シドニーの水源地、ワラガンバ・ダム久しぶりに放水

4年ぶりに最高水位越え、1990年には下流に水害も

 この2,3日の集中豪雨でシドニー都市圏の水源地、ワラガンバ・ダムが4年ぶりに最高水位を越え、放水が始まった。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3月20日午後4時頃、当局が大シドニー圏の広い範囲に洪水警報を発令して間もなく、水がダムのゲートを越え、放水路にほとばしり始めた。

 ワラガンバ・ダムはシドニー都心部から70kmの距離にあるが、下流はネピアン川からホークスベリー川、タスマン海へと連なり、一旦は平野部の氾濫原を通るが、その後は屈曲した狭い川幅になり、急激な放水は氾濫原にあるペンリスやウィンザー、リッチモンドなどの人口稠密地域周辺に洪水をもたらす。放水は2012年、2013年にもあったが、1990年の放水で下流に洪水が発生した。

 この放水の始まる1時間前にはダムから40km離れたピクトン地区に避難命令が発令された。

 当局がもっとも懸念しているのは、「ホークスベリー・ネピアン・バレー」と呼ばれる屈曲した狭い川幅の地域で、NSW州緊急救援局(SES)は、「国内最高の洪水危険レベル」に指定している。

 ダムを管理するWaterNSWの広報担当官は、大シドニー地域の他の水源地、ネピアン、カタラクト、コルドー、エイボンの4つのダムも間もなく放水が始まると警告している。

 気象庁(BoM)では、21日22日の両日、大シドニー都市圏全域で降水量が100mmに届くものと予想しており、ジャスティン・ロビンソン洪水対策課長は、「現在、洪水状況の変化はめまぐるしく、一部の河川が高水位になることもありえる」と警告している。

 WaterNSWは、「24時間重大事故管理チームを設立、BoMや州緊急救援局と連携して気象条件やダムへの流入水量を観測している。また、Sydney Waterや州保健局とも連絡を取り合い、未処理水供給水質の影響などをチェックしている」と発表している。
■ソース
Warragamba Dam overflows for first time in years amid NSW ‘extreme weather event’

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