ハザードNSW州保健相「138人が40歳未満」

デルタ株で新陽性者210人の60%が若年者

 7月31日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州政府の発表として、同30日午後8時までの24時間に新たに210人が陽性と判定されたこと、さらにブラッド・ハザード保健相が、「そのうち138人が40歳未満だった」と語ったことを伝えている。

 また、シドニー都市圏南西部在住の60代の男性が自宅でコロナウイルス感染症で死亡している。6月以来のアウトブレークの死者は14人となり、同州では2020年3月のパンデミック宣言以来70人目の死者。

 ハザード保健相やケリー・チャント主席医務官は、「家族内にコロナウイルス感染者が出たことを隠そうとする傾向があり、病院に運び込まれる時には既に重態だったり、死亡していたりする結果になっている。210人の新陽性者の大多数はシドニー都市圏南西部と西部の住民だった。その地域の住民は必要がない限り外出しないでもらいたい」と呼びかけている。

 NSW州保健局によると、210人の保険管区別内訳は、81人がシドニー南西部、72人がシドニー西部、38人がシドニー、11人がシドニー南東部、4人がシドニー北部となっている。また、感染力のある時期に隔離していたのは58人のみで、120人は調査中、残りは感染力のある時期全体または一部で外出し、市中を移動していた。

 ハザード保健相は、「州内の病院には198人のコロナウイルス患者が収容されており、そのうち53人はICUで治療を受けており、そのうち27人は人工呼吸器を着けている。また、ICU収容患者53人のうち6人は20代、4人は30代となっている。この数字から分かるようにコロナウイルス・デルタ株はきわめて深刻な感染症であり、1か月の間に14人が亡くなっている。また、入院患者、ICU患者の中でも若年者の数が増えていることは非常に危機的な状況だ」と語った。

 また、この日、先週土曜日の無届けロックダウン抗議行動に3,500人が集まり、マスク不着用で密集して大声を挙げたり、さらには暴力行為を繰り返した行動が再び行われるとの情報で警察が警察官1000人を動員して開場予定の公園などを立ち入り禁止にするなどして警戒していたが結局一人も現れなかった。しかし、警察では今後も同様の公衆衛生命令違反のロックダウン抗議行動が繰り返されることを警戒している。
■ソース
Surge in young people infected with COVID-19, with 138 new cases aged under 40

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