シドニー都市圏、新たに77人を陽性と判定

州首相「明日100人を超えていなければ驚きだ」

 7月11日付ABC放送(電子版)は、シドニー都市圏で新たに77人が陽性と判定されたことを伝えている。

 患者の1人、シドニー都市圏南西部の90代の女性は市中感染した家族から感染し、7月9日に検査を受け、10日早朝に陽性結果が出たが、同日リバプール病院で死亡している。ケリー・チャント主席医務官は、「女性はワクチンを受けていなかったようだ」と語っている。また新陽性者のうち33人は感染力のある時期に自宅待機せず、市中を移動していた。

 警察は、「違反行為に市民の通報が増えている。カード・パーティやバースデー・パーティを摘発した」と発表している。これまでにもロックダウン下のシドニーを抜け出し、ハンター地域の乗馬クラブに行った家族やシェルハーバーで1人の家に集まってパーティをしていたNRLのチーム選手らがいずれも隣人の通報で罰金処分を受けている。

 ベレジクリアン州首相は、「何度も言ってきたことだが、社会距離規制を破ってあちこちと出歩き、感染しても検査を受けないでいれば、もっとも身近な人々を感染の危険にさらすことになる」と訴えている。また、毎日の新陽性者発生数が10人以上も増えていく状況に、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「明日の新陽性者が100人を超えていなければ驚きだ」と嘆いている。

 さらに、「この状況では7月16日に予定されているロックダウン解除もほとんど考えられないことだ」として、ロックダウン4週目に延長する可能性を示唆している。

 また、「社会的に必要不可欠な仕事をしている人達があちこちで作業することでウイルスに感染し、また行く先々でウイルスを広めることになる。さらにはその同僚が家に帰り、家族を感染させることになる」として、注意を呼びかけている。

 NSW州警察のギャリー・ウォーボイズ副長官は、「過去24時間で106件の違反通告書が発行された。シドニー・インナーウェストではマリックビルのアパートに出動した警察官がトランプ・カード・ゲームをしていた50代から90代までの男15人を検挙した。彼らはマスクもせず、社会距離も取らず、ウイルスに対して全く無防備で、彼ら自身ばかりか、社会や家族の健康と安全を脅かす行為だった」と語っている。

 新たに陽性と判定された77人のうち、55人は既知のケースやクラスターとの関連が判明しているが、残る22人については感染経路が不明で、現在調査を進めている。
■ソース
NSW records 77 new COVID-19 cases, one death with 33 in community while infectious

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