ゴールドコースト・マラソン2018リポート

ゴールドコースト・マラソン2018リポート

男子 優勝 ムンガラ選手、2位 村山謙太選手、3位 福田穣選手
女子 4位 下門美春選手

第40回ゴールドコースト・マラソン(以下、GCマラソン)が、6月30日(土)・7月1日(日)に開催された。フル・マラソンの部で、男子は優勝のムンガラ選手(ケニア)に続いて村山謙太選手と福田穣選手がゴール。今年もゴール直前での激しい接戦が見られ、日本人選手の存在感が光った。女子はチェビトク選手(ケニア)が優勝、4位に下門美春選手の姿が見られた。ゴール後の村山選手と福田選手、そして下門選手にレースを振り返ってもらった。(文=フリアン・ロドリゲス・カンポス)

大会の結果

 7月1日の朝7時20分、サウスポートよりスタートを切った数多くのランナーは、雲に日差しが遮られた空の下、微風の快適なコンディションの中で競い合った。

 男子は、ムンガラ選手(ケニア)の2時間9分49秒にわずかに遅れて村山謙太選手(旭化成)が2時間9分50秒で2位、福田穣選手(西日本鉄道)が2時間9分52秒で3位という結果になった。ゴール前での展開は、村山選手とムンガラ選手、野口拓也選手(コニカミノルタ)の接戦が繰り広げられ、村山選手、野口選手共に抜かれる度に抜き返していたものの、最終的にムンガラ選手が抜け出し、村上選手と追い上げてきた福田選手が後ろから迫る形でゴールインした。

 日本人では10位以内に7人もそろい、昨年優勝の野口選手が4位に、6位に高久龍選手(ヤクルト)、8位に山崎翔太選手(ヤクルト)、9位に川内優輝選手(埼玉県立久喜高)、10位に口町亮選手(SUBARU)となった。

ゴールを切る瞬間のムンガラ選手。その後ろ姿を追いかける村山選手と福田選手。
ゴールを切る瞬間のムンガラ選手。その後ろ姿を追いかける村山選手と福田選手。
完走後に笑みを見せる村山選手
完走後に笑みを見せる村山選手

 女子はチェビトク選手(ケニア)が2時間24分49秒の記録で優勝をつかみ取り、トレングローブ選手(オーストラリア)が2位で2時間26分31秒、バルソシオ選手(ケニア)が3位で2時間27分46秒となった。日本人では10位以内に下門美春選手(ニトリ)が2時間29分38秒で4位にゴールイン、6位に上杉真穂選手(スターツ)、7位に藤本彩夏選手(京セラ)、8位に阿部ゆかり選手(パナソニック)、9位に田中百子選手という結果となった。

村山謙太選手

 今大会が初出場だった村山選手は、自己ベストを更新するタイムでゴールインした。ムンガラ選手とのトップ争いに敗れたが、後ろから食らい付くようにゴールイン。序盤のペースが安定しなかったことや、最後2キロ地点での体調の悪化などが原因で一時先頭から引き離されたこともあり、勝てるチャンスを逃したように感じたという。「最後は先頭と1秒か2秒だった、非常にもったいなかった」と悔しい思いを語った。今回の経験を生かし、「次につながるレースになった」と最後にコメントした。来年もGCマラソンで走る姿を期待したい。

福田穣選手

 同じく今大会が初出場で、自己ベストを大幅に更新した福田選手。夏の北海道マラソンで2時間15分11秒を記録してから、今大会で新記録を達成した。3位以内への入賞を目標にレースに臨んだ。「年間を通して、毎月1,000キロ以上の走り込みをしているので、その練習量を結果につなげられた」と新記録を達成したことの喜びを語った。初出場のGCマラソンについては日本国内との違いを感じながら、盛り上がっている会場で「とても楽しく走れた」と笑顔で話してくれた。

下門美春選手

 下門選手は今大会が、2カ月前に実業団ランナーからプロ・ランナーへ転向してから初めてのレース出場だった。今回は実力を確認するために走ったという。結果に関しては、「納得はしているが、もうちょっとタイムと順位が上になれたら良かった。もう少し上を目指していた」と、悔しさをにじませていた。今回の出場について、「風が少し気になったものの、日差しがなくて走りやすかった。今後はマラソン・グランド・チャンピオンシップを目指して、スピードでの勝負ができるようになった上で、来年も出場してみたい」と語った。

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