダーウィン市長カトリーナ・フォン・リム氏

■コラム「ダーウィンからの便り」

ダーウィンでの日本人による慰霊の移り変わり

終戦から70周年を迎えダーウィンではさまざまなことが起こっています。7月には米豪が行う合同軍事訓練タリスマン・セーバーに初めて日本の陸上自衛隊が参加し、上陸作戦などを行いました。これは日米のみならず、日豪の関係がさらに強化されていることの証でしょう。

陸上自衛隊の方々は北部準州日豪協会の協力を得て、市内にある慰霊塔にて献花を行いました。2012年の海上自衛隊護衛艦しまかぜによる慰霊塔での初めての献花式、昨年のはたかぜによる洋上の豪海軍との合同慰霊祭、そして今年は陸上自衛隊と、日本側の慰霊式が伝統となりつつあるのを見て嬉しく思います。

また8月8日にはダーウィン港で第2次世界大戦時に亡くなったパイロットの奥様の散骨が行われました。パイロットの名前は河原真治氏。1943年8月17日に撃墜され、妻・美代子さんは生後8か月の長女・令聿(のりよ)さんとお腹の中には正憲さんとともに残されました。戦後2人の子どもを育てるのはどんなに大変だったでしょうか。美代子さんは、人生の中で一番幸せだった真治さんとの短い結婚生活を思い、「真治さんの眠る海に散骨してほしい」と遺言を託し04年に亡くなりました。

それから約10年もの間、ご遺族はダーウィンへと足が向きませんでした。交通の便が悪いことや、かつての敵国で受け入れらえるのかという不安もあり、なかなか決心がつかなかったのだそうですが、海上自衛隊はたかぜが堺祭りで堺に入港し、艦長からダーウィンでの合同慰霊祭の様子を聞き、散骨のために渡豪することを決めたのです。

オーストラリア側の歓迎ぶり、そしてその心配りは大変なものでした。北部準州政府多文化共生大臣のスタイルズ氏から州議会議事堂への招待を受け、散骨のための船は何と豪海軍が提供してくれました。散骨の後には、ダーウィン市が軽食とお茶とで懇親会を行うというおもてなし。この散骨がメディアでも取り上げられると、「美代子さんと真治さんが72年の時を経てやっと一緒になることができて良かった」などという好意的なコメントがフェイスブックなどで見られました。

ここダーウィンでは17年の空爆75周年記念へ向けて準備が始まっています。憎しみの連鎖を断ち切り、しかし過去の歴史を忘れずに次の世代に継承していこうという試みが順調に進んでいることをトップエンドからお知らせしていきたいと思います。

平山幸子
2006年会計学修士取得のため来豪、元北部準州政府多文化共生アドバイザー、ダーウィン日本語ラジオ・プレゼンター


つばきJAPANのメンバー。一番右は多胡英子さん
つばきJAPANのメンバー。一番右は多胡英子さん会場は試合をひと目見ようと訪れた大勢の観客で埋め屈された(Photo: 永田朝子)
会場は試合をひと目見ようと訪れた大勢の観客で埋め屈された(Photo: 永田朝子)

8月15日に行われたオーストラリア対ジャマイカ戦の様子(Photo: 永田朝子)
8月15日に行われたオーストラリア対ジャマイカ戦の様子(Photo: 永田朝子)

■特別リポート

「ネットボールで世界を目指す!」

ネットボール世界一の国オーストラリアにお住まいのたくさんの日本人の皆様に読んでいただけることを光栄に思います。ネットボールは、1890年代に女性向けバスケットボールとしてイギリスで誕生した、日本ではまだまだマイナーなスポーツです。

初めて日本にネットボールが紹介されたのは1990年に生涯スポーツが専門の神山雄一郎氏(元群馬県立女子大学教授)が、研修先のオーストラリアから持ち帰り、紹介・普及を始めました。1999年から、日本選手権が開催され、2012年より群馬県安中市立総合体育館で、現行の「全日本選手権大会」「全日本ミックス選手権大会(7人中3人が男子)」を行うようになりました。

ネットボールにはドリブルがありません。バック・ボードのない玉入れのようなゴールにシュートをし、コートも3分割されていて動く範囲が決まっています。また、激しい接触も禁止されています。こうした特徴から、体力や体格に応じてポジションを選ぶことのできる、老若男女誰もが楽しめる生涯スポーツにぴったりの素晴らしい競技です。

2013年のスリランカ・アジア選手権大会から「全日本チーム(つばきJAPAN)」を結成し、世界一を目指しスタートしました。現在、アジア・ランキング8位です。まだまだ、世界選手権出場への道は遠いのですが、今回、目指すべき世界一の戦いを見定めるためにシドニーへやって来ました。

