WA州首相、連邦労働党議員事務所に不審物

男がアルミフォイルで覆った包み投げ込む

 州議会選挙を目前にした3月9日、WA州パース市南部のマーク・マクガワン州首相の事務所と近くの連邦労働党議員事務所に男がアルミフォイルで覆った包みを投げ込んで立ち去った。そのため、両事務所は職員ら全員が緊急避難した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 事件が起きたのはパース市南部ロッキンガム地区で、午後3時前、直ちに2つの事務所から職員が避難し、周辺区画が立ち入り禁止になり、警察車、消防車や救急車が待機した。

 マクガワン州首相の証言によると、「職員は、男が事務所に入ってきて、セキュリティ・スクリーンの下から職員のいるところに向かってアルミフォイルで覆った包みを投げ込んだ。中身が何かまったく分かっていないが万一の安全を考え、全員が救急隊の手当を受けている。職員は事件におびえて震えているが負傷などはない」としている。

 今月13日には州議会選挙が行われるため、マクガワン州首相は、冷静を呼びかけ、「現在のところ誰も彼もが緊張気味だ。みんなには冷静に行動するよう求めている」と語っている。

 ディーン・スナシャル警部は、「午後3時過ぎに州首相選挙事務所から通報があった。職員の証言によると、男は50代から60代くらいで、白人、頭がはげかけており、中肉中背」と発表している。

 ABC放送によると、3月8日にも州首相選挙事務所近くのマドレーヌ・キング連邦労働党下院議員事務所にアルミニューム・フォイルに覆われた包みが投げ込まれたが、9日午後3時まで誰も包みを開けようとはしなかった。

 キング議員事務所に投げ込まれた包みには手紙が入っており、投書の主は「胞子に感染している。この胞子のサンプルをチェックしてもらいたい」と述べている。

 ブランド選挙区選出のマデレーヌ・キング議員は、「以前にも投げ込まれたことがある。私がもっとも心配するのは職員の身の安全だ。連邦議会の職場風土を調査する独立調査委員会には議員や職員が日常的に一般社会から脅迫されている事実を調べ上げてもらいたい」と語っている。
■ソース
WA Premier and federal Labor MP’s offices evacuated after receiving foil-wrapped packages

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