雨になるまで続くシドニー上空の煙の滞留

来夏のブッシュファイアに備えて下生え焼き

 今年後半、高温乾燥気象条件になれば、枯れて乾いた草原や森林の下生えがブッシュファイアの最適の燃料になる。ブッシュファイアの広がりを防ぐ一つの手段として寒冷多湿な時期にブッシュファイアの危険が予想される地域の草原や下生えを郡部消防局(CFA)局員やボランティアの監視下に焼き払う野焼きが行われる。

 この時期になると、シドニー地域でも北部、西部、南部の森林地帯で野焼きが行われ、風に乗った煙が気象条件によってシドニー都市圏で滞留しがちだが、5月4日頃に予想されている雨が降れば、煙も洗い流され、再び澄んだ大気が回復する。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 気象庁(BoM)のジウォン・パク予報官は、「現在、高気圧がこの地域にあり、そのために煙がシドニー盆地に滞留しやすい条件になっている。また、高気圧が強い時には接地逆転層が形成されやすく、大気圏の底部の気温は高いままだが、夜間に地表の温度が下がる状態になる。こうなると、地表付近の大気が非常に安定し、煙の粒子が閉じ込められたままになる。その結果、シドニー西部の一部の地域で大気質が著しく悪化する」と語っている。

 また、「夜間にはブルーマウンテンに溜まっていた煙がブルーマウンテンの東端からシドニー都市圏の西部に流れ出す現象も見られる。まだしばらく野焼きが続けられると同時に5月4日頃には雨が予想されており、煙の粒子が洗い流される。

 4月27日頃に始まった野焼きでシドニーの大気質はシドニー都市圏南西部で「非常に劣悪」から、東部では「劣悪」の評価を受けている。

 この1週間、このようなシドニー都心部まで煙るような条件は殊に午前中が厳しい状態になる。
■ソース
Smoke haze to linger in Sydney until wet spell arrives

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