連邦大臣と男女関係の元職員、公式提訴

「パワハラに女性大臣からもブリーイング」

 かつてバーナビー・ジョイス副首相が女性職員との男女関係を暴かれ、副首相と議員職を辞職した事件があったが、保守連合連邦政権のアラン・タッジ移民相代理、クリスチャン・ポーター法務長官も職員と男女関係を持ったとの訴えがABC放送の番組で明らかにされた。

 ポーター長官は男女関係を否定しているが、タッジ大臣は過去に職員と男女関係があったことを認めたが、相手の元職員が連邦政府金融行政省に公式の訴えを起こした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 訴えを起こしたのはレイチェル・ミラー氏で、14ページにわたる陳述書は、大臣との男女関係ではなく、タッジ大臣がパワハラを続けていたこと、また、ミカエリア・キャッシュ雇用相が、職員と関係のあったタッジ大臣を守るため、キャッシュ大臣の事務室のミラー職員に屈辱的なメッセージを送り、ニセの人員整理を仕組むなどして職員の追い出しを図ったとしている。

 ミラー氏は、2017年11月、以前に男女関係のあったタッジ大臣の事務室からキャッシュ大臣のメディア主任顧問に移籍した。

 14ページの陳述書で、ミラー氏は、タッジ大臣のいやがらせ、侮辱、威嚇などの行為を挙げており、さらに、「タッジ大臣との関係の噂が絶えないため、キャッシュ大臣にはタッジ大臣と関係があったことを伝え、すでに関係は終わっていること、キャッシュ大臣への忠誠などを伝えた。最初の何か月かはキャッシュ大臣は親切にサポートしてくれた。しかし、その後、首席補佐官が代わるとそれほどサポートしてくれなくなり、さらに、新首席補佐官は、ミラー氏の自信を失わせるような話を繰り返すようになった」としている。

 2018年5月の予算案提出後、メディア顧問だったミラー氏は、キャッシュ大臣と同行しなくていいと言われ、何か自分に対してわざと仕事ができないように企まれているように感じたと述べている。

 その頃から、キャッシュ大臣のテキスト・メッセージがミラー氏へのトゲを含んだ内容になり、2018年6月には、キャッシュ大臣の事務室がリストラするため、メディア顧問のポストが廃止されるが、それまでより下級のポストならあると言われたとしている。また、ミラー氏の実績ではそれまでの職務に採用することはできないとも言われている。しかし、それまで勤務実績評価が行われたこともなく、また公式に警告を受けたこともないと述べている。

 これまで訴えが遅れたのは、転職に差し支えることを恐れたからだと述べており、2019年選挙の際にはモリソン政権で大臣の認可で採用が決まっていながら、自由党のトニー・ナット氏が牛耳る「党内グループ」に阻まれて採用されなかったとしている。

 キャッシュ大臣は、ミラー氏の訴えを強く否定し、「一件が金融行政省の調査に移っている以上はこれ以上のコメントはできない」と述べている。
■ソース
Michaelia Cash accused of sending ‘demeaning’ messages about former Alan Tudge staffer Rachelle Miller

 Happy Rich Harding legal JCB Yumepirika Campaign 幌北学園 Japanaroo 
日豪プレス 配布場所   日豪プレス 新刊発行    Oishii Japanese Restaurant Guide

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る