シドニー、メルボルンでパレスチナ支持の抗議集会

先住民族、人権団体、政府に断固とした態度を要求

 5月15日、シドニーとメルボルンでは、パレスチナ支持の抗議集会が開かれ、数千人が参加した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この集会ではパレスチナ系コミュニティ、人権団体、政治団体の代表が発言し、パレスチナ地域の平和を呼びかけた。

 シドニー・タウンホールでは、イラク、レバノン、シリア系市民やオーストラリア先住民族アボリジニ・コミュニティも参加し、パレスチナ旗を持った大人や子供が、「ガザ解放」や「パレスチナ万歳」のスローガンを唱えた。

 当初、エルサレムでの抗議に始まった動きにパレスチナの政治団体「ハマス」がイスラエルにロケット弾を発射する行為で加担し、イスラエル政府が「自衛」を唱えて、イスラエル軍がミサイル、空軍機、戦車砲などでパレスチナ領ガザに猛攻撃を加えており、戦線はパレスチナ西岸地区やレバノン国境地域にまで広がっている。

 パレスチナ保健省の発表によると、ガザ地区で死者は130人にのぼり、950人が負傷している。一方、イスラエル側の死者は9人と発表されており、ネタニャフ・イスラエル政権はハマスのロケット弾攻撃に対して一歩も引き下がることはしないと語っている。

 オーストラリア国内のイスラム教聖職者、グランド・ムフティー、イブラヒム・アブ・モハメド博士は、「私達は、世界中、とりわけオーストラリアが、このような殺戮行為に対して断固とした態度を取るよう要求する」と発言した。

 メルボルンの州立図書館前でも「パレスチナ解放メルボルン」グループ主催の抗議集会が開かれ、代表が、「イスラエルの爆撃下で人々はいちばんいい服を着て寝ている。眠っている間に殺されるかも知れないからだ」と発言した。

 図書館前での集会の後、4,000人ほどの参加者はVIC州議事堂までデモ行進をした。

 5月15日は、1948年にパレスチナ人の土地にイスラエル建国が宣言された日で、パレスチナ人は、「ナクバ・デー(大災厄の日)」と呼んでいる。
■ソース
Thousands attend pro-Palestinian protests in Sydney and Melbourne

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