2019年9月 ニュース/コミュニティー

オーストラリアの日系コミュニティー・ニュースをお届け!

Japanese Community News

オーストラリアにおける日系コミュニティーのニュースや最新情報を紹介していくと共に、シドニーを中心に各地で行われるセミナーやイベントの告知や報告などを掲載。

日本人学校、創立50周年記念式典

ファミリー・ファン・デー2019で

左から宮入政夫GM、井川信也校長、マイケル・レーガン・ノーザンビーチ市長、ジョーディ・ホーニグ国際学級教頭
左から宮入政夫GM、井川信也校長、マイケル・レーガン・ノーザンビーチ市長、ジョーディ・ホーニグ国際学級教頭
ストラスフィールド交響楽団員による弦楽生演奏
ストラスフィールド交響楽団員による弦楽生演奏

シドニー日本人国際学校は8月18日、学校の敷地を一般開放し、ファミリー・ファン・デー2019を開催した。午前8時50分からの公開授業参観を経て、アセンブリー・ホールで午前10時から同校の創立50周年を記念する式典が執り行われた。

井川信也校長の挨拶の後、日豪両国の国家を斉唱、その後式典に訪れたVIPの紹介が行われた。VIPにはシドニー日本国総領事館の松尾秀明・首席領事、日系企業の代表者らを始め、ノーザンビーチ市からマイケル・レーガン市長も招かれた。式典ではマイケル市長に日本人国際学校の航空写真が贈られた。

式典後、同会場ではストラスフィールド交響楽団による弦楽生演奏が行われ、生徒たちはG線上のアリアなどのクラシック音楽から、パイレーツ・オブ・カリビアンなどの映画音楽まで幅広くその音色を楽しんだ。また、ワルチング・マチルダの演奏では音楽に合わせて合唱も行われた。指揮者を務める村松貞治氏は「みんなが知っている曲でまずはオーケストラに親しんでもらいたかった」と話している。

演奏会後はパフォーマーの笑福亭笑子氏がスペシャル・パフォーマンスを披露。手作りの小道具や腹話術などを巧みに織り交ぜたパフォーマンスに、会場は盛り上がりを見せ、興奮した子どもたちが金切り声を挙げるシーンも見られた。

その後も学校内の各所で、料理研究家の出倉秀男氏による料理デモンストレーション、作動体験、書道や空手のパフォーマンスなどが行われ、盛り上がりを見せた。

シドニー日本人国際学校は随時、学校見学ツアーを行っている。興味のある人は問い合わせを。

笑福亭笑子氏によるスペシャル・パフォーマンス
笑福亭笑子氏によるスペシャル・パフォーマンス
笑子さんのパフォーマンスに子どもたちも大はしゃぎ
笑子さんのパフォーマンスに子どもたちも大はしゃぎ

■シドニー日本人国際学校
Web: www.sjis.nsw.edu.au/ja/


名古屋市の高校生派遣団がシドニー市庁舎を訪問

シドニー・名古屋交換留学プログラム(Sydney-Nagoya Student Exchange Program)の一環として、シドニー市と姉妹都市関係を結ぶ愛知県名古屋市内の8つの高校から集まった生徒28人が8月5日、タウン・ホールにあるシドニー市庁舎を表敬訪問した。

7月28日に来豪した一行は、ブルー・マウンテンズやタロンガ動物園を訪れ、現地の学生との交流やホームステイなどを通しオーストラリアの文化を体験。表敬訪問では名古屋市出身の妻を持つロバート・コック市議があいさつし、「あなたたちはただの学生ではなく、名古屋市を代表する若いアンバサダー。数年後に振り返った時に、今回の滞在でシドニーの歴史に参加したことを誇りに思うでしょう」とコメントした。

生徒代表として高校2年の内山愛さんが英語でスピーチを行い「オーストラリアの学生が授業中にたくさん質問していたことにびっくりした。名古屋に戻ったら私も授業中に質問をします。今回の経験を日本に戻って共有し、これからもシドニーの友人と連絡を取っていきたい。いつかシドニーに戻って来ます」と語った。

表敬訪問の最後は、この日のために練習した生徒たちによる、よさこいソーラン節が披露された。

市庁舎表敬訪問をした派遣団の皆さん
市庁舎表敬訪問をした派遣団の皆さん
生徒たちのパフォーマンスに会場は盛り上がった
生徒たちのパフォーマンスに会場は盛り上がった

