シドニー都市圏コロナウイルス多発地区は富裕地区

NSW州保健局の最新データで判明

 NSW州保健局のデータから、シドニー都市圏のコロナウイルス感染者が多発する地区は富裕地区であることが明らかになった

 ABC放送(電子版)が伝えている。

 シドニー東郊地域がウイルス感染多発地域で感染者数は州内で最多数となっている。

 地方自治体(LGA)ではウェイバリー、ウラーラ(いずれも区画は日本にはないMunicipalで、ほぼ市に相当する)が感染最多発地域であり、またオーストラリアでも不動産が最も高い地区でもある。

 先週、ボンダイ・ビーチは、「屋外の場合、500人以上が集まるイベントを禁じる」という連邦政府の措置に反して500人をはるかに上回る海水浴客でごった返したため、即日、同ビーチが閉鎖され、東郊の他の海水浴場も閉鎖された。しかし、NSW州の1,405人のウイルス感染者のうち105人がウェイバリーLGAのボンダイ、ブロンテ、タマラマ、ボークルーズなどの比較的狭い地区に住んでいる。

 また、隣接するウラーラLGAは、オーストラリアで最も不動産の高いポイント・パイパー、パディントン、ダブル・ベイなどを擁しており、感染者数は66人で自治体では第4位の感染地区になっている。

 ウェイバリーに続くのがシドニー市で69件の感染症例がある。次いでやはり裕福なノーザン・ビーチーズLGAは68人の感染者がいる

 NSW州保健局によると、3月15日にボンダイ・パビリオンのバケット・リストとダーリングハーストのクラブ77で開かれたパーティに参加した数人の旅行客から感染が広がったとされている。

 ウェイバリーLGAでは、バックパッカー・ホステルが感染を広げる温床になる可能性もあり、ポーラ・マッセロス市長は、「職員が各ホステルを検査し、正しく政府指示を守っているかどうかチェックしている。さらにどう措置するかは、NSW州保健局の指示を待っている」と語っている。

 公衆衛生専門家は、「人々が外を歩き回るのも問題だが、バックパッカーは大部屋に複数の人が寝泊まりするため感染の危険がある」としている。
■ソース
Sydney’s most expensive suburbs are coronavirus hotspots, according to NSW Health data

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