2017年10月 ニュース/コミュニティー(2)

実力派日本人シェフ「サムライ7」集結
マッチング・ワイン・ディナー・イベント開催

シドニー北郊クローズネストにある日本食レストラン「華樹林」で9月26日、実力派日本人シェフ6人と日本人ワインメーカーの計7人を「サムライ7」として招いたマッチング・ワイン・ディナー・イベントが開催された。

招かれたシェフはそれぞれローカル・レストランなどで活躍する日本人シェフで、ミシュラン認定店出身や、名店でのヘッド・シェフなどいずれも実力者ぞろいだが、日系コミュニティーで知られていないシェフも多く、その点でも話題となりチケットは発売後すぐに完売した。

ディナーでは全8品の料理とデザート、9品のワインが提供された。それぞれバックボーンの異なるシェフたちによる料理は和の要素、洋の要素が混じり合った独創性の高い品々となったが、全体として高次元で調和しており、ワインともよく合い、参加者も満足した様子で楽しんだ。

主催の華樹林オーナー、テリー西浦氏は「実はオーストラリアは食材の宝庫でグルメ大国。そこに注目した実力ある日本人シェフも実はたくさんオーストラリアに来ているのです。そうした人材を知ってもらう良い機会だと思い、イベントを開催しました。今後もこうしたイベントをシリーズ化していきたい」と話す。

また、同店で寿司シェフを務めると共に今回シェフ集めに奔走した松谷朋之氏は「すし職人など和食のシェフは日系コミュニティーでも知られている人も多いですが、ローカル・レストランで働く洋食のバックボーンを持つ日本人シェフにもすごい人がたくさんいることは意外と知られていません。そうしたシェフにもぜひ日の目を当てて欲しい」とコメントしている。

今回「サムライ7」として参加した石坂秀威シェフはイベント前日、地元誌『タイム・アウト・シドニー』が主催するタイム・アウト・フード・アワード2017のホット・タレント部門で2位に輝いている。

今回招かれた「サムライ7」
石坂秀威(Senior Sous Chef、Bennelong Restaurant)
岡崎英樹(Head Chef、Le Trader French Restaurant)
小林敦子(Winemaker、Small Forest Upper Hunter Valley)
佐藤翔太(Executive chef、Osaka Trading co and Tokyo Bird)
新海竜也(Chef、JUAN)
松谷朋之(Master Sushi Chef、HaNa Ju-Rin)
間中弘(Sous Chef 、Lumi bar dining)
50音順

左から小林敦子、新海竜也、間中弘、佐藤翔太、岡崎英樹、石坂秀威、松谷朋之(敬称略)
左から小林敦子、新海竜也、間中弘、佐藤翔太、岡崎英樹、石坂秀威、松谷朋之(敬称略)
熟成ダック、干したニンジンなどで構成された前菜(新海シェフ)
熟成ダック、干したニンジンなどで構成された前菜(新海シェフ)
カンガルー肉のタルタルを黒トリュフとしょうゆ漬けの卵黄と共に(佐藤シェフ)
カンガルー肉のタルタルを黒トリュフとしょうゆ漬けの卵黄と共に(佐藤シェフ)
うずら肉のローストをもろみ味噌とソースと柚子のフォームで(岡崎シェフ)
うずら肉のローストをもろみ味噌とソースと柚子のフォームで(岡崎シェフ)
2週間熟成、天然ミナミマグロの中トロ、メカジキトロの炙りしょうゆ漬け、タスマニア産ムラサキウニの握り(松谷シェフ)
2週間熟成、天然ミナミマグロの中トロ、メカジキトロの炙りしょうゆ漬け、タスマニア産ムラサキウニの握り(松谷シェフ)
ハイレベルな多国籍料理の競演に会場は盛り上がりを見せた
ハイレベルな多国籍料理の競演に会場は盛り上がりを見せた