ブリスベン総領事公邸で「JETプログラム」壮行会
QLD州から18人が日本へと旅立つ

壮行会で思いを語ったパティ・シー氏(Photo: Taka Uematsu)
壮行会で思いを語ったパティ・シー氏(Photo: Taka Uematsu)

2019年度外国青年招致事業(JETプログラム)で日本に派遣されるQLD州のプログラム参加者の壮行会が7月26日、ブリスベン総領事公邸で行われた。会場にはブリスベンや近郊地域の日系コミュニティーの代表者や、参加者の選考に加わった教育分野の関係者などが駆けつけ、憧れの日本行きに胸を膨らませる18人の若者の洋々たる前途を祝した。

今年で32年目を迎える同プログラムは、地方自治体が関連省庁と連携して毎年実施。参加者は、日本各地で小中学校の外国語指導助手(ALT)や国際交流員などとして勤務する。過去の同プログラム参加者からは、日豪関係に寄与する多数の優秀な人材が輩出されてきた。

田中一成・在ブリスベン日本国総領事がジョークを交えてあいさつを行い、自治体国際化協会(CLAIR)の赤岩弘智シドニー事務所長の発声で乾杯が行われた後、参加者それぞれが自らの志望動機などを交えて抱負を語るなど、会場は終始、和やかな雰囲気に包まれた。

参加者の1人で、調布市への派遣が決まっているパティ・シー氏は「私は、全く英語ができない移民の子としてベトナムからオーストラリアにやって来た。だからこそ外国語を学ぶ意義や難しさは身をもって理解しており、外国語を学ぶ喜びも知っている。日本の子どもたちにその喜びを伝えられたらうれしい」と熱い思いを語った。


シドニー日本商工会議所
2019/20年度委員長・部会長が決定

シドニー日本商工会議所(会頭=宮地宏・オーストラリア三菱商事会社)は、8月8日に開催した役員会で今年度の委員長と部会長を決定した。各委員長、部会長は以下の通り。

【委員長】(敬称略)

企画委員会:馬島知恵(日立オーストラリア)
編集委員会:高原正樹(ジェトロ・シドニー事務所)
ゴルフ委員会:定行亮(全日本空輸株式会社)

【部会長】(敬称略)

電子機器部会:高橋志織(シチズンウォッチ オーストラリア)
金融・投資部会:山崎裕二(野村オーストラリア・リミテッド)
機械・建設・自動車部会:嘉手納士郎(トヨタ ファイナンスオーストラリア)
資源・エネルギー部会:宮崎智哉(豪州日本製鉄)
観光・運輸・通信・生活産業部会:小崎剛彦(KDDIオーストラリア)

■シドニー日本商工会議所
Tel: (02)9223-7982
Email: info@jcci.org.au
Web: www.jcci.org.au


SBSラジオ日本語放送9月のハイライト

SBSラジオ日本語放送は毎週火曜日、木曜日、土曜日の午後10~11時に番組を放送している。オーストラリアのニュースや気になる話題、各方面で活躍する人びとへのインタビューなど、盛りだくさんの番組は、AMラジオ1107khzにチューンを合わせる方法と、デジタル・テレビのデジタル・ラジオ「SBS Radio1」を選択する方法で聞くことができる。

9月のシドニーサイドでは9月6~8日、シドニーで開催される「SciFi Film Festival」で短編作品『Perfect World』が上映される深田祐輔監督や、9月12~14日、1人舞台「Confessions of A Custard Melon Pan」の出演を控えるシドニー在住の俳優・由良亜梨沙さんらへのインタビューを放送予定。また、シルク・ドゥ・ソレイユ唯一の日本人パフォーマーで、10月からのシドニー公演に出演する池田一葉さんや、シドニーで子どもたちに日本語でチアリーディングを教えるポロック亜希子さんなど、聞き逃してしまった先月の放送もSBSのウェブサイトで聞くことができる。

なお、毎月最終週の木曜日には、日豪プレス翌月号の見どころや取材の裏話などを編集部スタッフが紹介している。次回は9月26日(木)放送予定。

■SBSラジオ日本語放送
Email: Japanese.program@sbs.com.au
Web: www.sbs.com.au/Japanese
Facebook: www.facebook.com./SBSJapanese


