サイクロン・キミ、カテゴリー2でQLD州沖合を南下中

タウンズビル空港閉鎖、パーム島緊急警報発令

 熱帯性サイクロン「キミ」はカテゴリー2に成長してQLD州北部海岸の沖合にあり、現在南下中と伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 気象庁(BoM)は、サイクロン・キミが上陸する見こみはなく、18日夜にはカテゴリー2から勢力を弱めると発表している。

 サイクロンは17日のカテゴリー1から18日未明にはカテゴリー2に成長していたが、南下するにつれて勢力を弱めており、BoMでは、19日には速度も落ちてヒンチンブルック島とタウンズビルの間の海域を漂うことになるだろうと発表している。とはいえ、依然としてコースを変え、上陸する可能性もまだ残っている。

 また今後24時間以内にパーム島付近を通過し、同島には破壊的な風力の風と豪雨が予想されるため、同島には緊急警報が発令された。

 QLD州北部イニスフェイルからエアまでの地域が警報地域に入っており、18日午後10時よりタウンズビル空港が閉鎖された。

 また、警報地域の住民にはサイクロンの猛威に備えるよう再度警報が出ており、ボートや住宅周辺の風に飛ばされそうな財産を固定するよう呼びかけが出ている。

 BoMのローラ・ビーケル予報官は、「サイクロンは今晩か明朝あたりには勢力を弱めることと予想される。キミが大陸に上陸することはあまり考えられない。このまま沿岸を行き来して次第に勢力を弱め、低気圧になって終わるだろう」と語っている。

 アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「州緊急救援局(SES)ボランティアと警察官が同地域に派遣され、ウィンチ・ヘリコプターも1機をケアンズに、1機をタウンズビルに配置した。住民は家の周りの風で飛ばされやすいものをしっかりと固定し、サイクロンが直撃しても大丈夫なように備えてもらいたい」と語っている。

 また、「住民はラジオなどでSESの警報情報に耳を傾けておくこと。また、SESの電話番号:132 500を身近なところに用意しておくこと」と呼びかけている。
■ソース
Townsville airport closes, emergency alert for Palm Island, but cyclone Kimi unlikely to cross coast

    日豪プレス キレイになろう特集 テイクアウェイ特集2020

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