2014年12月 メルボルン/ローカル・コミュニティー・ニュース

2015年からトラムが無料に

メルボルン中心部で

パブリック・トランスポート・ビクトリアは2015年1月から、メルボルン中心部にフリー・トラム・ゾーンを設け、ゾーン内でのトラム料金を無料化することを発表した。

このゾーンは、南はフリンダース駅周辺のフリンダース・ストリートから、北はクイーン・ビクトリア・マーケットまで、東西はパーラメントがあるスプリング・ストリートから、ドックランズまでを網羅し、このゾーン内ではすべてのトラム路線が無料で、区間内であればMyki(マイキー)カードも不要となる。

旅行者に便利になるという一方で、毎年AFLファイナルが行われるメルボルン・クリケット・グラウンドや、全豪オープン会場など、メルボルンで開催される主要イベント会場はこの無料ゾーンの外にあり、結局はマイキー・カードを購入して使用することになると、このゾーン設定に対し懐疑的な見方もある。無料区間から有料区間へ行く場合は、従来通りマイキー・カードが必要で、無料区間が終わる地点でタッチ・オンをする必要がある。この区間内には70以上のトラム・ストップがあり、無料区間内か利用者が一目で分かるように、トラム・ストップには無料区間サインが新たに設置される。


Public Transport Victoria


「シルク・ド・ソレイユ」日本人パフォーマー
宮海彦さん 単独インタビュー

世界的に有名なエンターテイメント集団「シルク・ド・ソレイユ」が2015年1月21日からメルボルン市内で公演を行う。オリジナル作品「トーテム」は人類の進化を大胆に解釈したストーリー、幻想的な舞台と衣装、息をのむ超人的なアクションと話題には事欠かない。カエル役で、ポスターの顔にもなっているのが、日本人パフォーマーの宮海彦さん。メルボルン公演に先駆け、宮さんにお話を伺った。

――「トーテム」の内容と、宮さんの役どころを教えて下さい。

「人類の進化の始まりは宇宙から注がれた」というストーリーで、オープニングに出てくるカエル役を演じています。命が両生類へと進化し、生命誕生の喜びをアクロバティックなパフォーマンスで表現しています。

――塚原体操センターに所属していたそうですね。何歳から始め、その後海外に出ようと思ったきっかけは何ですか?

体操は5歳から始め22歳まで現役でした。中学時代から海外に出たいと思っていて、大学卒業後に海外青年協力隊で体操競技と体育教育の普及のためパナマに行きました。あの時海外に出てなければ、今の自分はここにいないと思います。

――シルク・ド・ソレイユの何に魅力を感じて入団しましたか?

その後は米国に渡り、体操コーチをしました。当初はしっかり英語を身に付けて国際機関で働こうと考えていましたが、教える事と、自分でやるという違いに「もどかしさ」を感じ、やはりもう一度体操をしたいと思うようになりました。旅好きでもあるので、シルク・ド・ソレイユの仕事はやりたい事がすべて詰まっていたのです。
 キャスティングのトップが私の演技ビデオを見てすぐに気に入り、幸運な事にオーディションなしで入団が決まりました。

――団員として求められるスキル、毎日の生活で気を付けていることはありますか。

メインの演目については常に一流であること。それに加えて、ステージに立った時に魅力的でメッセージを伝える表現力が必要です。演技力、歌唱力、ダンス力とすべてをそつなくこなせる人が求められます。ショーは週に9、10回あるので、とにかく体調管理に一番気を付けています。

――見どころと、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

トーテムはシルク・ド・ソレイユのオリジナル作品で、他で見ることは出来ません。ストーリーも音楽も良く、カラフルな舞台は目でも、耳でも楽しめます。他のショーに出ている団員の間でも「1つひとつのナンバーが洗練されている」と高く評価されています。とても見応えがあるショーなので、ぜひ見に来て下さい。

■Cirque du Soleil
日程、会場の詳細はメルボルンのイベント欄を参照



茶道淡交会メルボルン協会のメンバーによりお点前が披露された

草の根の文化交流
ジャパン・カルチュアル・アフタヌーンを開催

多くの市民により日本文化を知ってもらおうと、11月9日、コーフィールドにあるグレン・アイラ市庁舎で「ジャパン・オーストラリア・カルチュアル・アフタヌーン」(グレン・アイラ市ロータリー・クラブ主催)が開催された。

ロータリー・クラブの高校生交換留学生事業を機に両都市の交流が始まり、グレン・アイラ市は1998年から岐阜県大垣市と姉妹都市を結んでいる。毎年、形式や盟約にとらわれることなく、官民一体となった都市間交流を積極的に続けており、このイベントもその1つで、2年に1度開催されている。メイン・ステージでは「ユーカリ・エコー・コーラス」による合唱、「紫の会」の日本舞踊などが披露され、150席ある会場は瞬く間に来場者で埋めつくされた。また、会場では、日本人ボランティアの協力による華道、書道のブースも出され、茶道、折り紙など参加型の催しが特に人気を博した。

会場で集まった寄付金は、福島県のロータリー・クラブを通し、福島県の子ども達や東日本大震災による被災者のために全額寄付された。


メルボルン・カップの日本馬、アドマイヤラクティ急死

メルボルンのフレミントン競馬場で11月4日に行われた、メルボルン・カップ(3,200メートル芝、22頭、G1)で、1番人気の日本馬アドマイヤラクティ(6歳牡馬、梅田智之厩舎)はレース後、馬房の中で倒れ死亡した。

10月18日に先走となった、コーフィールド・カップでG1初制覇をし、1番人気で挑んだメルボルンカップだったが、最終コーナー付近から急激に失速し、出走22頭中最下位でゴールした。梅田調教師は、日本中央競馬会(JRA)を通じ「レース後から馬の様子がおかしかったのですが、馬房の中で倒れて死亡しました」とコメントを出した。

11月19日付、地元紙ジ・エイジによると、レーシング・ビクトリアによる検死は現在も続いており、死因をはじめ、詳しい結果報告まであと数週間かかるとしている。

新着記事

新着記事をもっと見る

NICHIGO CHANNEL

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る