ブリスベン郊外で豪日友好フェスティバルが開催
QLD州ローガン市と枚方市が国際交流

日豪の演奏者とパフォーマーによるステージ
日豪の演奏者とパフォーマーによるステージ

日豪の姉妹都市交流の一環として、ブリスベン南部のローガン市と大坂府枚方市の青少年の音楽を通じた国際交流を目的とした豪日友好フェスティバルが8月16日、ブリスベン東郊のオーミストン・カレッジで開催された。オーストラリアからブリスベン・リージョナル・ユース・オーケストラ(BRYO)団員など120人、日本サイドからはグローバル・ウォーターズ・ミュージシャンズ、ひまわり日本語学校のダンス・チーム、たまゆら太鼓グループなど31人が参加し、コンサートを通して各国の文化に親しんだ。

同イベントは民間主導の国際交流として2001年に開始され、海外視察やインターンシップの支援事業を手掛けるグローバル・ウォーターズ社と地元のBRYOが主催。18年からはローガン市と枚方市の後援を受けて展開され、今後は21年にニューヨークのカーネギー・ホールで日豪両国とアメリカの青少年が交流を図る演奏活動が計画されている。


シドニーで障がい者・高齢者介護学習会を開催
日本人コミュニティーが対象

オーストラリアで障がい者・高齢者介護に携わる人のための学習会が10月25日、旧シドニー税関(Customs House)で日本人コミュニティーを対象に開催される。ケアラー・サポート・グループのサクラ・クラブが主催し、セント・ビンセント・デ・ポール協会がサポートする。

同学習会では「ケアラーNSW」を始め、幅広いコミュニティー組織がパネル・ディスカッションを通じて介護に役立つ情報を提供する。また、シドニー西部で月に一度教室を開き、発達の遅れや障がいを持つ子どもとその家族に日本文化や言葉を学ぶ機会とコミュニケーションの場を提供する支援ボランティア・グループ「ゆーかり教室」も参加する。参加人数が限られるため、希望者は下記ウェブサイトから予約が必要。

■Caring in Cultural Contexts
日時:10月25日(金)10:30PM~12:30PM
場所:Customs House, Level 2 Meeting Room(31 Alfred St., Sydney NSW)
Tel: (04)6610-9134
Email: nihongo.ryouiku@hotmail.com
Web: www.eventbrite.com.au/e/caring-in-cultural-contexts-tickets-67404038293(要予約)
備考:参加者には軽食が提供される予定


JCS日本語学校シティー校、創立20周年記念式を開催

JCS会長・水越有史郎氏の言葉に耳を傾ける子どもたち
JCS会長・水越有史郎氏の言葉に耳を傾ける子どもたち

今年で創立20周年を迎えたJCS日本語学校シティー校は、新学期スタート日の7月27日に創立20周年記念式を行った。同記念式では、3歳半から高校生までの多くの児童・生徒が日本語を学んだ同校の20年間の歴史を振り返ると共に、JCS会長・水越有史郎氏やフェデレーション・コミュニティー・ランゲージ・スクールのルシア・ジョーンズ会長が祝辞を述べた。

創立20周年記念品として全児童・生徒に、JCS日本語学校の名前入りバックパックとキーホルダーが贈呈された。


アート・フェスティバルで折り紙チャレンジ
アーティストのファーズみどり氏が開催

シドニー北郊マンリーで9月6~29日に開催されるアートとクラフトのイベント「マンリー・アート・フェスティバル」で同22日、アーティストのファーズみどり氏がクラフト・プログラム「折り紙チャレンジ」を開催する。同プログラムは、折り紙の作品や折り方を見せ合い教え合うことで、誰でも折り紙の創造性に親しむことができる。子どもの入場は大人の同伴が必要。また、シドニー在住の折り紙エキスパート、ウィニー・リョン氏がゲストとして参加し、午前11時から講演を予定している。

更に9月14日と15日には、ノーザン・ビーチを拠点とする複数のアーティストが無料でスタジオを公開する。折り紙チャレンジの会場であるシャッフル・スタジオでは絵画、スケッチ、3Dオブジェ、折り紙、写真、映像、デザイン、音響などのさまざまなジャンルの作品の展示が楽しめる。

