「障害者専用駐車スペースは健常者差別」

ブリスベンの公営住宅で障害者スペース削除

 ブリスベンの公営高層住宅の駐車場に4台分あった屋根付きの障害者専用駐車スペースが住民の「障害者専用駐車スペースは健常者差別」の苦情で削除されるというできごとが報道されている。

 4月29日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 車椅子の住民は、「誰かの苦情を受けて住宅省職員がウォーター・ジェットで障害者専用スペースを示す青色の車椅子路面標識を消した」と語っている。

 これに対して、QLD州政府の住宅相は、「問題のある決定だ。現在、事情調査中だ」と発表している。

 ボウエン・ヒルズ公園団地に住む車椅子の男性の場合、QLD州住宅省から電話があり、「住民から苦情があったため、障害者専用駐車スペースを削除すると言われた。駐車場を必要とする者ではなく、健常者の言い分を聞いて決めるというのはひどい仕打ちだ。今住んでいる団地は広い玄関口、台所やシャワーも障害者が住みやすいように設計されており、申し分ないのだが」と語っている。

 車椅子の障害者の乗降にかかる時間を考えれば、駐車場に屋根があることは不可欠なのだが、この男性は、「これまでも障害者用駐車スペースに健常者が駐車することはあったが、同じ住宅の住民同士の間に問題が起きたことはなかった」と語っている。

 この問題に対して、ABCラジオに出演したリアン・イノック住宅相は、「障害者専用駐車スペースを削除するというのは問題がある。現在、なぜこのようなことが起きたのか、障害者専用駐車スペースについて調査している。住宅局長にも、公営住宅住民用駐車場に関して、現代にマッチし、障害者に適切な支援を提供する内容にするよう、住宅省の方針の見直しを依頼している」と語った。
■ソース
Disabled car parks ‘discriminatory to able-bodied people’, man in wheelchair told

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