日本映画祭、ローンチ・イベント開催
人気日本食レストラン「佐々木」で

ジャパン・ファウンデーション・シドニーは9月12日、シドニー市内で人気の日本食レストラン「佐々木」で、今年で21回目の開催となる日本映画祭のメディア向けローンチ・イベントを開催した。イベントでは、オープニング作品として忍者アクション映画「MUMON: THE LAND OF STEALTH(邦題:忍びの国)」を発表すると共にプログラム・コーディネーターのマーガレット・コルテズ氏によって注目作品が映像と共に紹介された。

イベントでは「佐々木」のランチ・メニューが振る舞われ、参加者は日本映画の情報を得ながら日本食を楽しんだ。「佐々木」を選んだ理由を広報担当者のマリッサ・ギアノン氏は「日本映画のクールな雰囲気をマッチすると思ったから」と話している。

日本食を食べながら日本映画の案内が行われた
日本食を食べながら日本映画の案内が行われた
なかなか予約も取りずらくなっている人気店「佐々木」
なかなか予約も取りずらくなっている人気店「佐々木」

映画祭日程
キャンベラ:10月13~20日、キャンベラ・センター
アデレード:10月19~22日、GUフィルム・ハウス・アデレード
ブリスベン:10月25~29日、イベント・シネマズ・ブリスベン・シティ・マイヤー・センター
パース:11月1~5日、ホイッツ・カルーセル・キャニントン
シドニー:11月16~26日、イベント・シネマズ・ジョージ・ストリート

■日本映画祭
Web: www.japanesefilmfestival.net


熱心に話を聞く参加者たち
熱心に話を聞く参加者たち

「障がいを持つ子どもにどう性を教えるか」の学習会を開催

シドニー北部を拠点に活動する障がい児の親の会(NPO)「ジャパニーズ・ケアラーズ・グループ」が8月23日、9月13、20日の3回にわたり、「障がいを持つ子どもにどう性を教えるか」をテーマに学習会を開催した。

ゲスト・スピーカーにリズ・ドア氏(リレーションシップ・アンド・プライベート・スタッフ代表)を迎え、京子プラックストーン氏の通訳を通し、幼少期、思春期、青年期の3段階に分け、同テーマについて話がされた。

成長に伴い起こり得る変化(精神的及び肉体的)、その時々に親がどう対処したら良いのかなどを、本やビデオを参考に分かりやすく説明され、多くの質疑応答もあり、楽しく活気のある学習会となった。


オーストラリア国立大学「ザ・歌舞伎(歌舞伎倶楽部)」
キャンベラで公演

10月6日、7日の2日間にわたり、オーストラリア国立大学の学生による「ザ・歌舞伎(歌舞伎倶楽部)」の公演が、キャンベラにあるオーストラリア国立大学で行われる。

毎年恒例の学生歌舞伎は今年で40周年を迎え、記念公演となる。演し物は「人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)」が予定されてる。

■オーストラリア国立大学「ザ・歌舞伎(歌舞伎倶楽部)」
日時:10月6日(金)、7日(土)6PM開場、6:30PM開演
会場:オーストラリア国立大学構内Theatre 3(3 Repertory Lane, ANU, Acton, ACT)
Tel: 0406-710-109(Erin McCullagh)、0435-917-800(池田)
Email: anukabuki@gmail.comShun.Ikeda@anu.edu.au
Web: www.anukabuki6october.getqpay.comwww.anukabuki7october.getqpay.com


デジャヴ酒カンパニー代表の落合雪乃氏
デジャヴ酒カンパニー代表の落合雪乃氏

落合雪乃氏「酒サムライ」を叙任

9月27日、「酒サムライ」叙任式・叙任報告会が京都市の松尾大社で開かれ、デジャヴ酒カンパニー代表の落合雪乃氏が「酒サムライ」の称号を叙任した。

「酒サムライ」は2005年に日本酒造青年協議会が、日本から日本人の“誇り”が失われつつあるとの危惧から、日本酒文化を日本国内のみならず、世界に広く伝えていくために、日本酒を愛し育てるという志を持つ人たちの集いとして結成したもので、日本酒及び日本文化のすばらしさを世界に広めるために尽力している人物が叙任する称号だ。