■ Manly Arts Festival 折り紙チャレンジ
日時:9月22日(日)10:30AM~1PM
場所:Shuffle Studio(Building 10D, 106 Old Pittwater Rd., Brookvale NSW)
料金:ゴールド・コイン募金
Email: midorifurze@gmail.com
Web: www.northernbeaches.nsw.gov.au/things-to-do/whats-on/origami-challenge


護衛艦「いせ」特別公開に400人――ブリスベン

仮キャプション:ブリスベン港に寄稿した護衛艦「いせ」(Photo: ブリスベン総領事館提供)
仮キャプション:ブリスベン港に寄稿した護衛艦「いせ」(Photo: ブリスベン総領事館提供)

米豪軍との共同演習「タリズマン・セイバー19」に参加するためにQLD州を訪れていた海上自衛隊の護衛艦「いせ」と輸送艦「くにさき」。その両艦が演習を終え、ブリスベン港に今年6月以来、3度目となる寄港。7月28日、「いせ」の特別公開が行われ、招待されたQLD補習授業校の在校生とその家族など400人がブリスベン港の岸壁に海上自衛隊最大級の威容をたたずませる同艦を訪れた。

見上げるように大きな「いせ」に乗艦した来場者は、配布された「いせ」のパンフレットへ記念スタンプを押印したり同艦や自衛隊の活動についてのビデオを視聴。その後、30人ほどのグループに分かれて、乗組員の案内で艦内から航空機用昇降機で甲板へと上がった。甲板上では、同艦の装備や搭載ヘリコプターなどに実際に触れたりと日ごろできない経験を満喫。更に、特別公開のこの日、参加者は一般公開では見ることのできない艦橋(操舵室)や飛行管制室への入室も許可され、群司令や艦長の席に座って記念撮影に興じるなど得難い経験に皆一様に頬を緩めていた。

翌29日、「いせ」は僚艦「くにさき」を伴い、次の寄港地パプア・ニュー・ギニアへと向かうため、ブリスベン港を離岸した。(投稿=植松久隆/ブリスベン・本誌特約記者)


日米合作の短編映画『パーフェクト・ワールド』
シドニーのSF映画祭で上映

9月6~8日にシドニーで開催されるSF映画祭で7日、日米合作の短編SF映画『パーフェクト・ワールド』が上映される。監督は、京都、パリ、ロサンゼルスなどで映画理論や映像制作を学び、Netflix配信作品のプロデューサーとしても活躍する深田祐輔氏。

同作は約11分の近未来フィクションで、SPECと呼ばれる効率スコアに基づいて人間が判断される2121年の世界を舞台に、主人公のK博士が元恋人の妊娠によって法律や道徳といった価値観への疑問に直面する物語。深田監督はハンディキャップを抱えた自らの生い立ちから同作を構想したという。上映に合わせた来豪を前に、「命の選別という普遍的かつ個人的なテーマを自分なりに解釈し表現したこの作品が、目の肥えたSFファンの目にどう映るのか、直接感想を聞く不安もありますが、とても楽しみにしています」とコメントしている。

同映画祭は、オーストラリア国内外の優れたSF映画を上映するイベント。今年は日本の長編アニメーション映画『Human Lost 人間失格』(監督:木崎文智)の上映も予定されている。

■SciFi Film Festival
日時:9月6日(金)~8日(日)※『パーフェクト・ワールド』を含むショート・フィルム・セッションズは、7日(土)1PM開始
場所:Event Cinemas George Street(505/525 George St., Sydney NSW)
料金:大人$19、シニア$16、学生$15
Web: www.scififilmfestival.com


和太鼓パフォーマンス・グループ「倭-YAMATO」
2年ぶりにオーストラリア・ツアーを開催

魂躍る「倭-YAMATO」の全身全霊のパフォーマンス
魂躍る「倭-YAMATO」の全身全霊のパフォーマンス
7月26日朝には「Channel 7」の番組に生出演した
7月26日朝には「Channel 7」の番組に生出演した

世界を舞台に活躍する和太鼓パフォーマンス・グループ「倭-YAMATO」がこの冬、2年ぶりに来豪し、7月30日から9月15日の約1カ月半の間、QLD州とNSW州の各都市の他、アデレード、パースなど31カ所を巡る大規模なツアーを敢行中だ。

