NSW、南部海岸地域の火災東進で人家にも被害

ブルーマウンテンの煙、シドニー都市圏を覆う

 NSW州南部海岸地域のミルトン、アラデュラの南西内陸カロワン地区のブッシュファイアは風に煽られて東進しており、12月2日にはクライド川を越えたと伝えられている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 火災はイースト・リン地区に近づいており、すでに建物に被害が出ている。また、同日午後にはプリンセス・ハイウェイ沿道で燃えており、同ハイウェイはアラデュラとベイトマンズ・ベイの間で通行止めになっている。そのため、海岸沿いの集落は避難路を断たれている。

 孤立しているのは、ターメイルからイースト・リンまでの区域、キオロア、ディーポー・ビーチ、ペブリー・ビーチ、プリティ・ビーチなどボウリー・ポイントからノース・デュラスまでの地域となっている。また、サウス・デュラスの住民はベイトマンズ・ベイ方向に、ターメイルの住民はアラデュラに避難するよう呼びかけが出ている。

 ブルーマウンテンのカトゥーンバ地区では、シーニック・ワールドの西方、クリフ・ドライブの西側でブッシュファイアが発生しており、煙が時には100km/hに達する西の風に乗ってシドニー都市圏まで流れ、シドニーの空は12月2日は一日中煙の臭いが漂っていた。

 郡部消防局(RFS)のアンジェラ・バーフォード広報担当官は、「消防士はクリフ・ドライブに沿って伸びる防火帯で火災を食い止めるため、山焼きを行っているが風が強く、作業が難航している。今週はずっと不利な条件が続くと予報されている」と発表している。

 ただし、火炎前線は強風にもかかわらず足踏みしており、火災警報も比較的低い「watch and act”レベルに留まっている。

 また、ショールヘイブン地域の火災は海岸に向かっており、「緊急」レベルが発令されている。その地域には「今から逃げてもむだ。建物に避難し、建物に延焼しないよう努力すべし、という警報が届いている。また、シドニー都市圏の煙は当分晴れそうにない。
■ソース
Buildings destroyed as Currowan fire races towards NSW South Coast communities
Winds wreak havoc on firefighting efforts near Katoomba

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