2017年1月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

注目を集める錦織圭選手 Photo: Tennis Australia
注目を集める錦織圭選手 Photo: Tennis Australia

全豪オープンテニス16日開幕へ

錦織ら日本人勢が挑む

テニスの4大国際大会(グランド・スラム)の初戦となる、全豪オープンが1月16日、メルボルンで開幕する。今年の見どころは、全豪との相性が特に良いと言われているノバク・ジョコビッチの連覇を誰が阻止するか。2016年のATPツアー・ファイナルで優勝を飾り、現在世界ランキング1位のアンディ・マリーが昨年の屈辱を晴らし、決勝でジョコビッチと再対決するか目が離せない展開が予想される。

また、昨年の全豪オープンでは惜しくもジョコビッチに敗れ、4強入りを逃した世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)は、2016年9月に行われた全米オープンでは準々決勝でアンディ・マリーをフル・セットで破る大勝利を収めている。錦織選手が本大会でどこまで勝ち上がっていくか注目が集まっている。

更に日本人選手では、昨年初出場で3回戦進出を果たした大坂なおみ、リオデジャネイロ・パラリンピックの車いす部門で銅メダルを獲得した国枝慎吾(ユニクロ)、上地結衣(エイベックス)選手らが強豪を制して上位に入るか、日本人選手の活躍が大いに期待される。


「高齢者福祉制度」説明会開催
日本人移住者が対象

シニア支援ボランティア団体のネイバーフッド・シニア・クラブ(NSC)は、日本人移住者がオーストラリアで老後を迎えるに当たり、自立した生活を送るために知っておきたい高齢者福祉制度についての説明会を開催する。

説明会は2月から6月まで右記日程で開催され、現役の日本人ソーシャル・ワーカーやケア・マネージャーが、病院や医療制度、1人暮らし時や介護が必要になった場合にどのような在宅自立支援制度を利用できるかなどを説明する。同団体は、より多くの日本人移住者が老後に安心して高齢者福祉サービスを受けられるようにするため、説明会への参加を呼びかけている。参加人数に限りがあるため事前予約が必要。

■高齢者福祉制度に関する説明会
日時:
第1回 2月12日(日)1:30PM~3:30PM病院・医療制度「入退院後のサポート、ホーム入居準備などについて」
第2回 4月23日(日)1:30PM~3:30PM在宅自立支援制度「1人暮らし、介護が必要になった場合について」
第3回 6月18日(日)1:30PM~3:30PMオーストラリアの後見人制度「頼れる人がいない、お金の管理ができなくなったら?」
会場:Multipurpose Room 1, Kathleen Syme Library & Community Centre, 251 Faraday St., Carlton VIC
料金:参加無料、ゴールド・コインの寄付推奨
予約Email: nscagedcareinfo@gmail.com


萩原元氏の作品
萩原元氏の作品

折り紙アート展示-オーストラリア動物がテーマ

メルボルンを拠点に活動する折り紙作家・萩原元氏の作品が1月31日まで、在メルボルン日本両領事館で展示されている。作品18点中12作品は完成品、6作品は一度折ったものを再度開き元の正方形の状態に戻したもの。元に戻された紙の折り目を見ると、いかにきめ細かく精度が高い作品が1枚の紙からできているのかが分かる。同氏の作品は全てオリジナルで、1枚の正方形の紙を切り張りせずに折るだけで制作されている。2色で構成された作品は紙の裏と表の色の違いを利用し、それぞれの動物の個性や動きを意識して作るようにしたという。今回はオーストラリアの生き物をテーマに制作し、カンガルー、ディンゴ、エミューなどが展示されている。


会場となったACMIでファンにサインをする西川美和監督(左)と主演の本木雅弘さん
会場となったACMIでファンにサインをする西川美和監督(左)と主演の本木雅弘さん

日本映画祭閉幕
西川美和監督と本木雅弘さんが登壇

オーストラリア6都市で約2万6,000人の観客を動員した第20回日本映画祭が2016年12月4日、メルボルンで閉幕した。上映作品の1つ『永い言い訳(The Long Excuse)』の西川美和監督と主演の本木雅弘さんが11月28日の上映後にそろって登壇し、ファンからの質問に答えた。

『永い言い訳』は西川監督の同名小説を元にしたヒューマン・ドラマ。ゆがんだ自意識を抱え突然の事故で妻を失った主人公は、同事故で母を失った兄妹との交流を通して自らの人生を見つめ、亡くなった妻と向き合い始める。予期せず家族を失った者たちの喪失と再生を描いた物語だ。

西川監督は「作品のアイデアを得たのは東日本大震災の時でした。報道はされないが、大切な人を突然亡くしてしまった人の中には、その日の朝にけんか別れしてしまった人もいたかもしれない。どんな形であれ、別れというのは誰もが経験すること、それをモチーフに描きたかった」と話し、本木さんをキャスティングした理由を聞かれると「中年になった身の置き場のない主人公にピッタリな俳優がいると、脚本を読んだ是枝裕和監督から本木さんを薦められた」と笑顔で答えた。

一方、本木さんは「主人公のように強い自己愛があるが自信がなく、アンバランスな自分の身の丈にあった役がやっと来たと思った」と語り、「1年近くかけて撮ったので、自然に子どもたちと絆を深めることができた。半分ドキュメンタリーのような雰囲気が出たと思う」と共演した2人の子役の名演を称えた。

実生活で19、16、6歳の3人の子どもがいる本木さんに対し、会場のファンから「普段はどのような父であり夫なのか」と質問が寄せられると、「家では無愛想、無反応。この映画の撮影後に少し変わり、実生活で家族に対して優しくなれました」と答え、会場は大きな笑いに包まれた。

この日の観客は360人以上で、質疑応答後には会場出口で西川さんと本木さんによるサイン会が行われ観客は記念撮影を楽しんだ。

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