結成26年を迎える今年のツアーのテーマは「情熱」。これまで海外ではスイス、イタリア、イギリス、オランダと回ってきた同グループだが、今回オーストラリア公演を行う7人には20代前半の若いメンバーが多く、メンバーの二木雅也氏は「先輩のポジションで初めてパフォーマンスするのでとても緊張しています。若いからこそ体力と情熱があるので、そこに注目して欲しいです」と公演に掛ける思いを語っている。

同グループは1993年に奈良県明日香村で結成以来、世界45カ国で3,400回以上の公演を行い計700万人を動員。英国メディアに「肉体の音楽」と評されるその独創的な世界観と圧巻のパフォーマンスで観客を圧倒してきた。

■「倭-YAMATO」オーストラリア公演
Web: www.yamatodrummers.com/australia


生け花展示会で日本の美を表現
小原流シドニー支部

中野邦子氏によるデモンストレーション
中野邦子氏によるデモンストレーション

小原流シドニー支部は8月10~18日、9日間にわたりシドニー北郊テリー・ヒルズにある日本骨董店「Edo Arts」で生け花の展示会を開催した。10日に開かれたオープニング・セレモニーには在シドニー日本国総領事館の松尾秀明首席領事らが出席し、同支部の中野邦子氏によるデモンストレーションを鑑賞した。同展示会は、西洋式のフラワー・アレンジメントが人気の昨今において、生け花を通して伝統的な日本の美を再確認できる貴重な場となった。


シドニー盆栽会、テリー・ヒルズで展覧会開催

シドニー盆栽会主宰の盆栽展「2019アニュアル盆栽エキシビション」が、シドニー北郊テリー・ヒルズのフォレスト・コミュニティー・アーツ・センターで9月7日に開催される。毎年恒例となった同展では、盆栽と生け花の作品の展示や、デモンストレーション、ワークショップなどが行われる。また、会場では盆栽用具、スターター・キットの他に、シドニーで活躍する陶芸家ジャネット・セルビー氏の植木鉢も販売される。

シドニー盆栽会は1999年に設立され、月1回のペースで活動を継続している。2007年には、日本固有の文化である盆栽をオーストラリアに伝える活動を行ってきた功績が認められ、外務大臣賞を受賞した。

■2019 Annual Bonsai Exhibition
日時:9月7日(土)9:30AM~4:30PM
場所:Forest Community Arts Centre(6 Darley St., Forestville NSW)
料金:入場無料
Tel: 0484-085-890、0423-763-506
Web: www.bonsaisocietysydney.org.au


オーストラリア国際青少年競書展、応募作品を募集

オーストラリアの中国語新聞「新快報」などを発行するオーストラリアン・ニュー・エクスプレス・メディア・グループが、第2回オーストラリア国際青少年競書展の応募作品を募集している。

同コンペは3~26歳のオーストラリア在住者のグループが対象で、参加費は無料。応募は1人1作品までで、郵送、また、9月17日の午前10時から午後4時の間に、チャッツウッドで開かれる文化イベント「イマージ・フェスティバル」の17または18番ストールに持ち込みでの応募も可能となっている。作品は画仙紙(69×34センチ推奨)に墨と毛筆を使用した健全かつポジティブな文言の作品が対象となり、9月22日の締切後、10月2日に優秀作品やファイナリストの発表が予定されている。主催者は日本人コミュニティーからも積極的な応募を呼び掛けている。

■2nd Australian International Youth Calligraphy Competition
応募締切:9月22日(土)
作品送付先:Australian New Express Media Group(住所:Level 2, 2 Help St., Chatswood NSW)
Tel: (02)9280-2283、0410-028-888
Email: marketing@xkb.com.au


共感コミュニケーション講座、シドニーで開催

シドニー北郊のニュートラル・ベイで9月7日、共感コミュニケーション(NVC)と心理療法の1つである内的家族システム療法(IFC)の講座が日本人講師により開催される。講師を務める後藤剛・ゆうこ夫妻は、日本で共感コミュニケーション(NVC)認定トレーナー、(IFS)カウンセラー、コーチ、ファミリー・コンステレーション・ファシリテーター、NVCメディエーターとして活躍している。

