NSW州公共交通機関のオフピーク料金引き下げ

7月6日より、オパール・カードの交通料金体系変更

 NSW州政府は公共交通機関の料金体系の根本的見直しを行い、7月6日からオフ・ピークのオパール・カードを使う乗車・乗船料金を従来の半額に切り下げる計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ただし、このオフピーク半額措置は3か月間のみで、それ以降、バスとライト・レールには30%割引料金が半永久的に適用される。

 この料金変更は、バス、鉄道、メトロ、ライト・レールのみに適用され、フェリーは適用外となる。

 現在、コロナウイルス社会規制が徐々に緩和され始め、公共交通機関利用率も上昇している。

 アンドルー・コンスタンス運輸相は、「長距離になるほど割安になる。この割引措置は、企業活動や学校が再開され、公共交通機関利用が増えているが、できるだけ乗車率を時間的に分散させたいためだとしている。

 今週初め、グラディス・ベレジクリアン州首相は、公共交通機関の乗車率規制を緩和すると発表しており、保健局は、車内船内でも社会的距離を保つようにと呼びかけているが、現実には難しくなる可能性がある。

 コンスタンス大臣は、「オフ・ピーク料金半額措置を利用し、公共交通機関の利用は時間をずらしてもらいたい」と呼びかけている。

 7月6日より、朝のピーク時間帯は午前6時30分から午前10時まで、また、午後4時から午後6時30分までとなる。

 オパール・カード制度の大幅な料金体系変更は2016年のカード実施以来初めてのできごとで、コンスタンス大臣は、「インフレに合わせた料金引き上げさえしていない。実質的に料金凍結だ。不況が始まっている現在、公共交通を州民にとって利用しやすい料金体系にすることが政府の考えだ」と語っている。

 ただし、ライト・レール、バスで3km未満の区間の乗降では1ドル程度の値上がりが予定されている。一方、週末の公共交通機関利用は$8.50を上限としてそれ以上はいくら乗っても無料になる。
■ソース
NSW Government slashes public transport prices on off-peak services by half, but there’s a catch

新着記事

新着記事をもっと見る

新着イベント情報

新着イベントをもっと見る