ゴスパーズ・マウンテンのブッシュファイア、南に飛び火

マウント・トーマで民家焼けるなど被害拡大

 ブルー・マウンテンの北側グロース川を挟んだ北側の台地、ベルズ・ライン・オブ・ロードに沿ったマウント・トーマ、マウント・ウィルソン、マウント・アービンなどがゴスパーズ・マウンテンから延びてきたブッシュファイアに晒されており、マウント・トーマ、マウント・ウィルソンで既にいくつかの建物が全焼したと伝えられている。

 また、東側でもいくつかのブッシュファイアが連結し、中部海岸地域に迫ってきている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ただし、トーマ、ウィルソンとも人身の被害は報告されておらず、ブッシュファイアも夜半には「watch and act」レベルに引き下げられた。

 NSW州郡部消防局(RFS)のロブ・ロジャーズ副長官は、「ブッシュファイアの南前線がかなり規模が大きくなったため、マウント・ウィルソン、マウント・アービン、マウント・トーマ、ベランビン、ビルピンなどの町が危険な状態になった。消防士はできる限り人家を炎から守ろうと努力しているが、燃え上がる炎と戦うのは容易なことではない。旱魃で乾燥しきっており、風がなくても猛烈な勢いで燃え上がっている。小康状態になってもわずかな間だろう」と語っている。

 さらに、「今後24時間の郡部消防局の戦略としては、予報されているように12月18日からの熱波到来の前にできるだけ人家を炎から守ることに専念するしかない。
ただし、どんな幻想も持ってはならない。このブッシュファイアを消し止めることはできない。まだまだ燃え続けることだろうし、人家の周辺でも燃え続けるだろう」と語っている。

 また、「可能な限り人家を守ることに尽力するが、地域住民やブッシュファイアと戦っている消防士のことが気がかりだ。この一週間はかなり厳しくなることは確かだ」と語っている。

 通行止めになっているベルズ・ライン・オブ・ロード周辺では木立ちが高さ70mの炎に包まれ、火の粉が飛び散っており、強い風のため5kmから6kmは飛び、あらたなスポット・ファイアを引き起こしている。
■ソース
Homes believed lost in NSW ‘mega blaze’ as firefighters tackle 70-metre flames in windy conditions

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