同夫妻は日本人初のNVC認定トレーナーとして日本でNVCを広めるだけでなく、アメリカ在住のNVC認定トレーナーと共に日本各地やオンラインで数多くの講座を開催。今回シドニーでは「~あなたの中にいるいろんな人~共感+パーツ心理学」をテーマに講座を行う。詳細は下記ウェブサイトを参照。

■「~あなたの中にいるいろんな人~共感+パーツ心理学」講座
日時:9月7日(土)10AM~5PM
場所:Atelier by Rencounter(shop 1/3-5 Waters Rd., Neutral Bay NSW)
料金:$150~200
Tel: 0403-279-156(問い合わせ:苅部ミュア智美)
Email: kyokansyd@gmail.com
Web: www.kyokansyd.wixsite.com/mysite


ストラスフィールド交響楽団、定期演奏会を開催

シドニー在住の日本人指揮者、村松貞治氏が芸術監督を務めるストラスフィールド交響楽団の定期演奏会が9月21日と22日の2日間、シドニー西郊のストラスフィールド・タウンホールで開催される。

「The Big 5-0!」と題した同演奏会では、エレナ・カッツ=ツェルニン作曲『レッドマイヤー・スイート』、ミリアム・ハイド作曲『ハッピー・オケージョン・オーバーチュアー』、ベートーベン作曲『交響曲第7番』などの演目が予定されている。

指揮者を務める村松氏は愛知県岡崎市出身。1997年に英国に渡り、英国王立北音楽院やシドニー音楽院などで学び、ヨーロッパ各地やオーストラリアで研鑽(けんさん)を積んだ。現在はストラスフィールド交響楽団の芸術監督を務めている。

■ストラスフィールド交響楽団 定期演奏会「The Big 5-0!」
日時:9月21日(土)7PM開演、9月22日(日)2:30PM開演
会場:ストラスフィールド・タウンホール(Cnr. Redmyre & Homebush Rds., Strathfield NSW)
料金:大人$30、コンセッション$20、ファミリー$80Web: www.strathfieldsymphony.org.au(チケット詳細)、www.sadaharu.net(村松貞治氏のウェブサイト)


チアリーディング「SPRINGS」、2大会で優勝
世界大会の出場権を獲得

トロフィーを手に笑顔が輝くSPRINGSのメンバー
トロフィーを手に笑顔が輝くSPRINGSのメンバー

シドニーのピアモントを拠点に活動しているチアリーディング・チーム「SPRINGS」が6月、オリンピック・パークで開催された2つの大会で優勝した。「ウィンター・フェスト・チア・アンド・ダンス・チャンピオンシップス・NSW」と「ユートピア・チア・アンド・ダンス・シドニー」のいずれもジュニアのレベル1での優勝となり、2021年にハワイで行われる世界大会の1つ「グローバル・ゲームズ」の出場権を獲得するという快挙を成し遂げた。

同チームは、チアリーディングの本場アメリカでコーチ資格を取得した野元理香氏が15年10月にシドニーで設立し、今年で結成4年目を迎える。現在、毎週土曜日に約40人がレッスンに参加し、日系イベントを始めピアモントの地域イベントに出演するなど盛んに活動している。オーストラリアでは100人以上が在籍するチア・ジムも多く立派な練習環境が設けられている中、同チームは登録選手12人、コーチ1人でコミュニティー・センターを借りて練習を行う最小単位のジム。その環境が、「子どもたちが自ら試行錯誤しながらチームワークを作り、保護者も含めチームが一丸となる強みを生んでいる」と野元氏は話す。

■SPRINGS
Web: sydneycheersprings.wixsite.com/mysite


サリー・ヒルズで「日本の表具の魅力」講演
マルタ・ヴァヴジニャク・イヂチ氏

日本の表具の魅力を説明するマルタ・ヴァヴジニャク・イジチ氏(左)
日本の表具の魅力を説明するマルタ・ヴァヴジニャク・イジチ氏(左)

シドニー市内南東部のサリー・ヒルズにある額装店「アクメ・フレーミング」で7月24日、デザイナーのマルタ・ヴァヴジニャク・イヂチ氏が「日本の表具の魅力」と題したトーク・ショーを開催した。同イベントでは、日本の掛け軸、屏風、襖絵の制作方法や素材の特徴が紹介され、約70人の参加者にとって日本の伝統芸術を知る貴重な機会となった。

