NSW州、新たに207人がコロナウイルス陽性

シドニー南西部の男性15人目のアウトブレーク死者

 8月2日付ABC放送(電子版)は、8月1日午後8時までの24時間に117,009人が検査を受け、207人が陽性と判定された。また、シドニー都市圏南西部の90代の男性がコロナウイルス感染症でリバプール病院で死亡、6月中旬以来のアウトブレークで15人目の死者となったことを伝えている。

 1日117,009人の検査回数は2020年3月のパンデミック宣言以来、NSW州の最高記録となった。

 また、インナーウェスト自治体のサマーヒル地区にある高齢者介護施設「Wyoming Nursing Home」では、7月に「クリスマス・パーティ」が開かれ、それがスーパー・スプレッダーとなってこれまでに入居者18人、職員2人が陽性と判定されており、入居者は病院に収容された。オーストラリアでは真冬の6月に「クリスマス」と称してパーティを開く人がいる。

 ブラッド・ハザード州保健相は、「このパンデミックのさなかにクリスマス・パーティはいい考えではない」と語っている。

 207人のうち72人が感染力のある時期に外出し、市中を移動していた。また、46人については現在調査中。

 グラディス・ベレジクリアン州首相は、「接種率最終目標は80%だが、50%に達した段階で規制緩和も視野に入っている。ただし、それは感染者数がどの程度の水準になるかにかかっている。最優先するのは市民を仕事や学校に戻れるようにすることだ。そのために、接種を推進する計画も考えている」と語った。

 ケリー・チャント主席医務官は、リバプール病院で亡くなった90代の男性の家族に哀悼の言葉を贈り、男性はリバプール病院で起きた27人の陽性者のクラスターとの関連が突き止められており、4月にコロナウイルス・ワクチンを1回だけ受けていたと語っている。

 8月2日夕刻にはシドニー西部ウェストミード病院の職員1人が陽性と判定され、36人の職員が濃厚接触と判断されて隔離に入った。シドニー西部保健管区(WSLHD)では、「職員は市中で感染したもようで、現在のところ患者への感染は見られない。患者と職員の健康と安全は保健局にとっても最優先事項だ」と発表している。

 7月末日から、NSW州警察に豪陸軍兵士が加わり、シドニー都市圏南西部と西部でロックダウンに加えて厳しい規制を受けている8地方自治体の自宅隔離を命じられている住民の住所を訪問、命令通り在宅しているかどうかを調べて回っている。

 州警察のギャリー・ウォボーイズ副長官は、「これまでに1,000件以上の訪問確認を済ませた。体制をさらに増強し、必要がなくなるまで続ける」と発表している。
■ソース
NSW records 207 COVID-19 cases; Liverpool man becomes 15th death from outbreak

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