落合氏は、オーストラリアで3人目、初めての女性叙任者となった。落合氏は「たくさんの女性が酒類業界で活躍しており、私もこの業界に携わる1人として光栄に思っています。性別を問わず、私がこの仕事に携わっているのは、取り扱っている製品が好きで、母国である日本の伝統的な物を促進することに誇りを持っているからです」とコメントしている。

落合氏が代表を務めるデジャヴ酒カンパニーは12年に設立、日本酒の輸入を始め、日本のビール、ウイスキー、焼酎、ワインなどを扱っている。また、日本酒に関する教育にも力を入れており、公式日本酒エデュケーターの資格を取得、シドニーの有名レストランのソムリエなど、プロに向けてのコースも開催している。


華やかな着物姿の参加者たち
華やかな着物姿の参加者たち

表千家宗珠会の早春茶会が開催

9月3日、バルメインにある旅館豪寿庵で、表千家宗珠会の早春茶会が開かれた。会場には本席と立礼席の2席が設けられ、それぞれ春の花と道具で飾り付けられた華やかな雰囲気の中、多くの人でにぎわった。

シドニーでも日本の美しい伝統文化に触れることができたと喜ぶ来賓者が数多くいた同会には、日本人学校表千家茶道クラブの生徒たちも応援に駆け付けた。


多くの子どもたちでにぎわった会場
多くの子どもたちでにぎわった会場

ノースショア日本語学校
「キラキラ☆キラーニ祭り」開催

ノースショア日本語学校は8月26日、「キラキラ☆キラーニ祭り」を開催した。2011年の開校以来、8回目となる今回は、来客数も増え大盛況だった。

毎年恒例の牛丼、カレーライス、豚汁、綿菓子に加え、今年は焼き鳥や揚げ物、出来たての餅など食べ物の屋台も増え、金魚すくい、お習字など、子どもが楽しめるゲームや工作も行われた。

また、生徒が中心となり計画・実践した新しい催し物「お化け屋敷」も加わり、より楽しめる会となった。同イベントは「全員参加」を目指し、子どもたちの視線を大切にする同校ならではの祭りで、来年も同時期に開催される予定。


竹若敬三在シドニー日本国総領事夫妻と多田喜巳氏(中央)
竹若敬三在シドニー日本国総領事夫妻と多田喜巳氏(中央)

草月流 生け花デモンストレーション開催

9月9日にシドニー北部のチャッツウッドで開催された、JCS(シドニー日本クラブ)主催の「祭りジャパン・フェスティバル・イン・ウィロビー2017」で、草月流シドニー支部の多田喜巳氏による生け花のデモンストレーションとワークショプが行われた。会場には、竹若敬三在シドニー日本国総領事夫妻やゲイル・ギルス・ギドニー・ウィロビー市長らが来賓し、約80人の観客の前で生け花を体験した。春祭りにふさわしい春爛漫な陽気の中、多くの参列者が日豪融合の生け花を楽しんだ。

草月流シドニー支部は、チャッツウッドで定期的に生け花のクラスも行っている。

■草月流シドニー支部
Tel: 0421-327-390
Email: 7elements.rei@gmail.com


クラリネットをリメイクしたランプ(左)、昆虫オーナメント(右)
クラリネットをリメイクしたランプ(左)、昆虫オーナメント(右)

エドワード・シマダ氏、個展開催

エドワード・シマダ氏は、シドニー北部のウィロビーにある「Incinerator Art Space」で10月5~22日、「アンコール(Encore)―じいさんのひまつぶし」と題した個展を開催する。また、7日にはオープニング・イベントが行われる予定。

古い楽器や家具を利用して、家具、インテリア、ランプなどを作るトランスフォーメッション・アーティストとして活躍しているシマダ氏は「新しい生命を吹き込むクリエイティブ・アート」の先駆者でもある。

シマダ氏は「今回の個展は楽器類を中心とし、新しく生まれ変わって日常生活の中に再び登場させる意味からそのタイトルをアンコールと題しました。サブタイトル「じいさんのひまつぶし」は私自身が第2の人生で暇つぶしに楽しみながら始めた物作りが切っ掛けだった事からです。1点物の作品の数々を楽しんで頂ければ幸いです」とコメント。