イヂチ氏は同公演の中で著書『Ki-Yan’s Kyoto Food & Art』の中から、日本の表具の魅力を表現する壁画絵師のKi-Yanこと木村英樹氏の作品を紹介。同会場では、木村氏の豪州初披露となる作品を含め、講演後も引き続き展示されている。


町田義人氏の作品展が開催――メルボルン

在メルボルン日本国総領事館では8月1日~9月30日の2カ月にわたり、アーティスト町田義人氏の作品展覧会「A Bridge to Asia」を開催している。

同氏は1968年に結成されたバンド「ズー・ニー・ヴー」のボーカルとして歌手活動を始め、脱退後もソロ歌手として活躍、『赤い狩人』『戦士の休息』などのヒット曲で知られる。その後は海外に移住し、現在まで陶芸家としてその創造性を発揮している。

同展では、香港や中国にも滞在経験を持つ同氏がアジア文化及びその芸術的伝統を体験して感じた独自性とダイバーシティ、そして地政学上のわずかな差異を超えたアジア地域の文化に共通している「和と相違」をテーマにした作品が展示されている。

■「A Bridge of Asia」展
日時:8月1日(木)~9月30日(月)9AM~1PM、2PM~5PM
場所:Level 25, 570 Bourke St., Melbourne VIC
料金:無料
Web: www.melbourne.au.emb-japan.go.jp/index_j.html


笑福亭笑子ソロ公演、メルボルン・フリンジで開催

9月12~29日にかけて開催されるエンターテインメントの祭典メルボルン・フリンジ・フェスティバルで、メルボルンで活躍する落語家・笑福亭笑子氏がソロ公演を行う。出演は22~29日のうち23日を除く7日間。同氏の持ち味である腹話術コメディーの新演目「Occasions」で誕生日やバレエ発表会、新婚旅行から葬式などさまざまな人生の節目を描く。

2004年に笑福亭鶴笑氏に入門した笑子氏は、海外を拠点に活動する唯一の落語家。ロンドン、東京、大阪、シンガポールに住み、現在はメルボルンを拠点に、テレビ、ラジオ、劇場、企業イベント、フェスティバル、講演会、学校公演、豪華客船などオーストラリアを中心に世界を舞台に活動している。腹話術落語、スタンダップ落語、古典落語をバイリンガルで高座にかける。

■Melbourne Fringe “Showko: Occasions”
日時:9月22日(日)~29日(日)6:15PM(日曜のみ5:15PM)※23日は公演なし
場所:Fringe Hub – Trades Hall(Cnr. Lygon & Victoria Sts., Carlton VIC)
料金:一般$26、コンセッション&6人以上のグループ1人あたり$22、22日プレビュー公演$20、火曜特別料金$20
Web: melbournefringe.com.au


テニス・土方凛輝選手、AMT初優勝

2019年全英ジュニアでプレーする土方選手
2019年全英ジュニアでプレーする土方選手

オーストラリア在住の土方凛輝選手(18歳、マックヒジカタ・テニス・アカデミー)が7月31日~8月4日、NSW州ニューキャッスルで開催された「ANZ・ニューキャッスル・ゴールド・AMT」男子シングルスで自身初となるオーストラリア・マネー・トーナメント(AMT)優勝を果たした。

第1シードで出場した今大会、準決勝ではニキータ・ボロンスキー選手と対戦し、6-1、6-3で快勝。続く決勝では2015年全豪ジュニア・ダブルス・チャンピオンのジェーク・デラニー選手を6-1、6-4のスコアで下し、AMT初優勝。そして優勝賞金1,200ドルを獲得した。現在、ノース・カロライナ大学チャペル・ヒル校進学のため渡米した土方選手は、9月1~8日にアメリカで開催される「全米ジュニア」にジュニア最後の大会として参加を予定している。同選手は「今後は大学でビジネスを学びながら、プロのテニス・プレイヤーを目指す」との計画を明らかにしている。


■NSW州立美術館・日本語ボランティア・ガイド便り

バルゴ芸術共同体のアーティストたち
常設展で作品公開中

Eubena Nampitjin Kinyu 2007 Art Gallery of New South Wales © Estate of Eubena Nampitjin Photo: AGNSW, Diana Panuccio
Eubena Nampitjin Kinyu 2007 Art Gallery of New South Wales © Estate of Eubena Nampitjin Photo: AGNSW, Diana Panuccio

