NSW州、新たに136人がコロナウイルス陽性と判定

死者1人、州政府「国家非常事態」宣言

 NSW州政府は大シドニー地域と周辺地域、さらにいくつかの郡部に飛び火したコロナウイルス・デルタ株のアウトブレークを「国家非常事態」と宣言した。
 7月23日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 同22日午後8時までの24時間に新たに136人が陽性と判定され、コロナ感染者1人が亡くなっている。

 23日の記者会見で、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相は、「現在の状況では7月30日にロックダウンを解除することはとうてい不可能」として、ロックダウン延長必至を示唆している。

 また、フェアフィールド、カンタベリー=バンクスタウン、リバプール3市域に出していた禁足令をさらに拡大し、カンバーランド、ブラックタウン両市域の市民も各市域から出ることは厳しく制限される。

 現在、入院中のコロナウイルス患者は137人、うち、32人がICUに収容され、14人が人工呼吸器を着けている。136人の新陽性者数は6月16日に始まったデルタ株アウトブレーク以来最高の数字になっている。また、77人がこれまでに判明している感染者またはクラスターとの関連が判明しており、65人はこれまでの感染者の家庭接触者、12人は濃厚接触者だが、総数で59人の感染者の感染経路は現在調査中となっている。また、53人が感染力のある時期全期間に市中を移動しており、17人は感染力のある時期の一部期間のみ市中を移動していた。また、13人の隔離状況については現在も調査中となっている。

 ケリー・チャント主席医務官は、「NSW州の状況、特にシドニー都市圏南西部と西部の陽性者発生状況は国家非常事態だ。連邦政府は全国接種計画を見直し、この地域に集中すべきだ」と発言した。また、ベレジクリアン州首相も、「州境は万全とは言えず、ウイルスが州境を超えて浸透していく可能性があるため、現在のアウトブレークが全国に影響を及ぼす可能性もある」と語っている。

 89歳の男性がウイルスに感染、発症し、亡くなっている。NSW州のコロナウイルス感染死者は62人となった。

 ベレジクリアン州首相は、「7月30日のロックダウン解除はあり得ないが、8月、9月、10月には再び自由かつ安全に生活することができるようになる。それまで忍耐強く希望を持ってもらいたい。10月にはワクチン供給も増える。しばらくは我慢してもらいたい」と語った。
■ソース
NSW records 136 COVID-19 cases and another death as state announces ‘national emergency’

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