アンコール(Encore)―じいさんのひまつぶし
日時:10月5日(木)~22日(日)10AM~4PM、月・火休
場所:Incinerator Art Space(2 Small St., Willoughby)


Rembrandt Harmensz van Rijn 'Self-portrait as the apostle Paul’ 1661 Rijksmuseum, de Bruijn-van der Leeuw Bequest, Muri, Switzerland
Rembrandt Harmensz van Rijn ‘Self-portrait as the apostle Paul’ 1661 Rijksmuseum, de Bruijn-van der Leeuw Bequest, Muri, Switzerland

■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

レンブラントとオランダ黄金時代:
オランダ国立美術館名作展

アムステルダム国立美術館が所蔵する名作の特別展が11月11日から開催されます。オランダ絵画の2大巨匠、レンブラント・ファン・レイン(1606-1669)とヨハネス・フェルメール(1632-1675)を始め、ロイスダール、ハルス、ステーン、ダウ、レイステルなどの絵画、素描70点以上が出展されます。黄金時代を彩った画家達の作品によって、当時の文化と人びとの生活が私たちの目の前によみがえります。

このレンブラントの自画像は画家が55歳の時の物で、彼は素描を加えると100点以上の自画像を残したと言われています。50代後半のレンブラントは破産の申請も既に終え、邸宅など殆どの財産を失っていますが、はるか遠い時空の彼方から、穏やかな眼差しをこちらに向けています。フェルメールについては、私たちに残された作品は36点。1663年に描かれた「手紙を読む婦人」では中央に静かに立つ女性と窓から差し込む光が、落ち着いた秩序正しい空間を作り出しています。いすの深い青、洋服の淡い青、薄い黄色から褐色へと流れる色調の移り行きの中に、17世紀のオランダ市民の生活の美しさが感じられます。

Johannes Vermeer 'Woman reading a Letter' 1663 Rijksmuseum, on loan from the City of Amsterdam (A. van derHoop Bequest)
Johannes Vermeer ‘Woman reading a Letter’ 1663 Rijksmuseum, on loan from the City of Amsterdam (A. van derHoop Bequest)

17世紀のオランダはスペインの支配から逃れて海上貿易で栄え、世界で一早く市民社会が成立した時代です。裕福な市民達はそれまでの教会や王侯貴族に代わって絵画を求め、画家たちも彼らの趣味に応えて風景画、静物画、風俗画といった新ジャンルを切り開き、絵画の黄金時代を迎えていました。彼らの作品は400年近く経た今でも色褪せることなく私たちに感銘を与えてくれます。

日本語ガイド・ツアーを展覧会開催中毎週土曜日、午前11時より行います。(投稿=コミュニティー・アンバサダー:パーソンソン恵子)

Archibald, Wynne, Sulman Prizes 2017
日時:11月11日(土)~2月18日(日)、10AM~5PM、水曜のみ10PMまで
場所:Art Gallery of New South Wales, , Lower level 1, Major Exhibition Gallery (Art Gallery Rd, The Domain NSW)
料金:大人$24、コンセッション$21、メンバー$18、子ども$14(12~17歳)、家族(大人2人+子ども3人まで)$62
Tel: (02)9225-1700 (英語)
Email: communityambassadors@ag.nsw.gov.au (日本語可)
Web: www.artgallery.nsw.gov.au/calendar/japanese-language-guided-tour


