寒冷前線の前方で砂嵐がNSW州西部を包む

シドニー地域は週末の雨天に続いて23日から晴れ

 NSW州西部は旱魃のために表土が乾ききっており、少しの風でも細かい砂塵が吹き上げられ、黄砂現象になる。そのため、シドニー都市圏でも路上駐車の車が細かい砂塵で汚れるというのはほぼ日常化している。

 9月22日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、NSW州西部で砂嵐が発生、州南部ではスノーイー・マウンテンまで砂嵐が到達したと伝えている。一方、気象庁(BoM)は、シドニー都市圏は週末の雨続きも終わり、9月23日24日は晴れ空になると予報している。

 9月21日、NSW州中部・西部は寒冷前線がゆっくりと移動しており、BoMのジョーダン・ノータラ予報官によると、ゆっくりと移動する寒冷前線と強い北風のために乾ききった大地表土がはぎ取られ、風に乗って舞い上がっている。

 州中西部のフォーブズ空港では風速83km/h、コンドボリンでは81km/h、ワガワガでは70km/hを記録している。

 ノータラ予報官は、「砂嵐はスノーイー・マウンテンに到達し、ペリッシャー・バレーやスレドボでも砂塵が観測されている。強風もNSW州内で最大瞬間風速がスキー場のスレドボで139km/hを観測した」と発表している。

 バサーストからQLD州西部に延びるミッチェル・ハイウェイではネバータイヤとトランギーの区間が視界不良のため通行止めになっている。

 しかし、ダボのように砂嵐に覆われている地域では、必ずしも風が強いわけではなく、最高風速も69km/h程度となっている。

 シドニー地域は23日には摂氏22度まで上がり、晴れ、24日は摂氏20度程度でやはり晴れの見込み。
■ソース
Dust storm blankets parts of NSW after cold front

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