広がるNSW州のコロナウイルス・デルタ株感染

バイロン・ベイ、リッチモンド・バレーもロックダウン

 大シドニー地域とその周辺地域のコロナウイルス・ロックダウンは8月末まで続くが、次第に州東半分に広がる勢いを見せている。NSW州西北部のアーミデール市周辺地域に続いてその南のタムワース市もロックダウンが発令された。さらに、9日にはNSW州北部海岸地域のバリナ、バイロン・ベイ、リッチモンド・バレー、リズモアなどの地域にロックダウンが発令された。この地域のロックダウンは、7月31日以降に当該地方自治体域にいた者全員が対象になっており、8月17日午前零時1分に解除予定。このロックダウンには既にロックダウンに入っている地域と同じ規制が適用される。

 シドニー在住の50代の男性が子供2人を連れてバイロン・シャイアに到着した後、検査で陽性と判定された。男性はリズモア・ベース病院で治療を受けており、ロックダウン中にシドニーを抜け出して、バイロン・ベイに来た理由などで事情聴取を受けている。また、マイケル・ライオン・バイロン・シャイア郡長は、「男性はQRコード登録をしていなかった」と語っている。

 保健当局は、「ケリー・チャント主席医務官の新しい保健勧告を受け、その地域のロックダウンを決めた」と発表している。

 リズモアなどの地域ではロックダウンのニュース直後からスーパーマーケットなどでのパニック買いが起きており、政府は、「地域社会にとって困難な時期にあることはよく承知しているが、これはめまぐるしく展開するコロナウイルスの災難からNSW州民を守るためだということを理解する住民の忍耐と協力に感謝したい。この規制を抜け駆けしようとせず、これ以上感染者を増やさないよう協力してもらいたい」との声明を発表している。

 ロックダウン規制が実施されている地方自治体域の住民は、生活必需品の買い物、医療、ワクチン接種、家族などの介護など必須の理由を除いて外出を控えるよう呼びかけが出ている。

 ロックダウン地域では、介護その他人道的な理由を除いて自宅に人を招くことはできない。これは別居家族の場合にも適用される。また、必須の理由がない限り、ロックダウン地域外からロックダウン地域に入ることも禁じられている。

 チャント主席医務官は、「残念ながらシドニーからバイロン・ベイに旅行した男性の場合もバイロン・ベイに着いて感染力のある時期に市中を移動していた。その期間、症状も感じていた。保健局は、その期間に男性が大勢の人にウイルスをばらまいた可能性を懸念している」と警告している。

 また、ライオン郡長は、「男性は、シドニーでコロナウイルスに感染していた妻と時間を過ごした後にバイロン・ベイに移動してきた。保健当局はバイロン・ベイ地域での男性の接触追跡調査を行っているが、男性は警察や保健当局の質問に対してのらりくらりとした返答をしており、何か疑わしい点も考えられる」と語っている。
■ソース
Byron Bay, Richmond Valley, Ballina, Lismore in lockdown after COVID-19 case in region

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