伝統的な茶道のお点前が披露される
伝統的な茶道のお点前が披露される

裏千家シドニー協会「春の茶会」開催

裏千家シドニー協会は10月15日、シドニー市内のロイヤル・ボタニック・ガーデン内メイデン・シアターで春の茶会を行う。

毎年恒例のこの茶会は今年は春の開催となり、植物園内の花を愛でながら伝統的な日本の茶道に触れられる。

当日は畳席での落ち着いた雰囲気のお手前と椅子席でのリラックスした茶席が用意され、薄茶とお菓子が振る舞われる。チケットの申し込みは下記まで。

■裏千家シドニー協会
日程:10月15日11AM~3PM(45分ごとに計6セッション)
場所: ボタニック・ガーデン内メイデン・シアター(Mrs. Macquaries Rd., Sydney NSW)
料金:25ドル(チケットは要予約)
E-mail: chado.sydney@gmail.com
Web: www.trybooking.com/302663(チケットのお申し込み)


アフタヌーン・ティー付きサロン・コンサートを開催

10月15日、シドニー北部チャッツウッドのひとみグッドウィン氏の私邸のピアノ・ルームで、クラシックの名曲を中心としたクラリネット(ひとみグッドウィン)とピアノ(あいりイェ)」のサロン・コンサートが開催される。

モーツァルト、クライスラー、リストなど11曲をクラリネット・ソロ、ピアノ・ソロ、連弾で演奏される。また、当日は手作りスコーンやデボンシャー・ティーが振る舞われる予定。

参加には事前予約が必要なので、下記まで問い合わせを。

■アフタヌーン・ティー付サロン・コンサート
日時:10月15日(日)2PM~、4PM~
料金:大人$25、子ども$15
Tel: 0411-139-872(ひとみグッドウィン)


SBSラジオ日本語放送10月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週、火曜、木曜、土曜の午後10~11時に番組を放送している。番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

10月のシドニーサイドでは、全豪日本語弁論大会の様子や、初の個展を開くアーティストのエドワード島田さん、創立20周年記念公演を控えてる和太鼓グループ「TaikOz」のメンバーのインタビューなどを放送する予定。

また、日本で活躍する86歳の現役チアリーダー、滝野文恵さんへのインタビューや、日本語弁論大会NSW州若葉部門のスピーチなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことができる。

なお、毎月最終週の木曜には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は10月26日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


手作りバスケット
手作りバスケット

アーネムランドのアボリジニー工芸展
沼津市の田中昭紀代さん収集

静岡県沼津市の美術館モンミュゼ沼津で8月から9月にかけて、「アボリジナル・アート展」が開かれた。同市出身の田中昭紀代さん所有で、オーストラリア北部のアーネムランドに住むヨルング族の人たちが手作りしたバスケット、マット、フィッシュ・トラップなど、女性アーティストの作品が展示された。

一般的には、ユーカリの樹皮に自然の顔料で描く樹木画、墓標のポールなど、アボリジニー男性が一族の神話や物語を継承してきたが、最近では女性作家が増え、樹木画、ポールの他、バスケットやマットなどの民芸品も作るようになった。アボリジナル・アートは現代アートとして国際的に美術館、博物館で展示されるようになった。沼津市での展覧会もその1つだ。

田中さんは、ご主人の勤務で1972年からシドニーのクロンターフで暮らしている。博物館や画廊でアボリジニーのアートに接しているうちに、アーネムランドのアボリジニ芸術祭にも足を運び、目に留まった民芸品を収集するようになった。

実家のある沼津市での展覧会は、田中さん個人のコレクション約80点で、地元の新聞でも紹介され、夏休みの親子連れも見に来るという。(投稿=東京・青木公)


海外日系人大会10月末、東京で
オーストラリアから戦争花嫁の会20人参加

第58回海外日系人大会が10月22~25日、東京・憲政記念館で20カ国約200人が参加し開かれる。今年のテーマは「TOKYO2020に向け日系パワーを結集!」で、日系社会がスポーツ分野でどのように努力してきたかを話し合う。スポーツ庁長官の鈴木大地氏が記念講演する。

今年は、各地の「国際結婚友の会」のメンバーが多数来日する。北アメリカ、オーストラリアからそれぞれ20人程が参加予定で、オーストラリアからは「さくら会」のメンバーが参加申し込みしている。また、世界の共通言語「KARAOKE」のど自慢大会も催される。

最終日には、在日の日系子ども発表会があり、日本語でスピーチする。(投稿=東京・青木公)

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る