アジア上位のシンガポール、スリランカが世界選手権出場16カ国中、最下位争いの現実を直視し、アジアのレベルがまだ高くないことを痛感しました。日本は、体格的にも劣り、長身の選手を発掘する努力もしていますが、今回の観戦により、スピードやフェイントの重要性、技術力、ルールを熟知することなど、多くの課題を見つけるとともに、今後、日本が目指すべき方向を再確認することができました。

オーストラリアにお住まいの皆様、いつか日本に来られた時に、空き地にネットボールのゴールとコートがあふれ、国民がネットボールを愛し楽しんでいる姿をご覧になった暁には、この記事を思い出してください。ネットボール世界一の国から「つばきJAPAN」に熱きエールを!
(投稿=日本ネットボール協会副会長・全日本監督、多胡英子)


■新刊紹介

「オーストラリア概要2015/16」

シドニー日本商工会議所(会頭=卯滝勝・豪州三井物産)の編集委員会(委員長=平野修一・ジェトロ・シドニー事務所)は「オーストラリア概要2015/16」を発行した。同書は、豪州の経済、産業、貿易の動きを中心に、連邦および各州の政治・経済や日豪関係など、幅広い分野をカバーしたもので、豪州経済の最新の情報を得られる日本語唯一の出版物。1986年から毎年発行しており、第29版となる。

2015/16年版は、変貌を遂げるオーストラリア政治、アボット保守連合政権の労使制度改革、オーストラリアのインフラ事業投資、日豪経済連携協定(EPA)の概要、移転価格税制の動向、再生可能エネルギー業界など、豪州の最新の経済・政治情勢についてコラム形式で掲載。価格は1部45ドル(GST込み・送料別)、商工会議所会員は40ドル(同上)。


ストラスフィールド・スプリング・フェスティバルが開催

毎年父の日に行われる春のお祭り「ストラスフィールド・スプリング・フェスティバル」が今年も9月6日に開催される。メイン・ステージほかデモンストレーション・ステージで音楽やダンスなどのパフォーマンスが行われるほか、子ども向けのアクティビティーやスポーツ・イベントなど、さまざまな催し物が開催される。そのほか、世界各国の料理が楽しめる屋台も並ぶという。

また当日は、日本の和太鼓・琴・合唱の演奏から成る「Japanese Spring Beats- Music from Japan」がデモンストレーション・ステージで午前11時から行われる予定。

詳細■ストラスフィールド・スプリング・フェスティバル
日時:9月6日(日)10AM~4PM
会場:Strathfield Park – Homebush Rd., Strathfield
Web: strathfieldspringfestival.com.au


■新刊紹介

『Japanese Recipes from Mari’s Tokyo Kitchen』

東京・築地市場近くで、訪日・在日外国人に向けた英語料理教室を主宰する滑志田真理さんによる、初めての著書。本書は、今や無形文化遺産として世界的ブームになっている日本食に興味をもつ外国人をはじめ駐在員や留学生、ホームステイ先などで日本料理を紹介したい方や英語を勉強中の方に向けた、英語で書かれた和食のレシピ・ブックだ。

料理教室で評判が良かった“外国人に評判だった味”を厳選し、「鶏の唐揚げ」「豚の角煮」「さばの味噌煮」などの日常のおかずから、「三平汁」といった郷土料理まで、約50レシピを掲載。みんなで集まる日の献立提案から、ベジタリアン向けのメニューまで幅広いラインナップで紹介している。

■「Japanese Recipes from Mari’s Tokyo Kitchen」
著者:滑志田真理
出版社:ぴあ株式会社
価格:2,200円


オーストラリアにまつわる川柳を募集します

日常生活を送るなかで起こる何気ない出来事をユーモアと風刺のセンスで表現してみませんか? 川柳は俳句と違って、日ごろの思いを5・7・5の17音に表すだけで、どなたでも気軽に作ることができます。

日豪プレスでは、ただ今川柳作品を募集中。応募作品の中から優れた作品を毎月紙面で発表します。 応募はnichigopress@gmail.comまで。


SBSラジオ日本語放送9月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。9月の「シドニーサイド」では、ウィロビー日本祭りのリポートを行う予定。

なお、5月末より毎月最終週の木曜に、日豪プレス翌月号の見どころを紹介している。次回は9月24日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


お詫びと訂正

日豪プレス全国版8月号P34掲載の情報について一部誤りがございました。読者ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。下記の通りに訂正いたします。

【訂正箇所】

(誤)ブリスベン~成田線はA330-300型機で週4便運航する。
(正)ブリスベン~成田線はA330-300型機で毎日運航する。

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