大シドニー地域公立病院、選択的手術当面停止

コロナウイルス入院患者、ICU患者増加で

 7月30日付ABC放送(電子版)は、NSW州保健局が、8月2日より大シドニー地域の公立病院での選択的手術を当面停止する決定を下したと報道している。

 対象になるのは医学的症状そのものが生命に別状はなく、緊急性の低い手術のみであり、放置すれば生命に関わるような疾患などの緊急手術や選択手術でも緊急性のあるものは従来通り行われる。また、病状が悪化するなどがあれば、まず医師と相談することが勧められている。

 現在、コロナウイルス患者は187人が入院しており、うち57人がICUで治療を受けているが、連日170人を超える新陽性者の発生で入院患者も徐々に増えている。対象になる地域は大シドニー地域のみで、イラワラ、中部海岸両保健管区は対象になっていない。

 7月29日午後8時までの24時間のNSW州の新陽性者数は170人で28日の239人に比べてかなり低下しているが、グラディス・ベレジクリアン州首相は、「この数字はいつでもぶり返すことが予想される」と語っている。

 NSW州保健局は、「現在のところはICU収容能力は州全域で500床を超える数があり、すべての患者を収容することができる。また、必要があれば収容能力を2,000床まで拡大することもできる。また、ICUの病床すべてに人工呼吸器を配置することもできる」と発表している。

 NSW州では2020年3月のパンデミック宣言後にも選択的手術の停止を発表したことがある。

 NSW州保健局は、「この決定で影響を受けた者も病状が悪化するようならかかりつけの医師に相談し、症状の見なおしや介護カテゴリーの見直しを受け、場合によってはカテゴリー変更で緊急性のある手術カテゴリーに編入されることもある。
■ソース
NSW suspends elective surgery as COVID-19 outbreak sees growing number of hospital cases

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