豪医薬品管理局、アストラゼネカ・ワクチンを認可

「65歳以上への投与も安全」と発表

 2月16日、スコット・モリソン連邦首相は、「豪医薬品管理局(TGA)がオクスフォード大学/アストラゼネカ・コロナウイルス・ワクチンの国内使用を認可した」と発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 連邦政府はアストラゼネカ・ワクチンを5,380万用量契約しており、メルボルンのCSLで製造が始まっているが、CSLは5,000万用量を製造する予定。この用量はオーストラリア国民、永住権者、滞在者全員に2度の接種をするのに十分な量で他のワクチンの契約量がはるかに少ないことから、オーストラリア国民のほとんどはこのアストラゼネカ・ワクチンの接種を受けることになる。

 また、同ワクチンは海外で65歳以上について接種が保留されたところもあるが、TGAは、65歳以上への接種も安全としながらも、個人の条件を見てケースバイケースで対応するよう支持されている。また、接種は18歳以上に限られている。

 TGAは、「65歳以上への接種でワクチンに対して強い免疫反応があった。しかし、この年齢グループの総合的な効力について判定できるほどコロナウイルスに感染した人がいない。高齢者への接種については、年齢、併発症、環境などを考え合わせ、ワクチン接種の利益とリスクとから個別に判断するよう」指示している。

 TGAのジョン・スケリット局長は、「このワクチンは18歳以上という以外上限はない。イギリスですでに複数のワクチンの接種が進んでおり、いずれも高齢者グループで優れた結果が出ている」と語っている。

 スケリット教授は妊婦の接種については特にガイドラインを示していないが、「臨床治験で接種を受けた女性のその後の観察が続けられている。治験時に妊娠していることを知らなかったり、治験後に妊娠した女性もいるが、接種後も思わしくない副反応の報告はない。また、治験に参加した妊娠女性はまだ出産していないが、ワクチンによる流産や妊娠中の疾病なども報告されていない」と語っている。

 TGAによると、アストラゼネカ・ワクチンは12週間(約3か月)の間をおいて2度接種が行われるが、それが不可能な場合には最低4週間の間をおいて2度接種することも可となっている。
■ソース
AstraZeneca coronavirus vaccine approved for use in Australia by TGA

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