上昇し続ける豪州不動産の購入意義とは?/不動産の現状

オーストラリア不動産の現状
上昇し続ける豪州不動産の購入意義とは?

 「人口増」「収入増」「インフレーション」が続き、国民の平均年齢が住宅需要が見込める38歳以下と低い豪州では、今年末そして2年後の、更なる住宅価格の上昇が予測されています。最大都市シドニーのあるNSW州の戸建住宅の中値も、遂に今年1ミリオン豪ドルを越えました。

 そしてここに来て、自宅を購入できずに賃貸住宅の借り換えを長年繰り返す「レント・ジプシー」が増えています。住宅価格の上昇に伴い家賃が上がってしまい、予算内の賃貸住宅に借り換えなければならないという移転が、数年置きに訪れる状態の人びとのことです。「賃貸の方が気が楽」「住みたい場所に住める」「もう豪州で住宅購入は諦めた」と言う人もいます。ちょうど今、この国における住宅購入の意義を考え直してみる良い機会でもあります。

豪州不動産購入の意義とその目的

 どうにかして融資や政府の優遇施策を利用して「自宅」を購入したい。しかし、理想と思える自宅の金額には手が届かず、無理に購入したら経済的な不自由が家族に生じてしまう。そのような理由があって購入を諦める人もいるようです。しかし、その一方で、自宅より先に「投資用不動産」を購入する人も増えています。

 その意義・目的は2つあると思われます。

  1. 投資としての不労収入を得つつ、物件の価格上昇を待つ。更には融資をすることによって税制の特典を得る「ネガティブ・ギア」を利用して、賢い資産構築を実現する。
  2. 将来の理想のマイホーム購入の準備として、先に投資物件を購入。その物件の価格上昇を空き担保として保ち、次もしくは3軒目に自宅が購入できる経済基盤を作る。

 価格上昇はこれからという地域で、手の届く範囲の優良物件を「資産」として購入しておき、価格が上昇した後に売却するか、価値の上昇部分を利用して次の購入の足場とする。この戦略が上昇気流の時期であれば活用できるのです。

「レント・インベスター」という新社会層

 手堅く予算内の不動産を購入し、将来に向けての不労収入は確保する。しかし、自宅はやはり賃貸のままという「レント・インベスター」は、新移民や若い世代など新しい社会層として増えています。戦略的な資産形成になり、将来理想のマイホームを買うための基盤作りにもなるため、賢明な購入方法と言えます。

このコラムの著者

鶴美枝

鶴美枝

グローバル・インテリジェンス・マネージメント代表。創業2010年以来、豪州各地の優良不動産を厳選し、豪州及び日本在住のホーム・オーナー若しくは投資家の方々の購入をサポートし資産増幅、理想の住まいの確保に日々尽力中。日本と豪州にて法学部大学院卒業。豪州不動産フルライセンス保持

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