豪ビザのスキルセレクト制度とは?

敏腕弁護士ジョン・フラネリーの

オーストラリア・ビザ

ここだけの話

第5回 スキル・セレクト制度

既にご存知の方も多いと思いますが、オーストラリア移民局(DIAC)は2012年7月1日から、移住者の人数管理法と一般技術移住におけるビザの申請方法を大きく変えるスキル・セレクト制度を導入しました。

スキル・セレクト制度の対象となるのはビジネス・ビザ、雇用主スポンサー・ビザを含むすべての技術ビザですが、簡単に説明しますと、ビザ申請希望者はまず、DIACのウェブサイトでビジネス・ビザの申請希望者EOI(Expression of Interest)であることと個人情報をオンラインで登録します(この第1ステップでは以前のような書面申請はありません)。

次に、スポンサーとなるオーストラリアの雇用主または州政府が、登録されたEOI(ビザ希望登録者)を検索し、候補者の中からより優れた者を指名します(指名された人にはインビテーションが発行されます)。

そして指名された(インビテーションを受けた)候補者がビザを申請するという手順です。つまり事業家としてビザを申請する場合、条件を満たしていてビザ希望登録の手続きを行うことはできても、スポンサーとなる州政府、またはオーストラリアの雇用主から指名を受けなければビザを申請することができません。

また、これまで事業家が申請できるビザはスキル・セレクト制度の導入によって13種類から3種類にまで絞られましたが、各サブ・クラス内の項目ごとに申請者のニーズに合わせた申請を行うことは可能です。

技術ビザに関して、スキル・セレクト制度による申請の対象となる主なビザ・サブ・クラスは、技術独立ビザ(サブ・クラス189)、州・準州スポンサー付き技術ビザ(サブ・クラス190)、スポンサー付きビザ(489)の3種類ですが、一時滞在ビジネス・ビザ(サブ・クラス457)と雇用主指名永住ビザ(サブ・クラス=186/187)申請者の中には、一部スキル・セレクトによる申請となるものもあります。

スキル・セレクト制度が導入されてから日が浅いため、誤情報も流れているようです。スキル・セレクト制度に関するEOIの登録(申請)条件やEOIの有効期間、さらにスポンサーによる指名を受けた後の対応法および選択肢については、公認移民エージェントまでご相談することを強くお勧めします。


ニュース/コミュニティー

プロフィル

ジョン・フラネリー(Jonathan Flannery)
President of Citizen’s Advice Bureau and Gold Coast Legal Service Inc

1983年弁護士認定(QLD&NSW)、移民・雇用両方の専門知識を要するビジネス・スポンサー・ビザを中心に移民アドバイスを提供している。twitterで最新ビザ情報を続々発信中。「aussievisalaw1」で検索!

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