ウィリアム・ティレルちゃん失踪事件に意外な展開

警察、養祖母の乗用車押収、AVOも取得

 2014年9月12日にNSW州中北部海岸地域ケンドールの養祖母宅で遊んでいたウィリアム・ティレルちゃん(当時3歳)が行方不明になった事件で、警察は多数の容疑者を捜査し、また、もっとも強い容疑者とされた冷凍冷蔵庫設置業者の敷地も何度も捜索を受け、この男性は、「この事件で人生を破壊された」と苦情を訴えた。

 警察の捜査が意外な展開を見せ、他の里子に関してウィリアムちゃんの養親に対するAVOを取得したり、事件当時ウィリアムちゃんが滞在していた養祖母(現在他界)の乗用車をシドニー南部で押収し、鑑識で検査するなど、当時の養祖母らが乗用車でウィリアムちゃんの遺体を運んだとの容疑を明らかにしている。

 11月17日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 警察は新しい情報を受け取っており、それに基づいて、事件当時、ウィリアムちゃんが滞在していた養祖母宅の建物や敷地の土壌も掘り返してふるいにかけたり、超音波探知機で地下を探ったりしている。

 事件から7年後、ケンドールから360km南のシドニー都市圏南部ギミア地区の民家から押収したハッチバックは秘密の施設で鑑識検査を受けており、結果が出るまでに数週間かかる見込みと発表されている。ウィリアムちゃんの養祖母は8か月前に死亡しており、自動車は事件当時、その養祖母が所有していた。

 NSW州警察のマル・ラニオン副長官は、「捜査員は徹底的に捜査する」と語っており、ドミニク・ペロテイNSW州首相も、「警察の努力に感謝している。この事件では全州民が心を痛めてきた。全州民を代表して一刻も早く事件の解決に向かうことを念願している」と語っている。

 警察ではケンドールの民家の内外で血痕があれば紫外線ランプで浮かび上がるルミノール反応の検査を行い、また、連邦警察は地下の構造物を検出する装置、X線装置、コンクリートを透過するレーダー装置なども持ち込んでNSW州警察に協力している。

 また、州警察の他、郡部消防局(RFS)のボランティアらも出動し、今後3週間にわたってケンドール地域とその周辺部3箇所をしらみつぶしに捜査する予定になっている。

 また、ケンドールの地元民は、ウィリアムちゃんの運命に対しては悲観しており、同時にすべてが明らかにされて事件簿が閉じられるよう希望している。
■ソース
Police to probe whether William Tyrrell’s body could have been moved in foster-grandmother’s car, ABC understands

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