2018年3月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

F1が開幕

オーストラリアGPからレースクイーンを廃止

子どもから大人まで楽しめるイベントF1がいよいよ開幕する
子どもから大人まで楽しめるイベントF1がいよいよ開幕する

毎年恒例のイベント、「フォーミュラ1オーストラリア・グランプリ」が3月22日から開幕する。昨年は新たにテクニカル・レギュレーションが施行されたことで、タイヤの幅が広がり、高速化したことにより、更に迫力を増したマシンとそのパフォーマンスが楽しめる。

また、地元紙「ジ・エイジ」は、今年の大きな変化の1つとして「フォーミュラ1はレースクイーン(グリッド・ガール)起用を中止する」との声明を出したことを報じた。F1のコマーシャル部門マネージング・ダイレクターのショーン・ブラチェス氏は「長年の慣習としてレースクイーンを起用してきたが、2018年のグランプリ・シーズンの開幕から終了する」との声明を発表し、「この慣習は現代の規範からかけ離れている」と廃止の理由を述べたとしている。3月25日にメルボルンで開幕する、オーストラリアGPからレースクイーンが正式に廃止され、今後は「グリッド・キッズ」が検討されていると報じている。

■Fomula1 Australian Grand Prix
日程:3月22日(木)~25日(日)
場所:アルバート・パーク
料金:席により異なる
Web: www.grandprix.com.au


VIC州政府や豪企業から多くの参加があり、実用化への関心の高さがうかがえた
VIC州政府や豪企業から多くの参加があり、実用化への関心の高さがうかがえた

準天頂衛星システムのワークショップを開催

経産省、ジェトロ、VIC州政府、在メルボルン総領事館の共催により「準天頂衛星システム(QZSS)」の利用促進に関するワークショップが2月8日、メルボルン市内で開催され、企業関係者ら40人が参加した。

「準天頂衛星システム」とは地域航法衛星システムで、2010年に準天頂衛星初号機みちびき(QZS-1)が打ち上げられ、17年には衛星3機が追加で打ち上げられた。17年1月、シドニーで行われた安倍日本国内閣総理大臣とターンブル・オーストラリア連邦首相の会談後、宇宙協力などを含む、「日豪イノベーション協力に関する覚書」が締結されたのを受けて、ワークショップがシドニーとメルボルンの両都市で初開催された。

5時間にわたるワークショップではGPSの技術及び利用に関する日豪の専門家が、同システムの産業・ビジネスへの応用の可能性について紹介し、両国の協力の枠組のあり方などを論議した。現在のGPSシステムは、より正確で安定した情報が届くため、山岳地帯や都市部のデータも受けることができ、車の現在位置がレーン・レベルで把握できる。オーストラリアの社会課題分野である、防災、農業、IT分野で準天頂衛星システムの利用と企業協力の可能性を検討するなど、実利用に向けての技術的課題なども話された。


「都市生活指数」、メルボルンが世界4位

ライフスタイル雑誌「タイムアウト」が1月30日、都市生活のエキサイティング度を示す、2018年度「シティー・ライフ・インデックス(都市生活指数)」を発表し、メルボルンが4位に選ばれた。

この指数は、世界32都市の1万5,000人を対象に、飲食、文化、親切度、生活費の安さ、幸福度、住みやすさなどを調査し、数値をまとめたもの。メルボルンは住民の幸福度が高く、食に関する数値が高いことで上位に食い込んだ。ランキングでトップだったのはシカゴ(米国)で、バーやライブ・ミュージック、文化などの評価が高かった。

以下は、2位ポルト(ポルトガル)、3位ニューヨーク(米国)、4位メルボルン、5位ロンドン(英国)、6位マドリード(スペイン)、7位マンチェスター(英国)、8位リスボン(ポルトガル)、9位フィラデルフィア(米国)、10位バルセロナ(スペイン)と続いた。日本からは東京が19位にランクインされた。


関西の魅力を伝える
「エクスペリエンス関西」を開催

紀州の梅を使った梅酒、関西の食材を使ったカナッペを楽しむ来場者の皆さん
紀州の梅を使った梅酒、関西の食材を使ったカナッペを楽しむ来場者の皆さん

カンタス航空のシドニー・関西国際空港間を結ぶ直行便の就航を記念し、観光PRイベント「エクスペリエンス関西」が2月13日、プラーン・マーケット内で開催された。関西観光本部、トライバーがイベントを主催、関西近郊を走る鉄道5社、JR西日本、京阪電気鉄道株式会社、近畿日本鉄道、阪急阪神ホールディングス株式会社、南海電鉄を始め、大阪観光局などがブースを出した。大手鉄道会社が共同で海外プロモーションをするのは珍しく、日頃メルボルンでは手に入りにくい関西近郊の鉄道地図や、英語のパンフレットを手にする買い物客が見られた。

阪急阪神ホールディングス株式会社グループ開発室の木村康久さんは「大都市圏の鉄道需要は少子・高齢化から減少に転じつつある。今後は訪日外国人の取り込みが重要課題」と話す。近年、関西を訪れる外国人観光客は東、東南アジアからの観光客が中心だが、オーストラリア人観光客は日本での滞在期間が長く、スキー・リゾートや数都市を訪れることから、この層を取り込むプロモーションを行っている。また、関西観光本部の野口礼子事務局次長は、「東京オリンピックに続き、2021年には関西でワールド・マスターズ・ゲームが開催され、訪日客数の伸びが期待される」とし、更に関西の見どころ、食文化を伝えてリピート客を増やしたいと話した。

豊かな食文化も関西の魅力。大阪のソウル・フード「たこ焼き」も振る舞われた
豊かな食文化も関西の魅力。大阪のソウル・フード「たこ焼き」も振る舞われた

同日の午後6時半からは、在メルボルン総領事公邸で、行政、旅行、メディア関係者ら約50人が招待され、同イベントを開催。冒頭のスピーチで在メルボルン日本総領事館・松永一義総領事は「このイベントを通して、更に皆さんに日本の地方に興味を持って欲しい」と話し、47都道府県それぞれがユニークな食文化を持つと説明し、招待客を温かく迎えた。また、元在大阪オーストラリア総領事のキャサリン・テイラー氏は、自身も大阪で過ごした経験から「関西の面白さ、温かさを伝えてもらいたい。今後は関西とVIC州の関係がますます深まることを願う」と流暢な日本語でスピーチを行った。

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