今回は、西オーストラリアのバルゴ丘陵を故郷とする非凡なアーティストたちの活躍をご紹介します。

ポート・ヘッドランドから約350キロ遠く離れた、1940年代まではアボリジナル以外の人に出会うことのなかった内陸で、バルゴ芸術共同体はパプンニャより10年ほど遅れて1980年代に始まりました。バルゴ地方のアーティストの描き方はキントーレなど砂漠地方に伝わるアートワークに関連していますが、もっと自由で自然な表現だと言われます。

新しい描き方を取り入れた例として、ルーシー・ユケンバリ・ナパナンカが始めたドットを厚く重ねる手法があります。バルゴ地方のアーティストたちは1990年代にルーシーがドットを積み重ねる新しい点描スタイル「キンティキンティ」を編み出したと伝えています。豊かな赤、オレンジ、黄色の強烈な色彩で印象的な風景を描くバルゴ芸術共同体の活動は美術界に大きな影響を与えています。

「キニュ」はバルゴの南西部カニング・ストック街道沿いで制作活動を続けたユピニャ・ナムピジンの作品です。彼女は女性にもアーティストとしての活動の場が広がってきた1986年から絵を描き始め、バルゴ地方ワラヤーティ(Warlayirti)地域のアーティストとして活躍しました。

アーティストとして活躍する前の彼女は伝統的な治療祈祷師の技術を若い頃に叔父と母親から伝授され、グレイト・サンディ砂漠地方の習慣に則って儀式を行う尊敬される女祈祷師として、家族と共に狩猟放浪生活をしていました。

写真の作品「キニュ」は125×295センチの大作で、赤、オレンジ、ピンク、白を基調とするアクリル絵の具で描かれています。主にタリと呼ばれる砂丘が描かれていますが、中心のサークルはミジュルと呼ばれる水の滲み出る場所です。そこにはキニュと呼ばれる犬の精霊が住んでいると言われています。ユピニャは、キニュが出てこないように、またグアナへの捧げ物としてミジュルを葉っぱで覆い隠しています。

明るい色彩で自由闊達(かったつ)に故郷の風景を描くバルゴ芸術共同体のアーティストらの作品を、ぜひNSW州立美術館でご鑑賞ください。毎週金曜日の午前11時からは、日本語による常設展ハイライト・ツアーが無料で行われています。また、11月2日からは江戸時代の浮世絵からコンテンポラリー・アートまで、妖怪をテーマにした特別展「日本スーパーナチュラル」が始まりますのでお楽しみに!
(NSW州立美術館コミュニティー・アンバサダー:チョーカー和子)

■Art Gallery of New South Wales
場所:Art Gallery Rd., The Domain NSW
開館時間:毎日10AM~5PM(水曜のみ10PMまで)
料金:無料
Tel: (02)9225-1700
Web: www.artgallery.nsw.gov.au


■新刊紹介

『作文・論文副読本Ⅱ 
E.ヘミングウェイの<哀しき短編>を旅する』

シドニー在住の作家・永淵閑氏の新書『作文・論文副読本 Ⅱ E.ヘミングウェイの<哀しき短編>を旅する』が4月に刊行された。

本書ではヘミングウェイの短編及び中編小説の文章を幾つか取り上げ、ストーリーや登場人物、文学的テクニックなどから著者と作品を分析している。また、著者は日本の作文教育に疑問を投じ、論文教育を促進するため、著者自らエッセイや論文を書き、文章作法について論じている。

作文・論文に悩む小・中・高・大・院生、IB生、帰国子女生、本好き、本を出版したい人にお薦めの1冊。同作は、『国際バカロレアと点才教育』『IB国際バカロレア満点獲得教員の授業メモⅠ』『日本語ライティングⅠ』『IB高校生が書いた本』『作文・論文副読本Ⅰ宮澤賢治の<哲学する童話>を旅する』に続く同著者の6冊目となる。

■『作文・論文副読本Ⅱ E.ヘミングウェイの<哀しき短編>を旅する』(2019)
著者:永淵閑、出版社:知玄舎

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