「クラウンはバランガルー・カジノ・ライセンス不適格」

クラウン不祥事問題調査委員会で付属弁護士

 ジェームズ・パッカー氏の所有するクラウン・リゾーツ社がバランガルー再開発のビルの上階に計画しているカジノの経営ライセンスに関して、同社の不祥事を調査しているNSW州政府の調査委員会では、同社に不利な証言が出てきており、委員会付属弁護士が、「クラウン・リゾーツ社は、バランガルー再開発でのカジノ経営ライセンスには不適格」と証言している。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 調査委員会では、これまでにクラウン・リゾートがマネー・ロンダリングが行われている疑いがあったにも関わらず無視しており、また、中国のカジノでは社員の保護を怠ったとされている。

 この調査委員会では、委員会付属弁護士が同社の役員を「同社の不法行為の擁護に走っている」と批判している。また、ILGAは、メルボルンとパースのカジノの国際VIP賭博営業も含めてクラウン社の行為を調べている。

 パトリシア・バージン委員長は、2021年初めにも最終判断を下す予定になっており、クラウン・リゾーツ社がバランガルー・カジノの営業ライセンスを得た場合でも何らかの規制を加えることなどが予想される。

 委員会付属弁護士のアダム・ベルSCは、11月6日に最終意見書を提出し、「クラウン・リゾーツ社はバランガルー・カジノの営業ライセンスを受けるには不適格」と厳しい判断を出している。

 クラウン・リゾーツ社は、カジノがマネー・ロンダリングに利用されている疑惑を見逃していた容疑の他、犯罪組織とつながりのあるジャンケット・オペレータと提携していたこと、また、中国国内で法的に違法労働にあたる社員の法的安全を守らなかったことなどが挙げられている。

 クラウン・リゾーツ社の中国支社ではオーストラリアでのカジノ事業に向けて中国国内で高級賭博客を募る活動をしたとして社員19人が逮捕・起訴され、最終的に16人が投獄されている。調査委員会では、クラウン・リゾーツ社は、中国国内での違法活動が摘発されている時期に社員の違法活動が社員に危険をもたらすことを予知し得たにもかかわらず放置していたとしている。

 ベル氏は、「クラウン・リゾーツ社がバランガルーでカジノを経営することはNSW州社会に危険をもたらすことになりかねない」としている。
■ソース
Crown Resorts ‘not suitable’ to hold Barangaroo casino licence, inquiry hears

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