コカイン密輸運び人コロンビアの刑務所出所

アデレード出身の22歳、旅行中に持ち出し図り

 2017年にコロンビアからコカインを持ち出そうとして空港で逮捕された22歳のオーストラリア人は、懲役6年の判決を受けて入所していたが、3年で刑務所を出所した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 SA州アデレード出身のキャシー・センズブリー元受刑者は、2017年4月に複数のヘッドフォンにコカインを忍ばせて持ち出そうとしたが、ボゴタのエル・ドラド空港で逮捕され、2017年11月に懲役6年の判決を受けていた。

 チャネル・ナインの「60 Minutes」番組でのセンズブリー元受刑者のインタビューの抜粋がソーシャル・メディアを通して発表されており、元受刑者は、「人間として成長した。人を判断することを学んだ。簡単に人を信用してはいけないことも学んだ。刑務所での歳月で自分は強くなった」と語っている。

 センズブリー元受刑者は、バックパックに18個のヘッドフォンを詰め、その中に合計5.8kgのコカインを仕込んで検査場を通ろうとして逮捕されている。

 当初、懲役21年の求刑だったが、被告人が有罪を認める交換条件として懲役6年に短縮され、コロンビアでも苛酷さと収容受刑者であふれる悪名高いエル・ブエン・パスター刑務所で3年を過ごしていた。

 当初センズブリー被告人の弁護を務めたオーストラリアのスティーブン・ケニー弁護士は、「コロンビアの刑務所でもコロナウイルスに対する懸念が高まっており、彼女が釈放されたのもそれが理由かも知れない。あの刑務所にウイルスが紛れ込めば完全に致命的になるだろう」と語っている。

 さらに、「約4,000人の受刑者が釈放される予定になっており、彼女が、コロナウイルス感染を防ぐための人道的措置として釈放されたのか、それとも仮釈放の時期が来たために釈放されたのかが不明だ」と語っており、仮釈放で釈放されている場合には3年間をコロンビアで過ごさなければならないことも考えられる」と語っている。一方、コロンビアの弁護士は、「刑務所内で態度良好であれば3年で出所できる」と予想していた。
■ソース
Cocaine trafficker Cassie Sainsbury released from Colombian prison

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